るり姉 の商品レビュー
るり姉が死んじゃったかと思って読み進めたせいか、全体的に暗い印象になってしまった。「自由なるり子はいつだって窮屈そうだから」の意味が分からなかったな。本当に自由な感じのおおらかな女性に思えたけど。
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るり姉という一人の女性を中心に、姪達と姪達の母であるるり姉の姉とるり姉の夫をめぐる物語。 るり姉ことるり子は、ちょっと不思議な人だ。 姪には慕われ、夫には愛され、ちょっと突飛な言動といかにも自由な感じなのだが、姉のけい子には、“自由なゆり子は、いつだって窮屈そうだから。”と思...
るり姉という一人の女性を中心に、姪達と姪達の母であるるり姉の姉とるり姉の夫をめぐる物語。 るり姉ことるり子は、ちょっと不思議な人だ。 姪には慕われ、夫には愛され、ちょっと突飛な言動といかにも自由な感じなのだが、姉のけい子には、“自由なゆり子は、いつだって窮屈そうだから。”と思われている。 彼女の人となりは、彼女自身の言葉で語られることはなく、周りの人々の主観的な独白によってのみ、そうと知れるのである。 この周りの人々のややいい加減で妙に達観した視点が、ウェットになりそうな話をコミカルに押しとどめている。 それにしても、夫の開人(カイカイ)のるり子へのバカみたいに健気で切ない溺愛っぷりに泣きそうになるほどだった。
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るり姉という天真爛漫な人をその姪や夫の目線から描いた作品。リズム感のある文章だけど、賞味期限は早そうな作品。
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最初にるり姉が死ぬと思わされることで、何気ない日常が、大切なものだと感じる設定になっていたと思う。姉と3人の個性は全然違うけどうまくやってる姪たちから見たるり姉がえがかれて何気ない日常が延々と続く。カイカイが一番素直でかわいくていいやつだ。
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- ネタバレ
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家族みんなが、大好きなるり姉。 死んじゃうのかと心配で、一気に読んだ。 3人姉妹から見た家族、母から見たるり姉、 カイカイからみたるり姉。 元気でみんなをひきつけるようなるり姉。 よかった。 でも、なんか最後あっけなかったな。 るり姉の状態がすご~~く気になっていたから。
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初椰月作品。 イイ! イイ!! まんまるくて、あったかくなる。 第一章を読んで、るり姉、亡くなっちゃったんだ、、、と思い込んでた。 その後も、ずーっと、その気でいた。 だから、カイカイの章は、こんなに好きだったんだ、こんなに愛されてたんだ、って。 (・・・しっかし、世の新婚...
初椰月作品。 イイ! イイ!! まんまるくて、あったかくなる。 第一章を読んで、るり姉、亡くなっちゃったんだ、、、と思い込んでた。 その後も、ずーっと、その気でいた。 だから、カイカイの章は、こんなに好きだったんだ、こんなに愛されてたんだ、って。 (・・・しっかし、世の新婚さんっていうのは、こういう甘ちゃんなもんなのかね。私には未経験ゾーンだ←嫉妬かなり含む) それが、最後には復活してくる、るり姉。 しかも、おなかの赤ちゃんを伴って。 いいなあ。 こういう家族ってホントいい。
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13/06/25 とっても読みやすい易しい本です。 第四章を読んで、カイカイはなんて愛おしくてなんて可哀想な!!とおもったけど心配無用でした。 奇跡を慈しむるり姉はすてき!
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【収録作品】第一章 さつき-夏/第二章 けい子-その春/第三章 みやこ-去年の冬/第四章 開人-去年の秋/第五章 みのり-四年後 春
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読了。 初・椰月作品でした。 テーマや背景、人物はおもしろいと思いましたが、 文体に馴染めず、最後まで違和感がありました。 私、ちょうど作者と同年代なのですが 結構無理している感じがあるのではないかと 思います。 ほかの作品もこんな感じの文体・描写なのかしら。。。
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るり姉を大好きな人達が、大好きなるり姉について語っていく話。 天真爛漫なるり姉。 家族だから敢えて伝えない想いが、それぞれにあって、胸の中でそれをそっと温めているようなところが良かった。
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