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天山の巫女ソニン(5) の商品レビュー

4.3

42件のお客様レビュー

  1. 5つ

    18

  2. 4つ

    13

  3. 3つ

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2012/02/01

2012.1.31〜2.1 最終巻。これまで読んできた、まとめみたいなものだけれど、それぞれのキャラも際立ち、成長し、思い入れもでてきて、とても良かった。結婚して終わりかな?という安易な発想とは違う、続きのあるような終わり方で、今後を想像することも楽しい終わり方でとても良かった。...

2012.1.31〜2.1 最終巻。これまで読んできた、まとめみたいなものだけれど、それぞれのキャラも際立ち、成長し、思い入れもでてきて、とても良かった。結婚して終わりかな?という安易な発想とは違う、続きのあるような終わり方で、今後を想像することも楽しい終わり方でとても良かった。このシリーズは一気に読めて、面白い。5年の後半くらいから読めるかな。

Posted byブクログ

2011/12/01

★あらすじ 大陸からつきでた半島には、沙維、巨山、江南という3つの国が並び立っている。 その中の沙羅の国で、天山で巫女になるべく、乳児のころから修行を続けてきたソニンだったが、ついに夢見の力をコントロールすることができるようにならず、12歳の時に「見込み違い」として、山を下ろされ...

★あらすじ 大陸からつきでた半島には、沙維、巨山、江南という3つの国が並び立っている。 その中の沙羅の国で、天山で巫女になるべく、乳児のころから修行を続けてきたソニンだったが、ついに夢見の力をコントロールすることができるようにならず、12歳の時に「見込み違い」として、山を下ろされた。 家族のもとにもどり、普通の農家の娘としての生活を始めたソニン。 ミンという親友もでき、下界暮らしにも慣れてきた頃、ひょんなことから沙維の国の末王子、イウォルの元で働くことになる。 ★感想 ソニンは↑のように、生まれてすぐから超ストイックな生活と育てられ方をしていたため、欲はないし、裏表もない、超素直でまっすぐな娘なわけです。 そんな彼女の影響で、気むずかしいイウォルをはじめ、隣国の王子や王女も変化していきます。 ソニンがつないだ彼らの交流は、緊張状態にある三国の関係をどう変えていくのか……という、冒険ファンタジーです。 これの1巻が菅野さんのデビュー作で出世作なんだね! これでいっぱい新人賞もらってらっしゃいます。 5巻シリーズの1冊ごとにソニンは窮地におちいるんですが、児童文学だけに、確実に乗り越えられることがわかってるので、ハラハラしつつも安心して読めます。 ハリポタみたいに、いきなり主要キャラが亡くなったりとかはありませんのでね^^;

Posted byブクログ

2011/11/20
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遂に最終巻となってしまいました。 ソニンの新しい旅立ち、3国の王子たち、王女の今後の生き方が感じられました。 運命に選ばれるのではなく、自分で選びとった運命を生きていく、巫女のノアの締めのことばがこの話をまとめてくれましたね。 久しぶりに夢中になって読んだ本でしたね。 菅野さんの今後に超期待です。

Posted byブクログ

2011/10/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ついに最終巻。 江南のクワン王子、巨山のイェラ王女はそれぞれ、苦しい立場ではあったが、確実に民や臣下たちから信頼を得るようになっていた。また、イウォル王子も江南や巨山の情報をよく知り、よく動き働き、パロル王の助けとなっていた。 そして、巨山が動き出した。江南と沙維との国境近くで両軍の小競り合いがあり、真相を突き詰めてゆくと、巨山がしくんだものだった。紛争は小さなもので終わったが、江南は巨山からの盟約をのむことになる。クワン王子は、巨山が沙維を侵略する戦争に巻き込まれる危険を感じ、反対するも、逆に王宮からも民たちからも孤立してしまう。 いよいよ、沙維も危うしとなり、パロル王は民を早めに避難させはじめる。また、イウォル王子らの助けによって、クワン王子は沙維にやってきた。 巨山の戦いの最前線にはイェラ王女がいた。しかし、父王の統治の仕方に疑問をもっていたイェラは、巨山の王女でありながら、心はソニンたちに近い。イェラ王女は父王の怒りにふれ、永久凍土に送られることとなる・・・寸前、江南がねがえり、巨山は兵を引くこととなった。 平和が訪れ、ソニンはある決意をする。イウォル王子の元を離れ、新しく広い知識にふれるため、学びの旅に出るのだ。そしてまた、王子に諸国のことを話しするのだ・・・。

Posted byブクログ

2011/10/26

シリーズ最終巻。 巫女として落ちこぼれと判断されたソニン。 里におりて、そこに生活する人々と触れ合い、三つの国を見て、巫女ではなく人間として成長してきたソニンが選んだ自分の道とは・・・ クワン王子にイェラ王女、そしてイウォル王子が転機を迎えた気がします。 特にイウォル王子は1巻か...

シリーズ最終巻。 巫女として落ちこぼれと判断されたソニン。 里におりて、そこに生活する人々と触れ合い、三つの国を見て、巫女ではなく人間として成長してきたソニンが選んだ自分の道とは・・・ クワン王子にイェラ王女、そしてイウォル王子が転機を迎えた気がします。 特にイウォル王子は1巻から比べたら、すごく成長したなぁ… 3人ともに影響を与えたのがソニンの存在。 そしてそんなソニンと対となるのが、レンヒなんでしょうね。 何にも持っていないおちこぼれ巫女が1人の普通の人間として成長し、王子・王女たちを成長させていく・・・とっても面白いシリーズだった(^^♪

Posted byブクログ

2011/11/11

終わってしまいましたね…。名残惜しいような気もするのですが、児童書としては、主人公が成長したら、お話はきちんと終わるべきだと思うのです。そんな意味でも、安心して子どもたちにこのシリーズをおすすめできます。

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2011/09/25

抗えない運命にもきちんと向き合い、一生懸命生きるソニンに惚れ惚れd(^_^o) 何となく釈然としない最後だったけど、みんなハッピーエンドでよきかな、よきかな♬

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2011/09/17

とりあえず終わってしまった。 外伝がでるらしいと、どこかで見たが、どこだったんだろ? 本当だといいなー ソニンの成長物語。 最後のほうに 人間は七割が流される人間だ という、言葉がでてきて本当にそうだなぁと思う。 今の日本はどうなるのだろう? この物語のように上手くいけばよいの...

とりあえず終わってしまった。 外伝がでるらしいと、どこかで見たが、どこだったんだろ? 本当だといいなー ソニンの成長物語。 最後のほうに 人間は七割が流される人間だ という、言葉がでてきて本当にそうだなぁと思う。 今の日本はどうなるのだろう? この物語のように上手くいけばよいのにと。

Posted byブクログ

2011/09/11
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談話室でオススメされてたのを一気読み。 朝鮮王朝時代?の韓国をモデルにしたような世界観のFT。 面白かったー。終わり方も良かった。 作者は福島県浜通りのご出身とのこと。 一日も早い東日本の復興を。 与えられた道を歩むのではなく、自ら道を選ぶソニンの強さを。

Posted byブクログ

2011/08/13

天山を下りたソニンの仕事とは?夢見もできない普通の少女になぜ3国の王子王女たちが惹かれるのか。 物語の結末に納得。 読み応えがあるシリーズ。

Posted byブクログ