てのひらのメモ の商品レビュー
裁判員制度を題材にしている。 夫を自損事故で亡くし、保育所に通う6歳の子どもを一人で育てている広告広告制作会社で働くキャリアウーマン千晶。息子は喘息の持病がある。 発熱し、保育園から連れ帰ってきたけれど、症状が収まったように見え、大事な会議があった千晶は子どもを家で寝かせた...
裁判員制度を題材にしている。 夫を自損事故で亡くし、保育所に通う6歳の子どもを一人で育てている広告広告制作会社で働くキャリアウーマン千晶。息子は喘息の持病がある。 発熱し、保育園から連れ帰ってきたけれど、症状が収まったように見え、大事な会議があった千晶は子どもを家で寝かせたまま、仕事に戻った。夜8時までには帰宅できるだろうと。 しかし、色々な事情で帰宅したのは夜10時過ぎ。子どもは喘息の発作を起こして亡くなっていた。 千晶は「保護責任者遺棄致死」に当たるとして訴えられた。主人公福美はその裁判員に選ばれ、彼女の視点から裁判を描いた物語。 これだけなら、罪に問われないのではないかと思った。子どもの命が奪われた事実は重いが、それでもそう思った。 でも、裁判が進行していく中で、思いもかけない事実が明らかになっていく。その事実が分かる度に、読みながら「無罪」「有罪」で揺れ動いた。「あなたは母親でしょ」「私ならそんな行動は取らない」と思いたくなる場面もあった。 母子家庭における育児と仕事の両立の厳しさを感じた。特に子どもに持病があると尚更に。「助けて」と近くに頼れる人がいればいいのだけれど。様々な事情で母子家庭になることがある。その人達をどう支えるか。大切な社会問題の一つだと思う。 もう一点思ったのは、もし、千晶が「父親」だったら同じように訴えられたのだろうか、と。どれだけ重要な会議があっても、「母親なら」という偏見がありはしないだろうか。父親だったら、重要な会議があったら、それは仕方ないところもあった・・・みたいにとらえてしまうことがないだろうか。子どもの命は変わらないけれど。
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裁判員制度に着眼し、裁判の進行を中心に描かれた興味深い内容。 派手な事件ではなく母親が喘息持ちの息子を不注意から死なせてしまい、母親の過失ににどれだけの罪が課せられるのか注目される。 読み手によっても、様々な憶測や主観的な意見でそれぞれ違った考えがあると思う。 盲点によって真実が...
裁判員制度に着眼し、裁判の進行を中心に描かれた興味深い内容。 派手な事件ではなく母親が喘息持ちの息子を不注意から死なせてしまい、母親の過失ににどれだけの罪が課せられるのか注目される。 読み手によっても、様々な憶測や主観的な意見でそれぞれ違った考えがあると思う。 盲点によって真実が置き去りにされてしまうかもしれず、人が人を裁くことの難しさを思わずにはいられなかった。
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昔に読んで忘れてました。。 事件ではなくて裁判員制度の実例みたいな 感じでした。 こう、消化不良が残りましたな・・・。
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わーい夏樹静子の新刊だ!ミステリだ!と思って読んだらあまりミステリではなくがっかりしました(図書館で借りたので帯やあらすじを見ていない)。 裁判色が強すぎて、話題の裁判員裁判を小説にしてみましたって感じ。悪意があるわけでもないし被害者には罪がないし、なんとなく読んでて楽しくない作...
