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幕末遊撃隊 の商品レビュー

3.8

14件のお客様レビュー

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2020/04/16

やっぱり池波正太郎は面白いね。 内容は、幕末の世に徳川側に属する伊庭八郎が主人公。 幕末関連の読み物は沢山ありすぎて、とても読み切れるものでは無いけど、まずは一冊の中に入れて良いと思います。 登場人物は、当然の事ながら実在していた人達ばかりなので、ここから興味を持った人の本に触れ...

やっぱり池波正太郎は面白いね。 内容は、幕末の世に徳川側に属する伊庭八郎が主人公。 幕末関連の読み物は沢山ありすぎて、とても読み切れるものでは無いけど、まずは一冊の中に入れて良いと思います。 登場人物は、当然の事ながら実在していた人達ばかりなので、ここから興味を持った人の本に触れていくのも面白いかと思います。 倒幕派の想い、佐幕派の想い、どちらも史実として知っておいた方がイイですもんね。 で、そんな歴史を池波正太郎はおもしろおかしく書いてくれます。 大政奉還をした時と、政権交代した今。 官僚、派閥に感じがらめになっていた世の中を変えていこうという気運。 なんか似てるような気がする。

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2018/12/02

幕末の騒乱のなかに青春を送り、27歳で散った伊庭八郎。 賊徒になっても幕府を、いや、徳川家を守る。 その志だけで27年という、太く短い人生を送ってきた。 現代の我々には、到底、考えられることではない。 懸命に駆け抜けた人生が悔いのない一生であったと信じたい。

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2018/06/24

秋山氏の描いた傑作「伊庭八郎 凍土を奔る」とどんな感じで違うのだろうと思っていたのだけど、別な意味で幕末の混乱に巻き込まれた一人の青年の青春物語として傑作だなぁと。

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2015/09/19

歴史は勝者によって作られますね。幕末の本は、山岡鉄舟なども読んで、敗者から見た歴史もありですね。伊庭八郎は知らなかった。

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2014/09/03

心形刀流の伊庭八郎を主人公にした幕末の話。隻腕の剣士として有名で、壮絶なエピソードがおおい剣士ですが、この本では思想的なものより友情や心情といった点に着眼し江戸っ子気質を描いている印象です。

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2013/09/03

幕末の剣士・伊庭八郎の27年間の生涯を描く、己の病の事を誰にも悟られることもなく幕末の風雲の中駆け抜けた男。小説仕掛人の異名をもつ池波正太郎が伊庭の病の秘密を明らかにせず物語を展開する。 流石だ。この作品では、伊庭八郎、榎本釜次郎(武揚)、山岡鉄太郎(鉄舟)などがイキイキ描かれて...

幕末の剣士・伊庭八郎の27年間の生涯を描く、己の病の事を誰にも悟られることもなく幕末の風雲の中駆け抜けた男。小説仕掛人の異名をもつ池波正太郎が伊庭の病の秘密を明らかにせず物語を展開する。 流石だ。この作品では、伊庭八郎、榎本釜次郎(武揚)、山岡鉄太郎(鉄舟)などがイキイキ描かれている。

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2012/11/06

伊庭八郎・・・。 幕末には色々な人がいたんだなー。滅美に向かった軌跡は、新選組副長土方歳三に重なるものがあるなー。交流はなかったのだろうか・・・?

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2012/10/09

「隻腕の伊庭八」を初めて知ったのは、実は『るろうに剣心』。当時は実在の人物だとは思わず、和月先生の創作だと思ってました。 それから十何年が経ち、ようやくこの手の小説を理解しながら読めるぐらいになったかな、という感じです。 解説にも書かれてますが、こういう作品を読むと、学校で習っ...

「隻腕の伊庭八」を初めて知ったのは、実は『るろうに剣心』。当時は実在の人物だとは思わず、和月先生の創作だと思ってました。 それから十何年が経ち、ようやくこの手の小説を理解しながら読めるぐらいになったかな、という感じです。 解説にも書かれてますが、こういう作品を読むと、学校で習った歴史というものがいかに片方からの偏った意見に頼っているかが分かる。薩長同盟というものは、歴史の教科書だけ読んでいると凄く革命的で正しいものであったかのように見えるけど、裏を知るとかなり姑息だったことが理解できます。 読んでいて、文章が非常に美しくて流麗で、400ページもあるのにそれを全く感じずに一気に読み切りました。さすが池波正太郎、です。読み終えてから出版年を見たら1977年となっててビックリ。2009年の改訂新版だとは言っても、文章の清冽さには驚くばかりです。

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2011/06/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

新撰組繋がりで気になった伊庭八郎が主人公。 江戸っ子で粋で格好良い伊庭八郎。 労咳を圧して、壮絶な人生を駆け抜ける。

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2012/10/25

伊庭の小天狗と呼ばれた義侠の人、伊庭八郎を主人公にした物語。池波先生だからこそ書ける生粋の江戸っ子伊庭八がとにかくカッコ良くてあっという間に後半まで…いったんですが何を間違ったか途中で違うものに手を出してしまったらしく未だ読みかけのまま止まってます(汗) また読み終わったらちゃん...

伊庭の小天狗と呼ばれた義侠の人、伊庭八郎を主人公にした物語。池波先生だからこそ書ける生粋の江戸っ子伊庭八がとにかくカッコ良くてあっという間に後半まで…いったんですが何を間違ったか途中で違うものに手を出してしまったらしく未だ読みかけのまま止まってます(汗) また読み終わったらちゃんと感想書きたいな〜。あ、「その男」の八郎さんも大好きですよ!

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