ネトゲ廃人 の商品レビュー
ネットゲームの世界に逃げ込む事情は人それぞれ。 現実の世界の方が数百倍面白いことに気づけない人たち。 今の自分と自分の周りの環境が嫌いな人たち。 今の自分が受け入れられれば、ゲームの中の違う世界の違う自分になる必要はないのにね。
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ネットワークゲームにのめり込み、現実社会に対応できなくなってしまった人たちのことを「ネトゲ廃人」と言うらしい。そんな言葉ができるほど、ネットゲームって流行ってんのか。 現実では得ることのできないネットならではのドラマチックな出来事や友情、恋愛にどっぷり漬かってしまうと、実社会が...
ネットワークゲームにのめり込み、現実社会に対応できなくなってしまった人たちのことを「ネトゲ廃人」と言うらしい。そんな言葉ができるほど、ネットゲームって流行ってんのか。 現実では得ることのできないネットならではのドラマチックな出来事や友情、恋愛にどっぷり漬かってしまうと、実社会が味気ないものに見えてしまうのはわからなくもない。社会適応力の弱い人間なら、逃避してしまうのもしょうがない。 と、「ネトゲ廃人」たちのインタビューを読むと、ほんの少し同情してしまった。 国民性が違うから、日本は韓国ほどひどくならないだろうと思うけど、そろそろ、官からの規制が必要なときじゃないか。
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これは読んで結構きつかったなぁ… 本当うわぁって思ってしまいました。 特にオンラインゲームはどうしても先入会員との差が 歴然としてしまっているから、はまりやすいこと。 かという私もその寸前になりかけました。 幸いにも飽きっぽい性格がそれを 防いでくれたものです。 きっとこの本...
これは読んで結構きつかったなぁ… 本当うわぁって思ってしまいました。 特にオンラインゲームはどうしても先入会員との差が 歴然としてしまっているから、はまりやすいこと。 かという私もその寸前になりかけました。 幸いにも飽きっぽい性格がそれを 防いでくれたものです。 きっとこの本で出てきているものなんか ほんの一部にしか過ぎないんだと思います。
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ソードアートオンライン、アクセルワールドと読んでいるうちにオンラインゲーム自体に興味が出てきて読んでみた一冊。タイトルであるネトゲ廃人の人のインタビュー形式。内容を一言で言うと、「オンラインゲームってマジ人生すっ飛ばすからやんない方がいいよ」的な感じ。筆者はゲーム関連のライターっ...
ソードアートオンライン、アクセルワールドと読んでいるうちにオンラインゲーム自体に興味が出てきて読んでみた一冊。タイトルであるネトゲ廃人の人のインタビュー形式。内容を一言で言うと、「オンラインゲームってマジ人生すっ飛ばすからやんない方がいいよ」的な感じ。筆者はゲーム関連のライターっぽいのに、内容が偏っていて説得力がない感じ。結論としてネトゲに手を出すなは全然アリだと思うけど、せめて反例というか良い点みたいなのも挙げてくれないと読者がフラットな判断ができなくなってしまうかと。 (以下蛇足。個人的に思ったこと。この本を鵜呑みにしたと仮定すると、定年後とかの娯楽としてオンラインゲームって最高じゃないすかねえ?先が長い若者とは違ってどれだけ廃人プレイしたってそんなに残りの人生長いわけじゃないし、大概の人は子供のころに夢見た華々しい人生なんて送れてないけど虚構の世界ではヒーローになれる、みたいな。)
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筆者はゲーム業界とのつながりを持ったライターさんなんですが、どうやらソフトウェアの面に関しては疎いようです。本書の内容はオンラインゲーム(ネットゲーム/ネトゲ)のコアな?ユーザの方々へのインタビューをもとに「ネトゲ廃人」の生活を紹介していくもの。いろいろなオンラインゲームのシス...
