シングルベル の商品レビュー

山本幸久【著】

2011/09/07

前半はなかなか面白かったけど、三婆がいただけない。彼女達が表舞台に登場してからはなんかいやな感じだ。こんな三婆が親戚にいたら絶交する。

2009/11/08

お仕事系小説ではいつも僕に前向きな気持ちと元気をくれる大好きな山本さんの小説。　

今回は婚活をベースに当の本人より親が躍起になってあれやこれやと手をまわす。　

パワフルお婆の三姉妹に女性3人のキャラはいかにも山本さんらしくていきいきとしてるんですが肝心のストーリーがあっちゃこっちゃっと行ってしまって中途半端でごちゃごちゃになってまとまりがなくなって何を書きたいのかが分からなくなってしまったのが残念でした

2009/10/04

今話題の”婚活”をテーマにした小説。
もっとも”婚活”に必死なのは、本人達ではなく周囲で、それゆえ滑稽なんだけど。
自分の周りに陽一のおば３人衆みたいな親戚や知り合いがいたら、大変だったろうなー。

最後が駆け足で無理やりまとめた感があって、評価を下げたけど、まぁ相変わらず読みやすくて一気に読みました。

2011/07/21

なかなか結婚しない息子や娘を持つ親が、子どもの結婚相手探しのセミナー（？）に集まる。陽一くん（36歳独身・貧乏絵画修復士）の父親もキク・タカ・ツユという３人の姉（いずれも婆さん）にケツを叩かれ出席する羽目に。そこでいずれも娘を持つ３人の親に出会う。それぞれ３人の娘は次々と、何故か仕組まれたように偶然陽一くんと出会い始める。しかし当の陽一くんとはいっこうに恋愛関係に進まない。そして彼女たちの周囲の仲間も含み仲良しグループになっていく。仕組んだのは？陽一くんがなかなか結婚を意識しないのは？陽一くんの前に現れる３人のお嬢さん（といっても三十路）の視点で物語は描かれる。それぞれの人生を歩んできて、今も歩んでいる彼女たちの生き方が各人とても魅力的です。そして前述の謎が解けた物語の最後に、陽一くんは一人の女性を選びます。それは誰か？答えは…読んでのお楽しみ。楽しいお話でした。ネタばらしますのでご注意を！　　　　↓本作はriddle storyです(^o^)