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企画脳 の商品レビュー

3.6

80件のお客様レビュー

  1. 5つ

    10

  2. 4つ

    30

  3. 3つ

    21

  4. 2つ

    8

  5. 1つ

    1

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2011/09/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

以下、気になったところを抜粋。 ●発想や企画というと、白紙の状態からウンウン唸るような感じがするが、じつはそうではなくて、自分が面白いと思ったことを思い出す、あるいは「記憶」に引っ掛かっていたことを拾い上げるという行為なのである。 ●記憶に残る「幕の内弁当」はないのだ。 ●A地点からB地点まで行くことは「移動」でしかないけれど、A地点からB地点にキョロキョロしながら行くと、それは「旅」に変わるのである。 ●高精度のアンテナで情報をキャッチすることよりも、自分の興味とか関心を、どれだけ頭のなかに蓄積できるかが問題なのだ。 ●自分が理解できるものにしか挑戦しない場合は、10はいつまでたっても10のままなのだ。 ●これだけ集めた情報がなぜ無駄かというと、自分で集めて蓄積しなくても、レンタルビデオ屋さんで借りてくれば済んでしまうからだ。ということは、視点を変えてみれば、レンタルビデオ屋さんを、自分のライブラリーだと思えばいいのである。つまり、自分がすべての情報を蓄積するのではなく、必要なときにピックアップするものだ、という考え方に辿りつくのである。では、何が必要かといえば、他の人が捨てて、気づかないような情報だけ持てばいいのだ。他人が捨ててしまっても、自分の興味が引きつけられて、頭の中に残っている情報のほうが重要なのだ。街に出て、自分で見たり聞いたり話したりして、「面白いな」と思えること、それが自分にとって本当の情報といえるだろう。 ●情報をいくら集めても、集めれば集めるほど、最大公約数しか示さなくなってしまう。情報が多くなればなるほど、平均化して当たり前になってしまうのだ。

Posted byブクログ

2011/09/14

「まず、面白いものを作れ。次の段階で必要なツールやメディアを考えていけばよい」とのことだが、今はアプリやソーシャル等、ツールが目的になってる企画が多いな〜と思う。というか自信がそうなってる…。アプリを作るとか、ソーシャルやるとかだったら、そのスケール感でしかなくなっちゃうよね。

Posted byブクログ

2011/09/13

秋元康著「企画脳」PHP文庫(2009) * 企画のヒントは記憶の延長線上にあります。つまり火のないところに煙は立たない。無から有は生まれないし、素材がなければ料理もできないのと同じです。 * 「根拠のない自身」というのは必要です。みな似たような能力があって、人間なんてあまり変わ...

秋元康著「企画脳」PHP文庫(2009) * 企画のヒントは記憶の延長線上にあります。つまり火のないところに煙は立たない。無から有は生まれないし、素材がなければ料理もできないのと同じです。 * 「根拠のない自身」というのは必要です。みな似たような能力があって、人間なんてあまり変わらない中で、どうやって人より前に出て企画を売り込んでいくか。そんなとき必要とされるのが、俺はジャンケンが強いという根拠のない自身です。 * 売れる企画、ものになる企画をうみだすためには、自分の得意分野を持つと同時に、負の要素も持っていたほうが良い。つまり自分の負の部分を認める勇気が必要です。 * 人の目を気にしないことを学ぶことは大切である。 * 誰からも愛される人間ではなく、ある種の毒や、独特の個性をもつことが大切だと考える。 * 高精度のアンテナで情報をキャッチすることよりも、自分の興味とか関心をどれだけ頭の中に蓄積できるかが問題である。 * 今後は「知らない、興味がない、わからない」とはっきりといえる価値観がもっと認められるようになると考える。 * 混沌と整理できない情報こそ、価値のある情報の原石である。 * バブルがはじけてもどこかで笑っていられるのは、潜在的な生命力のほかに、どこかで自分を客観的に眺めるゆとりを持っているということである。いざとなったら会社だってやめられるし、今の生活を捨てることができるという自尊心と誇りが必要である。

Posted byブクログ

2011/08/24

目的:数々の爆発的なヒットをとばしてきた著者から企画のコツを学び、その発想の仕方を自分の仕事にもいかしたかったから。 印象にのこった言葉 秋元流方法論 →差別化 →他が出してくる選択肢をどんどん外す →その上で、1番受け入れられそうなマジョリティと、マニアックなものの幅をつくり...

