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フィルム の商品レビュー

3.5

34件のお客様レビュー

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2012/07/04

小山薫堂の小説。 「考えないヒント」と一緒に読むと面白い。 金沢市海みらい図書館のナイトライブラリ企画の朗読会で取り上げられたことから、読書。短編小説だが、最初の「フィルム」からかなり面白い。電車の中で思わず、涙ぐんでしまいました。

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2012/06/30

短編集です。 その中でも、「タワシタ」が一番、素直に読めて、面白かったです。 会話も混じる日記が淡々と書かれているのだけれど、仲間とワイワイしている様子が本当に楽しそうで夢が溢れていて、気づいたら笑顔にさせられちゃう、そんなお話です。

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2012/05/20

どことなくオシャレでテンポのよい短編集。各主人公の気持ちの描写が丁寧で、その言葉の選び方がいい感じなのかな。その点はさすがに放送作家的なセンスかもと思いました。ただ、驚くような感動はなく、星4つです。

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2012/04/11

Amazonのリコメンドに突如出現した小山薫堂の短篇集。 おそらくフィルムカメラに関する書籍をAmazonで買いまくっていたためと思われる。 作者の本業は放送作家・構成作家・脚本家であり、代表的な作品としては 「カノッサの屈辱」「料理の鉄人」。そして、「おくりびと」の脚本もこの...

Amazonのリコメンドに突如出現した小山薫堂の短篇集。 おそらくフィルムカメラに関する書籍をAmazonで買いまくっていたためと思われる。 作者の本業は放送作家・構成作家・脚本家であり、代表的な作品としては 「カノッサの屈辱」「料理の鉄人」。そして、「おくりびと」の脚本もこの人。 このフィルムは、初の本格的小説ということで話題になったらしい。 全10篇、さっくりと読めるケレン味の無い作品集。 状況設定が非常に解りやすいため、あっという間に物語の中に入って行く事が出来る。 どのエピソードもなんらかの覚えがあるかのように錯覚させるテクニックは一流。 決してつまらない本では無いのだけど・・・。 残念ながらちょっと軽い。ポストバブル時代を描いている作品なのだけど、どうも バブルを引き摺っている気がしてしまう。文体はストレートで丁寧なんだけど、 何故だか解らないが上からの目線を感じちゃうのは、あそこで勝ち組になれなかった 我々世代の僻みなのかなぁ? 昔よく年末にやっていた「季節はずれの海岸物語」とかが好きな人にはいいと思います。 ・・・あ、そっか、トレンディ系のドラマにすればかなり良い素材になるかも。

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2011/12/12

実家に置いてあったので暇潰しに手に取った割には、当たりな本でした。 さらっと読みやすくて、べたつくこともなく、ちょっと幸せな気持ちになれるような小説が続く。 出てくる料理がことごとく美味しそうで、気になるところでしたが。あ、あと酒が出てくる率も高かったかな?(笑) 作者のことも何...

実家に置いてあったので暇潰しに手に取った割には、当たりな本でした。 さらっと読みやすくて、べたつくこともなく、ちょっと幸せな気持ちになれるような小説が続く。 出てくる料理がことごとく美味しそうで、気になるところでしたが。あ、あと酒が出てくる率も高かったかな?(笑) 作者のことも何も知らない本を手に取って、十分に楽しめる良い出会いでした。

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2011/09/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ひとつひとつの小説が心温まるやさしいお話で 気持ちが暖色系の毛糸で包まれるよう 短編じゃなくって、もう少し長いお話にしたらいいのではと 思えるものばかりなんだけど、それがまたいいのかもしれない

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2011/08/02

「恋する日本語」は短くて良かったけど、それが短編まで延ばされると、ご都合主義的な所が鼻につく。オハナシを作る人じゃなくて、ドラマを作る人なんだな

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2011/08/01

都会に生きる人々を切り取る短編集。男性の書く文章だなあという感じがする。放送作家だったというのを見て、成る程と合点がいったのは、毎話ストンと話が終わるようになっていたのと同時に、映像が何となく目に浮かぶから。なんか抑圧的というか、都会という街に押し込まれているような感じがちょっと...

都会に生きる人々を切り取る短編集。男性の書く文章だなあという感じがする。放送作家だったというのを見て、成る程と合点がいったのは、毎話ストンと話が終わるようになっていたのと同時に、映像が何となく目に浮かぶから。なんか抑圧的というか、都会という街に押し込まれているような感じがちょっとしたり。

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2012/03/23

うーむ、都会的だ。 街の風景や飲食店がたびたび登場するので、田舎者の私にはうらやましい限り。 終わりに、小さな幸せを感じられるようなお話が多かったです。 表紙オサレ。

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2011/07/18

「フィルム」(小山薫堂)読了。ひとはだれでもふと立ち止まってしまう時がある。道を見失ったり行き止まりだったり恐怖や悲しみのせいだったりして立ち止まる。そんな時この本を読んでみてください。さりげなくそっと背中を押してくれますよ。もしかすると忘れていた何かを思い出すかもしれません。

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