1,800円以上の注文で送料無料

児玉清の「あの作家に会いたい」 人と作品 の商品レビュー

3.5

52件のお客様レビュー

  1. 5つ

    5

  2. 4つ

    19

  3. 3つ

    20

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2021/10/05

芸能界随一の読書家であった児玉清氏(1933-2011)が、NHKのテレビ番組「週刊ブックレビュー」で司会役を務めた際に、〝作家という仕事を生業にしている人たちは、一体どんな人たちなのか〟〝物語を紡ぎ出す作業とは どんなものなのか〟ワクワク感を胸に秘めながら、25人の作家とその作...

芸能界随一の読書家であった児玉清氏(1933-2011)が、NHKのテレビ番組「週刊ブックレビュー」で司会役を務めた際に、〝作家という仕事を生業にしている人たちは、一体どんな人たちなのか〟〝物語を紡ぎ出す作業とは どんなものなのか〟ワクワク感を胸に秘めながら、25人の作家とその作品について対話された貴重な記録です。角田光代、村山由佳、江國香織、北方謙三、浅田次郎、三浦しおん、宮部みゆき、北村薫、小川洋子、東野圭吾、桜庭一樹・・・作品の創作には、語り尽くせぬ並々ならぬ苦労があったことを改めて知らされました。

Posted byブクログ

2018/07/25

名だたる作家たちと、愛読家の児玉さんとの対談集。 作家たちの子ども時代、作家を志したきっかけ、小説を書く時に心がけていることなど、その人のルーツと言える部分にまで踏み込んだ話がたくさん。 一人一人のパーツが短いので、スッと読める。

Posted byブクログ

2017/09/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

図書館の本 読了 内容(「BOOK」データベースより) 小説って、本当に愉しいですね。芸能界きっての読書家・児玉清が、人気作家たちに根掘り葉掘り。「PHP」誌で大好評の連載対談、待望の単行本化。 ほとんど読んだことのない作家さんとの対談ですが児玉清のインタヴューで面白く読めました。 各作家さん読んでいた本とかかぶるのがおもしろい。 読んだことないけれど、この人の本は読みたいと思った作家さんもいたので、メモ取りつつよみました。 いつか気になった本もよんでみたくなりました。

Posted byブクログ

2015/11/29

 タイトルに「対話」とあるのですが、お話しているのはほとんど作家さんで、でもそれが児玉さんらしい。豊富な知識を持ちつつもそれを決してひけらかしたりはしない謙虚で知的な姿勢と、何より本が好きで作家さんを尊敬している様子がひしひしと伝わってきて、改めて児玉さんの素敵さを思い知る。  ...

 タイトルに「対話」とあるのですが、お話しているのはほとんど作家さんで、でもそれが児玉さんらしい。豊富な知識を持ちつつもそれを決してひけらかしたりはしない謙虚で知的な姿勢と、何より本が好きで作家さんを尊敬している様子がひしひしと伝わってきて、改めて児玉さんの素敵さを思い知る。  また、どの作家さんのお話も面白かった。やっぱり本との関わり方も作品の書き方も十人十色で興味深いものばかりだ。そしてさらに作家さんへの尊敬の念は増すばかり…。

Posted byブクログ

2015/02/06

感想はブログにて。 http://croco.blog14.fc2.com/blog-entry-159.html

Posted byブクログ

2015/01/16

作家に尋ねるタイプの本は多々あるが、この本が素晴らしいのは、本をこよなく愛す児玉清さんだからこそ展開される、本(作品)を愛する人たちの宇宙が展開されるところ。 読んでいて、気持ちがいい。 https://www.amazon.co.jp/review/R3JE14H1H5Q3...

作家に尋ねるタイプの本は多々あるが、この本が素晴らしいのは、本をこよなく愛す児玉清さんだからこそ展開される、本(作品)を愛する人たちの宇宙が展開されるところ。 読んでいて、気持ちがいい。 https://www.amazon.co.jp/review/R3JE14H1H5Q3AE/ref=pe_1162082_175797672_cm_rv_eml_rv0_rv

Posted byブクログ

2014/06/29

児玉清と25人の作家の対談集。子ども時代の読書遍歴、小説を書く切っ掛け、作家となるということとは? おすすめの本、と読み応えのある内容ですが、如何せん一人当たりの分量が少なく消化不良を起こしている部分も。エンターテインメント系の作家が多くメジャーな方が多いのが特徴でしょうか。それ...

児玉清と25人の作家の対談集。子ども時代の読書遍歴、小説を書く切っ掛け、作家となるということとは? おすすめの本、と読み応えのある内容ですが、如何せん一人当たりの分量が少なく消化不良を起こしている部分も。エンターテインメント系の作家が多くメジャーな方が多いのが特徴でしょうか。それは掲載誌の都合かも知れませんが。少し前に出た本なので却って現在や未来への話を噛み砕いて読むことができました。

Posted byブクログ

2014/04/23

児玉清さんと作家25人の対談集。 豪華な方々だけど、みなさんあっという間で、もっといっぱい読みたいと物足りなく感じた。 でも、短いながらも所々響く言葉があったり、それぞれの作家さんのオススメ本も載っていて、興味をそそられる。

Posted byブクログ

2014/01/04

雑誌PHPの連載だったようだが、中身はスカスカ、語り口は雑誌対談記事的ベタベタ文体編集が施されているために、どの作家も全部同じに見える。読んでも何も得られない本だ。

Posted byブクログ

2013/06/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

メンツが思いっきり豪華。 それ故1人当たりのヴォリュームが物足りないことこの上ない。 この3倍くらいページ使ってもいいと思う。 書く人と読む人、という対比はあるものの 相手は児玉さんなのでその辺の線引きは曖昧なのかな。 なんだかこの対談集を読んでいると 自分も書けるんじゃないかという壮大な勘違いをしてしまうのが怖い。 書いてみたいと思うのと、実際に書けるかどうかは天と地ほどの違いがある。 そんなことを考えながら読んでたら、有川浩さんの『ストーリーテラー』を思い出した。 それぞれのインタビューの最後についていたおすすめ本も気になる。 こういうところから次の触手が伸びるんだよな。 大体が和やかに進んで行ってる対談の中、三浦しをんさんと有川浩さんの回だけは 新しい理解しにくい言葉が出てきて若干困惑気味な児玉さんの姿が見て取れる。 失礼ながらおじいちゃんと孫の会話を覗き見しているような感覚が面白かった。

Posted byブクログ