しでむし の商品レビュー
お母さんねずみが子どもを産んで亡くなってしまう、 亡くなったねずみに集まる虫たち、そしてしでむしが 死んだねずみの肉に卵を産みつけ、成長させていくのに驚いた。舘野弘さんの綺麗な絵に魅了されながら食物連鎖の厳しさに胸が打たれた。
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10歳1ヶ月の娘 7歳1ヶ月の息子に読み聞かせ たてのひろしさんの 緻密な絵がすごすごる。鳥肌もの。 あまりにもすごいので ゾクゾクする。虫苦手な人は要注意 しでむし その存在も知らなかった。 死んでしまったあかねずみが こうやって肉だんごになって しでむしの住処になって ...
10歳1ヶ月の娘 7歳1ヶ月の息子に読み聞かせ たてのひろしさんの 緻密な絵がすごすごる。鳥肌もの。 あまりにもすごいので ゾクゾクする。虫苦手な人は要注意 しでむし その存在も知らなかった。 死んでしまったあかねずみが こうやって肉だんごになって しでむしの住処になって 命つないでいるのか。 しんだアカネズミをしでむしが食べて 行きてるアカネズミがしでむしを食べる という不思議なサイクルにも ほほう。と。
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ある日、森でアカネズミが死ぬ。すると多くの昆虫たちがやってきて・・・ ------------ 森の中の小さな生き物を描かせたら世界一、舘野さんの虫絵本デビュー作です。長らく読みたいと思っていました。 ネズミの死を出発点に、命を育むシデムシ、それをまたアカネズミが食べて、生命の輪...
ある日、森でアカネズミが死ぬ。すると多くの昆虫たちがやってきて・・・ ------------ 森の中の小さな生き物を描かせたら世界一、舘野さんの虫絵本デビュー作です。長らく読みたいと思っていました。 ネズミの死を出発点に、命を育むシデムシ、それをまたアカネズミが食べて、生命の輪は回り続ける。食物連鎖と生命の循環をテーマに、色を効果的に使った細密極まりない絵で紡ぐストーリーですが、そのバックグラウンドには徹底的に観察しつくす舘野さんの変態的な愛があります。隅から隅まで観察して描き出すストーリーは、だから説得力に満ちているのだと思いました。こんなふうにシデムシを愛を持ってじっくり観察できるかと言われたら、できない。
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小4男児 人からの紹介で手に取る 繊細な絵でページをめくるのをためらうくらいにじっとみてしまう 私はどこからどうやってみていいのか戸惑ったが しでむしなどフォーカスすべきところに色がついているので 小さい子でも見やすいと思う お話もとてもスマートで噛み締めるように読み聞かせをした...
小4男児 人からの紹介で手に取る 繊細な絵でページをめくるのをためらうくらいにじっとみてしまう 私はどこからどうやってみていいのか戸惑ったが しでむしなどフォーカスすべきところに色がついているので 小さい子でも見やすいと思う お話もとてもスマートで噛み締めるように読み聞かせをした 最後の写真付き解説もしっかり読んだ ここで、お話中の疑問がいくつか解消された ここも読むべきところ 文章も親しみがあって読みやすい 「おさななじみ」という表現に驚きと好感を持った 本当に自然を愛してたくさん観察している方だから書ける本だと思う
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先月、大阪・十三の映画館で『うんこと死体の復権』を観て舘野鴻さんのことを知りました。とても有名な絵本作家でいらっしゃるのに、今まで存じ上げずすみません。 映画のメインはどちらかといえば野糞をするために山を買ったという「糞土師」の伊沢正名さんですが、舘野さんが絵本作家として食べて...
