シングルベル の商品レビュー

山本幸久【著】

2011/05/28

子供の結婚相手を探す親の話から始まり、当人たちの語りに
なり、最後は最初の章に出てきた親の息子が結婚出来るか！？
ってところで終わる物語。息子の結婚相手候補に３人の女性が
出てくる。どれも素敵な女性って感じに描写されており
息子に恋心を抱く従姉妹12歳の存在もからまり、さらに
息子の伯母たちもからまり、物語は展開していく。
面白いことは面白いけど、含みを持たせた描写がわかりにくく
途中から３人の女性とその仲間たちまでみんな入り乱れてくるので
読むのやめようか、先は読めるし、でもまぁ読むかという
惰性な気持ちで読み進めた。読後なーんにも残らず
ただの暇つぶし作品という感じ。面白い本は二度三度と
展開がわかっていても文章を楽しむために読みたくなるものだけど
この本はもう二度と開くこともないし、人に勧めることもない。

2011/03/17

我が子の相手探しに結婚セミナーに奔走する親たち、その切実な願いを軽やかにひっくり返す息子&娘たち

30代の男ひとり、女3人のドタバタ劇
いつまでも独身でいる子供にヤキモキするまわりの大人たちの
必死の姿が微笑ましいｗ

2011/03/12

以前に山本幸久の床屋さんへちょっとを読んで面白いなって思い、この作者の他の小説も読みたいと思っていたので、家でこの本を見つけるとすぐに読んだ。ストリー全体のゆるい雰囲気で、時々くすって笑えたりして、とても読んでて和んだ。最後いきなり話が進んでびっくりしたので、もう少し２人がどのように互いを意識しだしたかとかあった方が良かったかなって思う。山本幸久の他の小説をもっと読みたくなった。

2010/12/19

親達による子のための婚活の話。
結局主人公が一体誰と交際することになったのかを明かしてくれないところが憎い作品。

2010/12/18

結婚できない（しない？）アラサーアラフォー男女５人物語。
婚活って、なんで当人より周りの方が盛り上がっちゃうんでしょうねぇ。

今回はすみれ・彩子・カトリーヌという３人の女性になぜか気に入られてしまった絵画修復士・陽一が、最終的に誰を選ぶのかという面白さがあったのですが、それ以上に周りの（そして女性３人の）キャラがたってて、その個性だけでも読ませてくれるところがありました。
さすが山本さん。
陽一の大おばが、超地元のロッテ○アでお見合い計画を練り上げていたのには吹いちゃいましたが。
なんか・・・親近感ｗｗ。
陽一がラスト辺りで急に恋に落ちちゃうところはやや不自然かな～という気がしなくもないのですが、テンポよく気楽に読める物語で、十分楽しませていただきました。

2010/08/23

レビューは→http://ameblo.jp/sean-north/entry-10535739021.html

2010/07/19

未婚30代の子を持つ親が
親向けの婚活セミナーに参加

草食系男子
絵画修復師の陽一は
親の策略で
３人の花嫁候補と出会う

子を思う親
未婚の女性
のんびりしてる陽一
それぞれの気持が
かわいらしく
楽しげに伝わってくる

だけど
なんとなく結末は
不完全燃焼

2010/07/13

マイペースな陽一を結婚させるべく，叔母3人があれこれ画策して，
偶然を装って3人の女性に出会わせる話。

邪道なラストに持っていくためにストーリーが窮屈になってしまい，残念。
親戚の小学生美和子がかわいい。

2010/06/11

軽くてテンポの良いのが著者の魅力だけど、これはどうも漫画的過ぎやしないか？

一応恋愛小説とはいってるけど、三人の女性と陽一との絡みがほとんどなく、あまり中身がない印象。伯母達のインパクトだけが異様に強い。

2010/06/08

民生だとかユニコーンとか、小説の中で出会ったことがなかったので、
驚いた。世代が一緒。
男の人の名前、陽一だし。