筆者はゲーム業界とのつながりを持ったライターさんなんですが、どうやらソフトウェアの面に関しては疎いようです。本書の内容はオンラインゲーム(ネットゲーム/ネトゲ)のコアな?ユーザの方々へのインタビューをもとに「ネトゲ廃人」の生活を紹介していくもの。いろいろなオンラインゲームのシステムにも、一部言及しています。 文章表現があまり巧みではないようで、すこし読みづらいかも。 内容について、全体的に古い話に感じました。もっとイマイマのオンラインゲーム情勢を調査してくれてもよかったのではないでしょうかねー。 本当にいかにもなネトゲユーザが登場しています。ネットゲームによって人生が(悪い方へ)変わりました、みたいな。そのために、余計に変な偏見をもたせてしまうのではなかろうかと思います。「あー、やっぱりネトゲやっている人ってこんなんなんだー。うへぇ」みたいに。 本書でネトゲについて勉強しようとする人がいるとすれば、その人にネトゲを絶対的な悪と思いこませてしまう気がしますね。もっと中立的な目線があるといいのですが、だいぶ一方的すぎます。ほんとに各章の最後には、それまでの流れを無視してでも、「ネトゲの怖さを感じた」的なことが書かれてますから。 すくなくともオンラインゲームって市民権は得始めたと思うんですよねー。こういう時期だからこそ「ネトゲ廃人」を紹介する一方で、ライトユーザを紹介したら面白い本になりそうなんだけどなあ。「ネトゲは悪だ」の時代は過ぎたんじゃない? 「ネトゲといかに付き合うか」っていう方が大切だと思うのだけれども。「ハマれば怖い」って側面は確かにあるからねー。もちろん「ネトゲといかに付き合うか」という視点が全くないわけじゃないけど、まず否定ありきになっている気がするなあ。 例えば、韓国の事例をもとに「ゲーム中毒」をいかに解決するか、というような糸口は提示しているけども、それも結局「どうして中毒になったの? ネトゲに出会っちゃったからでしょ?」みたいな論理を感じてしまう・・・。 こういう風に考えてしまうのは、僕にオンラインゲーム経験があるからなんですかねえ? 【目次】 序章 第1章 ネットゲームに日々を捧げた女神たち 第2章 セカンドライフで人生をリセット 第3章 ゲームで愛し合いリアルで同棲 第4章 ゲームに救われ、ゲームに閉じこもる 第5章 親不在の寂しさからハードゲーマーへ 第6章 デイトレーダーがはまったRPG 第7章 キャラクター同士で、本気の恋愛 第8章 ネトゲ家族の崩壊 第9章 オンラインゲーム大国、韓国の憂鬱 第10章 急増する小学生のログイン 第11章 ネトゲ廃人たちの絆 あとがき
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おっそろしい本。 中途半端な私のようなネット利用者の心境はいかほどか。 韓国で、ネトゲのやりすぎで人が死んでいるそうです。 この先、日本でも同じような現象が見られるのでしょうか。 今よりももっとネットが人間の間で普及していったらどのようなことが起こるのか? 価値観の変化...
おっそろしい本。 中途半端な私のようなネット利用者の心境はいかほどか。 韓国で、ネトゲのやりすぎで人が死んでいるそうです。 この先、日本でも同じような現象が見られるのでしょうか。 今よりももっとネットが人間の間で普及していったらどのようなことが起こるのか? 価値観の変化、はよ起きれ。
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★プラスアルファが欲しい★インターネットゲームに極度にはまり廃人のようになった「ネトゲ廃人」。数多くのインタビューは面白く想像できないほどゲームにのめりこんだ人が思いのほか多いのには驚くが、ある意味でどの人も同じに見えてくる。書き方の問題なのか、インタビューの浅さのためか。文中に...
★プラスアルファが欲しい★インターネットゲームに極度にはまり廃人のようになった「ネトゲ廃人」。数多くのインタビューは面白く想像できないほどゲームにのめりこんだ人が思いのほか多いのには驚くが、ある意味でどの人も同じに見えてくる。書き方の問題なのか、インタビューの浅さのためか。文中にあったように「最初は面白いが途中から義務のようになってくる」というネットゲームへの評価と同じ印象を、この本から受けるのは皮肉だろうか。たまに周辺取材を加えると違う側面が見えたかもしれない。著者が50代半ばというのにもびっくりした。その世代から見下ろす視線もわずかに感じた。インタビュー集ではやはり永沢光雄著「AV女優」が、文章の技術面でも切り口でも出色だった。
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ネットゲームにはまり実際の社会生活ができなくなってしまった人たち。日本も世界も裕福になったのだと思う。そんなことをしていても生きていける。まあ、やり過ぎで死ぬ人もいるのだけど。ゲームに熱中したからと言って家族が生活できなくなるわけでもなく、いやできなくなているのか、何もかも放棄し...