先月、大阪・十三の映画館で『うんこと死体の復権』を観て舘野鴻さんのことを知りました。とても有名な絵本作家でいらっしゃるのに、今まで存じ上げずすみません。 映画のメインはどちらかといえば野糞をするために山を買ったという「糞土師」の伊沢正名さんですが、舘野さんが絵本作家として食べてゆくことを考えたときに動物の死体につく虫を対象に選んだ話を聞くと、生きるために死にまつわるものを描いているんだなぁとしみじみ思う。 死出虫を如何に美しく描くか。舘野さんの言葉どおり美しい。映像で観たばかりの肉だんご、この絵のまんまです。 映画『うんこと死体の復権』の感想はこちら→https://blog.goo.ne.jp/minoes3128/e/984e00f354bfb0bd1117d2e63af7edb5
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繊細な絵柄に惹かれて、(正直大嫌いな)虫の絵本を手に取った。 しでむし、死出虫。 名前の通り、動物の死体を糧に生きる虫である。 その様子が、まさかのお母さんアカネズミの物語から始まる。 色があるところと、ないところ。目を惹き付ける描き方はこういうところにもある。 虫はこわい、気持...
繊細な絵柄に惹かれて、(正直大嫌いな)虫の絵本を手に取った。 しでむし、死出虫。 名前の通り、動物の死体を糧に生きる虫である。 その様子が、まさかのお母さんアカネズミの物語から始まる。 色があるところと、ないところ。目を惹き付ける描き方はこういうところにもある。 虫はこわい、気持ち悪いと思っていた幼い頃の私に読んでほしいと思った。いつかそんな子どもの手に、この絵本がわたりますように。
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息子8歳3か月 息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読みます。作品によってはボリュームたっぷりでも読む。母はサミシイ。 〈親〉 絵が好き ◯ 内容が好き ◯ 〈子〉 読んだ◯ 何度も読む(お気に入り) その他
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作者の繊細で深いまなざし、森で営まれる生命の循環への敬意と愛が流れ込んでくる一冊。 アカネズミが死んだ瞬間を描いた絵の生命力に、涙がでそうになった。 しでむしがアカネズミを食べ、アカネズミがしでむしを食べる。おおきな輪に抱かれる安らぎ。 わたしも土葬で分解者に分解され、自然の一...
作者の繊細で深いまなざし、森で営まれる生命の循環への敬意と愛が流れ込んでくる一冊。 アカネズミが死んだ瞬間を描いた絵の生命力に、涙がでそうになった。 しでむしがアカネズミを食べ、アカネズミがしでむしを食べる。おおきな輪に抱かれる安らぎ。 わたしも土葬で分解者に分解され、自然の一部へ還りたくなった。 肉だんごがアカネズミだったとおもいださせる細い手足に、個人的な肉塊萌えレーダーが反応した。
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しでむし=死出虫。 埋葬虫ともよばれている虫の一生を、寄生先のアカネズミの一生とともに描いている。 生々しく描写されたグロテスクな絵は、虫嫌いの人は引いてしまう。それでも読み聞かせに向きそうにないこの絵本に見入ってしまった。 虫とネズミの命の連鎖のストーリーも秀逸であり、絵本版フ...
しでむし=死出虫。 埋葬虫ともよばれている虫の一生を、寄生先のアカネズミの一生とともに描いている。 生々しく描写されたグロテスクな絵は、虫嫌いの人は引いてしまう。それでも読み聞かせに向きそうにないこの絵本に見入ってしまった。 虫とネズミの命の連鎖のストーリーも秀逸であり、絵本版ファーブル昆虫記ともいうべきか。 同じ作者の「つちはんみょう」のストーリーが複雑な分、シンプルなこの本が印象に残った。
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※このレビューにはネタバレを含みます
再読。 林に住む生き物たちの紡ぐ、命の繋がりが、シデムシを食べるアカネズミの一生と、その死体を食べるシデムシの一生に焦点を当てて描かれる。 それぞれの生は幾度か交わる。それはアカネズミかシデムシ、どちらかに死が訪れるときだが、その場面の鮮やかさに、読み手の心は一瞬静止させられる。 その理由は、ひとつには、緻密な絵や、色彩のコントラスト、短いが含蓄のある言葉など、絵本ならではの表現の卓抜さにある。 それに加えて、優れた自然絵本・科学絵本として、生き物の生態を綿密に取材した説得力がある。 そして何より、そこに物語がある。決して擬人化も、感情移入もせず、淡々とした言葉とリアルな絵によって描き出される生き物たちの姿は、書き手が感情を抑えているからこそ、読み手の胸に強い印象を残す。もしかしたら「食物連鎖」という一言でもって済ませられてしまうことを、絵を、言葉を、物語をもって書いているからだ。
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