フライ、ダディ、フライ の商品レビュー
おやじサラリーマンの冒険譚
おやじサラリーマンが、復讐のために、強くなり復讐をとげる。 あんまり、暗くなりすぎずに、現実的な強さをえるあたりは、実際に鍛錬して 強いやつに勝てるまでのストーリーを検証したものだと思う。 ただ、そこがもっと時間かけてめちゃくちゃ強くなってスカッとやっつけるほうが、よかった...
おやじサラリーマンが、復讐のために、強くなり復讐をとげる。 あんまり、暗くなりすぎずに、現実的な強さをえるあたりは、実際に鍛錬して 強いやつに勝てるまでのストーリーを検証したものだと思う。 ただ、そこがもっと時間かけてめちゃくちゃ強くなってスカッとやっつけるほうが、よかったな。 読みやすいけどね。
ゆう
お父さんの一念発起物語だが何でそうなるの?という展開だらけで読み易さだけが救い…と思ったら高評価が多くて単純に自分に合わない作品だったってことか
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ザ・ゾンビーズシリーズ第2弾。この小説を本当に楽しむためには前作の「レヴォリューションNo.3」を読んでおく必要がある。 ごく普通の中年会社員である鈴木一(47歳)の大切な1人娘である遥が、名門校の生徒でボクシングの高校チャンピオンである石原にカラオケで暴力を振るわれ入院する。 石原の高校の教師陣は金で鈴木を丸め込もうとするが、鈴木の怒りはそんなものでは収まらない。 鈴木は出刃包丁を忍ばせて、石原の高校へと向かうが、高校を間違えた鈴木はザ・ゾンビーズの一員である朴舜臣に一蹴されてしまう。 そこから、朴舜臣を始めとしたザ・ゾンビーズの力を借りて、娘の遥の復讐を果たすべくトレーニングを積む。 朴舜臣の過酷なトレーニングプランに何度も心折れそうになる鈴木だが、着実に力をつけて行くのだった。 そして9月1日に決戦の日はやってくる。初めは石原の打撃にダメージを受ける鈴木だが、鈴木は意を決して石原の脚部に突進する。押し倒した石原に馬乗りになり打撃を与えまくる。最後は裸締めで石原を締め上げ、見事に復讐劇を果たすのだった。 レヴォリューションNo.3に続くザ・ゾンビーズシリーズ第2弾だが復讐を誓う鈴木とそれを鍛える朴舜臣の絆が良かった。痛快エンターテインメント。
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普通のおじさんが1ヶ月ちょっとの特訓でボクシングチャンピオンを倒そうなんて無理だよ。 でも、この小説が大好き。映画も大好き。 水色の夏空が似合うお話です。 読んでいて鈴木さんの人柄の良さがすごく伝わってくるし、舜臣のぶっきらほうな優しさもすごく良い。親子でも歳の友達でもな...
普通のおじさんが1ヶ月ちょっとの特訓でボクシングチャンピオンを倒そうなんて無理だよ。 でも、この小説が大好き。映画も大好き。 水色の夏空が似合うお話です。 読んでいて鈴木さんの人柄の良さがすごく伝わってくるし、舜臣のぶっきらほうな優しさもすごく良い。親子でも歳の友達でもない、仲の良い親戚のおじさんと甥みたいな関係というか。夏が終わってほしくない、ずっと特訓してて欲しいくらい尊い。 これが青春小説じゃないならなんなのだろうか。 映画も文句なしの出来なので観てほしいです! (岡田准一が信じられないくらいカッコいい!)
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舜臣らの手によってみるみる成長するおっさん。 娘が殴られるまでなんの変化もない人生を送っていたおっさんがここまで変われるんだから、自分もまだまだこれからだなぁと。 男子学生たちとの掛け合いが良い。
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この作品に触れたのは原作・実写化のどちらが先かは覚えていない。姉が高校の図書室から借りてきたのを読んで面白かったのを覚えてる。 (ミスチルの桜井和寿が歌詞の一部を寄稿してたのがまたカッコ良かった) そして実写の堤真一と岡田准一のカッコ良さに心底震えた(最近また観たけど、岡田准一...
この作品に触れたのは原作・実写化のどちらが先かは覚えていない。姉が高校の図書室から借りてきたのを読んで面白かったのを覚えてる。 (ミスチルの桜井和寿が歌詞の一部を寄稿してたのがまたカッコ良かった) そして実写の堤真一と岡田准一のカッコ良さに心底震えた(最近また観たけど、岡田准一がまぁ美青年だ事!)。 私は本を一切読まない子供だったので、読書嫌いにならなかったのは姉と奥田英朗とこの作品のお陰なのだ。 鈴木さんは本当に善良な一般人で、事件や暴力とは無関係なお父さん。特に鈴木さんと瞬臣のやり取り、ずっと見ていたい程好き。ずっと特訓が続けばいいのに、なんて思ってしまった。 バスとの対決も実写のオリジナルかなと思っていたが、原作通りだった 笑 見ず知らずの高校生の提案に乗って急に一ヶ月半も有休取って喧嘩の特訓して勝とうなんてどんなミラクルだと思うし、相手の弱みを握っているとは言え報復が怖いと思ってしまった。 でもこういう青春モノにとても弱いのだ。 とにかくこの作品が好き。
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強い男とは、ヒーローとは、娘の父親であることとは。 暴力をふるわれ、高校生の娘を傷つけられたさえない父親が、喧嘩の達人の高校生と、真っ当に戦うために特訓に明け暮れるひと夏の物語。 大怪我をした娘のために怒れなかった、戦ってやれなかった無力さを感じるおじさん。 誰だってそうなる...
強い男とは、ヒーローとは、娘の父親であることとは。 暴力をふるわれ、高校生の娘を傷つけられたさえない父親が、喧嘩の達人の高校生と、真っ当に戦うために特訓に明け暮れるひと夏の物語。 大怪我をした娘のために怒れなかった、戦ってやれなかった無力さを感じるおじさん。 誰だってそうなる。しょうがない。 でもそこで終わらなかった。おっさんが、喧嘩の特訓のために、ひと夏仕事を休むとき、同期の上司に語った娘への思いが、不器用でまっすぐでじんときた。 喧嘩の達人、舜臣との絆が深まっていくのもいい。 師匠と弟子の関係だけど、特訓のお礼にスニーカーを買ってあげるところ。この照れくさいやらなんやらで落ち着かない舜臣が、ちゃんと高校生なんだなぁってわかって愛おしい。 絶対口にはしないけれど、「男の子もほしかった」と、舜臣を見て思うおっさんもいい。
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4.7 話がシンプルで分かりやすいし、ハッピーエンドだから読後感も良い。 18年ぶりくらいに読んだけどやっぱり好きな作品だった。
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面白かった。 冒頭の娘さんの痛々しいのは嫌だけど、 息子が出来たかのように夏休み特訓をするのも 最後に主人公おじさんが気合い見せるのも良かった。 ところでこれシリーズもの?なんですね。 前のやつ読んでたかな、、、
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本って面白いなぁと思える作品。 いつもの展開だけど、誰かの強い想いが感じられるこのシリーズは本当に好きです。各所に美しさを感じるところもあって、単独の作品としても良いです。鈴木さんキュートだし
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