目的:数々の爆発的なヒットをとばしてきた著者から企画のコツを学び、その発想の仕方を自分の仕事にもいかしたかったから。 印象にのこった言葉 秋元流方法論 →差別化 →他が出してくる選択肢をどんどん外す →その上で、1番受け入れられそうなマジョリティと、マニアックなものの幅をつくり →どんどんシェイプアップ ■人と違うところに種をまく ■時代はケーキ →生まれて死ぬまで、極端な変化はない。変わらないスポンジと変化するデコレーションと考えよ ■「あの」がつくものをつくれ ■予定調和を突き崩す ■独創性は裏切りから始まる

Posted byブクログ

2011/08/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読みやすいけど、啓発的な要素が多かったかも。 要は、人と同じことをやっていてはだめと。 物事をいろんな角度から見ながら生活することが、人とは違う独創的な発想術のポイントかなと。 私たちのしってるブームの仕掛け人てだけあり、事例がなるほどそうだったんだ!と思うことが多かった。AKBもそうだし、とんねるずも、おニャン子も。 どちらかとゆうと、数々のブームメントが の成功したきっかけがわかるのが勉強になった。そしてそれをどこから発想したか。とゆうところも。

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2011/08/18

物事の要点が明確で分かりやすい。今までの考え方が変わりそうな一冊です。 あと秋本さんって学生に例えると先生の話良く聞いてて、後は要点だけ復讐してイイ点とっちゃう感じの人なんだろうなと思いましたw

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2011/07/12

秋元康さんは、やっぱりいろんな事を考えている。印象的なくだり… 『料理が受けようが受けまいが構わない。俺はこれが作りたいんだ。食べたいと言う人が食べればいい。』 これがアーティストの考え方。 ブロデューサーは、 『ここにはどう言う人が食べにくるんだろう。だったらこれが売れるのでは...

秋元康さんは、やっぱりいろんな事を考えている。印象的なくだり… 『料理が受けようが受けまいが構わない。俺はこれが作りたいんだ。食べたいと言う人が食べればいい。』 これがアーティストの考え方。 ブロデューサーは、 『ここにはどう言う人が食べにくるんだろう。だったらこれが売れるのではないか?』と考える。 プロデューサーであれ。

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2011/07/02

今を時めく名プロデューサーの著書だけに、どんな奇抜なことがかかれているだろうと期待したが、内容は至って地味。あたりまえのことをあたりまえにこなせる人がやはりすごいということなのだろう。

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2011/06/29

奇才・秋本康の発想法の本。 彼の本を何冊か読んだが、彼の場合、自分で発想するのはできるが、その発想方法を分析して、他者に伝えるのはあまり得意ではないと思う。 類書に例示として出てくる話は同じことが多かったりするので、彼のやったことを自分で分析する、もしくは他者に分析してもらっ...

奇才・秋本康の発想法の本。 彼の本を何冊か読んだが、彼の場合、自分で発想するのはできるが、その発想方法を分析して、他者に伝えるのはあまり得意ではないと思う。 類書に例示として出てくる話は同じことが多かったりするので、彼のやったことを自分で分析する、もしくは他者に分析してもらって公認で本を書いてもらった方がよいような気がする。

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2011/06/29

さらっと読めるわりに深いし、面白い。 よくあるアイデアの出しかた本よりも具体的で、役に立つ気がする。 秋元氏はやはりただもんではない。

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