ネットゲームにはまり実際の社会生活ができなくなってしまった人たち。日本も世界も裕福になったのだと思う。そんなことをしていても生きていける。まあ、やり過ぎで死ぬ人もいるのだけど。ゲームに熱中したからと言って家族が生活できなくなるわけでもなく、いやできなくなているのか、何もかも放棄してゲームをしているのだから。でもそれをフォローしてくれる人がいるのだから生きていけているのか。リアルな痛みや手触り、そんなものを大切にしないと。どちらかというとそっちの世界にすぐに行ってしまいそうだから。
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自分はネットゲームにハマる素養は全くないと思ってるんだけど、それでもこういうのはかなり怖い。 面白いとか面白くないとか通り越して、義務感でひたすらログオンし続け、廃人へ。 元々ゲームって、自分の好きな時間に好きなだけできるものだったんだろうけど、ネットゲーはそんな原則無視ですよ...
自分はネットゲームにハマる素養は全くないと思ってるんだけど、それでもこういうのはかなり怖い。 面白いとか面白くないとか通り越して、義務感でひたすらログオンし続け、廃人へ。 元々ゲームって、自分の好きな時間に好きなだけできるものだったんだろうけど、ネットゲーはそんな原則無視ですよね。 仲間との約束の時間にはプレイしてないといけない。数時間かかるミッションをこなしている最中は、「眠いから」なんて理由の退出は許さない。 対人間、しかも年齢や常識が全然違う人とコミュニケーションをとっていくなんて、これはもう小さい社会ですよね。 社会の一員になって、コミュニティに貢献して、自分も成長して・・・。 そう考えるとものすごいスケールの大きいゲームですね。 とはいえ、PCの電源を切ったら何の役にも立たないのがネットゲームのキャリア。 寝食も忘れて没頭すれば、はい「廃人」の出来上がり。 いや、やっぱ怖いっすわ。 でも今後、ネットゲームが全部なくなるなんてことはないんだろうし、今後どうなっていくか、どうするべきかを考えてみるのは大事なんじゃないかなー、とも思ったり。
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ネトゲはなぜ面白いか、なぜやめられないか。 様々なネトゲにはまった「廃人」たちへの取材をまとめてある。 自分も、作中でも取り上げられたFFXIを数年やっていたが、 やはり、時間さえかければ誰でも強くなったという実感が得られ、 行動に対して短いスパンでその効果が現れるというところ...
ネトゲはなぜ面白いか、なぜやめられないか。 様々なネトゲにはまった「廃人」たちへの取材をまとめてある。 自分も、作中でも取り上げられたFFXIを数年やっていたが、 やはり、時間さえかければ誰でも強くなったという実感が得られ、 行動に対して短いスパンでその効果が現れるというところ、に尽きると思う。 現実では努力が報われなかったり理不尽なことがほとんではあるが、 ネトゲにおいてはそれが無いのだ。 やればやるだけリターンがあるし、その機会は平等に与えられている。 また、本書の中で仲間がいるから、友達がいるから、という理由も挙げられている。 しかし、ゲーム中においても人に物を頼むことを躊躇していた自分としては、その辺はあまり理由にならなかった。 序盤は知らない人と遊んでいるという驚き、中盤は仲間と一緒に目的を達成するという喜びはあったものの、 後半はソロ活動に強い職業に転職し、一人で行動することが多かった。 プレイ時間や育成した自分のキャラを見つめ、「ここまでやったら辞めるわけには…」と、惰性で続けていたような気がする。 ただ、かつて有名だった大手グループが解散していないところを見ると、それが一因となる人も少なくないのだと思う。 人を楽しませるのがエンターテインメントであるが、現実、実生活あってこその楽しみである。 多くの人を惹きつけ離さないというのはコンテンツとして非常に魅力的ではあるが、 それはもうエンターテインメントの枠を逸脱していると思う。 ネトゲ経験者ならば(はまっていた程度にもよるが…)面白く読めると思う。 経験の無い人には、ちょっとショックすぎるかもしれないが、 こんな世界もあるんだなぁ、程度に読んでみると面白いかもしれない。
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