わーい夏樹静子の新刊だ!ミステリだ!と思って読んだらあまりミステリではなくがっかりしました(図書館で借りたので帯やあらすじを見ていない)。 裁判色が強すぎて、話題の裁判員裁判を小説にしてみましたって感じ。悪意があるわけでもないし被害者には罪がないし、なんとなく読んでて楽しくない作品でした。ミステリじゃないと思えば、まあ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
友人より借りた1冊。久しぶりに読んだ小説にてすぐに読破してしまった。導入時は騒がれたが最近あまり耳にしていなかった陪審員制度を取り扱った作品。 ごく普通の主婦の目線か被告、証人、弁護士、検事、そして裁判全体を見つめている。誰にでもあり得そうな心理を繊細に描写しており、ついのめり込んでしまった。貸してくれた友達に感謝。
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裁判員制度がテーマ。内容の知識なく読み始めたが、ぐんぐん引き込まれてしまった。最後にどんでん返しが来るのかと思ったが、意外とあっさりだった。田中好子主演でテレビ化されたドラマも見てみたい。
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……で?と言うのが一番正直な感想でした。 意外な真実が明かされるところはビックリしましたが、 この本全体を読んでも何が言いたいのかさっぱり分かりませんでした。 裁判員制度について詳しくなったり、 判決を下すことは難しいんだなあなんて思ったり、 感じただけのような気がします。 で...
……で?と言うのが一番正直な感想でした。 意外な真実が明かされるところはビックリしましたが、 この本全体を読んでも何が言いたいのかさっぱり分かりませんでした。 裁判員制度について詳しくなったり、 判決を下すことは難しいんだなあなんて思ったり、 感じただけのような気がします。 でも、この本を読んでいる間中、私も結構マジになって考えました。 被告人にどんな罪が相応しいのかとかそういうことではなくて、 被告人が置かれていた状況で、一体どんな気持ちだったのか。 そして考えても、もちろん分かるはずはないのです。 誰かのことを真剣に考えるということは、普段しないと思いました。 それはあまりにも疲れることだし、答えのないクイズのようなものです。 それに張本人ですら自分の気持ちなんて正確には把握してなかったりします。 けれど真剣に慮ることは必要なのです。 些細なことでも人を左右してしまうかもしれません。 被告人だって、前々からこんな風に周りの人に考えられていたら、 被告人席に立つことも無かったかも知れないなー なんて、つまりこういうことを考えさせたかった本なんでしょうか笑
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母親が子供の喘息発作をそれ程のことでもないと放置したことに罪があるか無いか、その量刑は?と、裁判員裁判になったときに自分が体験するだろう判断をどうするかという視点で読めばこれはおもしろい小説だと思う。
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裁判員制度の法廷もの。 喘息をおこしかかっている6歳の息子を ひとり放置したまま仕事や愛人の元へ行った女性。 息子はその間に酷い発作を起こし、窒息して死亡する。 母親は有罪か無罪か。 裁判員に選ばれてしまった女性の視点で描いた作品 かなり綿密な取材がされているようで、「裁判って...
裁判員制度の法廷もの。 喘息をおこしかかっている6歳の息子を ひとり放置したまま仕事や愛人の元へ行った女性。 息子はその間に酷い発作を起こし、窒息して死亡する。 母親は有罪か無罪か。 裁判員に選ばれてしまった女性の視点で描いた作品 かなり綿密な取材がされているようで、「裁判ってこんなふうに進んでいくのか」とよくわかりました。 自分もいつ選ばれるかわらかないんだし、興味深く読めたな。 罪を犯す人も、その環境も、本当にすぐ身近にもありそうだったし。
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裁判員制度をテーマとした物語。病気の子供を見殺しにした母親が被告人の裁判が舞台ですが、検察側・弁護側の主張をそれぞれ考えると、本当に分からなくなりますね。人が人を正しく裁くことって、できるんでしょうか。 もし自分が裁判員だったら。これは無罪だと感じてしまいますね。結果的には殺して...
裁判員制度をテーマとした物語。病気の子供を見殺しにした母親が被告人の裁判が舞台ですが、検察側・弁護側の主張をそれぞれ考えると、本当に分からなくなりますね。人が人を正しく裁くことって、できるんでしょうか。 もし自分が裁判員だったら。これは無罪だと感じてしまいますね。結果的には殺してしまったにしても、死なせるつもりはなかったんじゃないかなあ、と思いました。働く母親ってまだまだ周囲の理解が完全には得られないし、本当に大変だと思いますから。そして子供の行動が、何よりの証拠じゃないかと。
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