学ばない探偵たちの学園 の商品レビュー
「放課後はミステリーとともに」の舞台、鯉ヶ窪高校シリーズ第1作。キャラ小説の傾向はこの頃からあるが、まあ普通の出来かな。
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『謎解きはディナーのあとで』で有名な東川篤哉さんの小説。 学園で起こった殺人事件を、主人公含む探偵部が解決するのかと思いきや、解決したのは探偵部顧問の変人教師。 ミステリーとしては読みやすく、登場人物の個性も強いのでとても楽しく読めました。
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軽快で楽しい。探偵部のトリオの描写、まるでコミックを読んでいるみたいに見えてきそう。犯人は途中で何となくわかったけど、そんなトリックあり?まぁ、ありでもいいかも。そこを強調するならーー、って感じかな。
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するする読める。けど続きが気になるとかじゃなくてストレスなく読めるって感じ。ひょんな事から探偵(小説研究)部に入った秋山がへんてこな部員たちと殺人事件の第一発見者になって、密室殺人のトリックを暴こうとするストーリー。 ひさしぶりにミステリー読んでやっぱ向いてないって思った。人が...
するする読める。けど続きが気になるとかじゃなくてストレスなく読めるって感じ。ひょんな事から探偵(小説研究)部に入った秋山がへんてこな部員たちと殺人事件の第一発見者になって、密室殺人のトリックを暴こうとするストーリー。 ひさしぶりにミステリー読んでやっぱ向いてないって思った。人が次々殺されてるの受け付けないなぁ。トリックとか理由とかも納得できなかった。
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20110429読了 密室いいよね。 高校生くらいだと緩さもいちだんと気楽です。 途中まで読んでて行方不明になってたので最初から読みました。
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伏線が笑いによって隠されている、東川作品の特徴が見られた。うーん、相変わらず楽しい(不謹慎?)特にツツジのくだり。 東川作品が好きな人なら好き。 名前も遊んでるし(烏山千歳とか)。
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3人の学生探偵のノリがよくおもしろかった。保健室での密室殺人を扱うのだが、トリックはいまいちだった。
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初めて東川作品を読みました。 学園ものは大好きです。 学園が舞台ということで、読みやすく、ちょっと探偵もののゲームを彷彿とさせる話(書き方?)でした。
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軽快な読み口、肩肘張らずに楽しめる作風。個性的なキャラと所々に織り込まれる小ネタ・ギャグにくすっと笑いながら読みました。 特定の探偵役がいるのではなく、皆で真相ににじり寄っていく感じも面白かった。 野球愛と、広島風お好み焼き愛に溢れた作品です。 石崎先生が好み。ちょっと変わり者...
軽快な読み口、肩肘張らずに楽しめる作風。個性的なキャラと所々に織り込まれる小ネタ・ギャグにくすっと笑いながら読みました。 特定の探偵役がいるのではなく、皆で真相ににじり寄っていく感じも面白かった。 野球愛と、広島風お好み焼き愛に溢れた作品です。 石崎先生が好み。ちょっと変わり者生物教師。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ユーモアミステリーを超えてまさに"バカミス"と言えばいいか。非常に軽快で思わず笑ってしまうものなのだが、個人的にはちょっと違和感というか好みではない。学園モノ、探偵部が活躍するのであるが……キャラ読みする人にはかなりおすすめ。そうではない場合は私のように違和感を覚えるかもしれない。 ただ、よくある本格好き用の小説的要素もあり、ものすごいライトタッチで「密室とはなんぞや」「本格小説とは」的な解説もあり、クイーンやらクリスティやら、わかる人にはわかるし、わからない人にはそれなりの入門的要素もある。そういう意味では、今、東川氏作品が流行しているには、いずれ本格好きが増える可能性もあるともいえるのかもしれないから、そういう意味では期待大!か!? --以下ネタバレを含む-- [more] ちなみに、どんなところに違和感を覚えたかというと。 まず、書き手である「僕」は探偵好きでも本格好きでもない……という設定だったはずなのに、以外と的確な部分も多い。まぁ「普通の人」はこんな風に考えるはずという立ち位置なのかもしれないが、普通の人を超えてしまって理解をしている、そんなところに違和感。そして、突然出てくる「探偵役」。「僕」がそこそこまともであるため、「探偵役」になるのかと思われる時もあったが、実はそうでもなく、探偵役は突然出てきて、探偵となってしまう。 それと最後のトリック。あまりにもあまりにも、無理がありませんか?偶然に支えられたトリックすぎて、トリックといえない、まぁ、実際、もし現実に事件が起こったらそんなものかもしれないが・・・。 と文句を言いつつ、たぶん、シリーズ、他のも読んでいくんだろうなと矛盾することを考えている。
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