日銀を知れば経済がわかる の商品レビュー
難しいことを分かりやすく伝えることができる人は尊敬できる。 池上彰、否定派の人割といるけど私は好きです。 プレゼン能力とか話し方とか見習いたい。 この本を読んで、日銀のことがよくわかった。 でも残念ながら経済のことはよくわからなかった。
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大分前に読み終わったけど、日銀の話を聞くのは中学の公民やセンター試験受験の政治経済で学んで以来の気がする。 公定歩合ってもう景気刺激策としては使われてないんだね~。初めて知った。それ以外にも、10年以上ぶりに知識がアップデートできて、読んでよかった。 ここまで来ると、池上さん...
大分前に読み終わったけど、日銀の話を聞くのは中学の公民やセンター試験受験の政治経済で学んで以来の気がする。 公定歩合ってもう景気刺激策としては使われてないんだね~。初めて知った。それ以外にも、10年以上ぶりに知識がアップデートできて、読んでよかった。 ここまで来ると、池上さんの本はさらに読みたくなるし、それはもはやブランドなんだなと思う。
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さすが池上さんというべき程にわかりやすくまとめてあった。 以下、理解した内容をメモ。 ・世の中を回った紙幣は各金融機関を通じて再び日銀に戻ってくる⇒偽札が混じっていないかのチェックと傷んだお札を新しいお札と交換 ・古代ローマ 給料として塩(サラリウム)⇒サラリーの語源 ・日本...
さすが池上さんというべき程にわかりやすくまとめてあった。 以下、理解した内容をメモ。 ・世の中を回った紙幣は各金融機関を通じて再び日銀に戻ってくる⇒偽札が混じっていないかのチェックと傷んだお札を新しいお札と交換 ・古代ローマ 給料として塩(サラリウム)⇒サラリーの語源 ・日本 稲⇒「ネ」⇒値 ・「予言の自己実現」みんなが予測すると市場経済では結果的に起こる ・日本版ロンバート型貸出⇒取引先に融資する資金が必要になった金融機関が日銀に資金の貸し出しを申し込むと、担保をとって貸し出す⇒金融機関は他の金融機関から資金を借りることができなくなっても日銀から借りれる⇒金融不安解消へ ・準備預金制度⇒金融機関は日銀の当座預金に一定額を預金する ・生命保険会社は客から預かった保険料を運用するために大量の株を保有 ・「日銀短観」=全国企業短期経済観測調査 ⇒民間企業一万社を対象に年に4回実施している調査 ・さくらレポート⇒各地域の景気を表す ・日銀考査⇒金融機関の経営状態を信用・市場・流動性の各リスクから調べる ・FRB(連邦準備制度理事会)⇒アメリカにある全国の連邦準備銀行を統括する ・ブレトンウッズ体制(1944年)⇒ドル基軸/バンコール(新たな国際通貨)ケインズ─IMF(国際通貨基金)が世界の中央銀行になるべき ・奴雁⇒雁の群れが餌をついばんでいても、必ず一羽は首をあげて周囲の様子をうかがい、危険が迫っていないか番をする⇒日銀総裁の中で高い評価を得た前川春雄が好きな言葉。彼は第二次オイルショックから立て直した人。
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むかーし習った用語(公定歩合、公開市場操作、コール市場とか)が、懐かしく思い出されると同時に、平易な表現でわかりやすく書かれていた。大学などで学んだ時よりも、より深くかつシンプルに理解しなおせたように思う。おさらいにオススメ。
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勉強になりました。 テーマとしては”日本銀行”ですので、ちょっと難しいというイメージを持ってしまうかもしれませんが、そこはさすが池上氏、大変読みやすく頭に入ってきやすいです。 ・日銀は知っているけど、詳しく何をしているのかがわからない。 ・日銀の役割とは? ・世界において日銀の立...
勉強になりました。 テーマとしては”日本銀行”ですので、ちょっと難しいというイメージを持ってしまうかもしれませんが、そこはさすが池上氏、大変読みやすく頭に入ってきやすいです。 ・日銀は知っているけど、詳しく何をしているのかがわからない。 ・日銀の役割とは? ・世界において日銀の立ち位置とは? など気になる方はぜひお勧めです。
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基礎の基礎から日銀のお仕事を説明してくれています。 上っ面しか知らなかった言葉や仕組みの成り立ちから機能、担っている期待まで知ることができて、日経やニュースを見る際に、今までより深い理解を得られると思われます。 池上彰さんの別の著書もどんどん読んでいきたくなりました。
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日銀の仕組みと貨幣の歴史については詳細に書かれていたけれど、それで経済が分かるということはない。日銀や通貨制度について知りたい人にはオススメできる本だが、経済を知りたいという人の期待には応えられない。
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経済の素朴な疑問が日銀という軸を中心に置いて考えていくことによって、分かりやすく解説されている。何度も読みかえしたい一冊。それにしても池上さんの本の後ろにある参考文献集の膨大さにはいつも驚かされる。
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本書を読むまで日銀に対する理解は、「銀行の銀行」、「発券銀行」、「市場の調整」など大まかな枠組みでしか理解していませんでした。 本書は、日銀の歴史から組織、役割などが詳細に書かれています。私が知らなかった点は、民間銀行の当座が日銀にあり、その口座間で資金の移動が行われている。政...
本書を読むまで日銀に対する理解は、「銀行の銀行」、「発券銀行」、「市場の調整」など大まかな枠組みでしか理解していませんでした。 本書は、日銀の歴史から組織、役割などが詳細に書かれています。私が知らなかった点は、民間銀行の当座が日銀にあり、その口座間で資金の移動が行われている。政府が資金を調達する場合は、国債を民間銀行に買ってもらう。(日銀は政府から直接国債は買わない。日銀は市場にでまわっている国債のみを購入する) ペイオフはすべてに適用されているわけではない。(決済用預金の当座預金等はペイオフは適用されていない) これ以外にも多くの発見がありましたが、金融に関しては日々時代が変わっていきますので今回の情報ですら陳腐化していく恐れがあります。 あくまで登竜門として基礎を学ぶには適している本だと思います。
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かなり分かりやすく日銀の説明をしてくれている。逆にこの本を読むまで日銀のことを何一つ理解していなかったことを実感。 高校・大学と何を学んできたのだろうか。自分のあまりの無知さ加減にため息がでそうです。
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