国をつくるという仕事 の商品レビュー
リーダーとして立つにふさわしい人がいる。 逆に、似つかわしくない人もいる。 果たして人の上に立つ真のリーダーとは何なのだろうか? 少なくとも「人の上に立つには、人の下を見なければならぬ。」と述べたブータンの王の言葉を、我が国の首相にも聞かせたい。
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著者は世界銀行副総裁であった人。 頭とハートがつながるということ。共感力、千人の頭となり得る人物は、千人に頭を垂れる人物であること。世界の貧困、リーダーシップの重要性についてはっとさせられた一冊。
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タイトルからもう少し実務的なモノを期待したが、開けてみたら世界銀行に勤めた著者の、おもにアジア圏のリーダー達との交流記だった。3歩進んで2歩下がるといった趣きの貧困撲滅運動。それでも、少しづつでも良くなっていっているのだろうか。むしろ良くなっていってほしい。ちょっと前にブータンの...
タイトルからもう少し実務的なモノを期待したが、開けてみたら世界銀行に勤めた著者の、おもにアジア圏のリーダー達との交流記だった。3歩進んで2歩下がるといった趣きの貧困撲滅運動。それでも、少しづつでも良くなっていっているのだろうか。むしろ良くなっていってほしい。ちょっと前にブータンの国王の事を知り、素晴らしいと思っていたが、この本で多くのページを割かれているブータン絡みの話を読むと、本当に素晴らしいとしか言いようがない。国自体が決して平たんな道を歩んできたわけではないと思うが、この国王の存在は大きいだろう。
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リーダーシップの原点とは、何よりも人に対する共感を原点とする 千人の頭となり得る人物は、千人に頭を垂れる人物である では、「共感」とは何か それは、目の前で悲しみ、苦しみ、孤独の中にある相手の中に、「自分」の姿をみること ほんの僅かな偶然が相手と自分の人生を分けただけではないの...
リーダーシップの原点とは、何よりも人に対する共感を原点とする 千人の頭となり得る人物は、千人に頭を垂れる人物である では、「共感」とは何か それは、目の前で悲しみ、苦しみ、孤独の中にある相手の中に、「自分」の姿をみること ほんの僅かな偶然が相手と自分の人生を分けただけではないのか。 我々がその想いを抱くとき、そこに「共感」が生まれている そして、その意味での「共感」を抱くとき、我々は歩み始める。 世界を変えるための道を歩み始める そしてそれは、一人のリーダーが生まれた瞬間 自分自身の人生を自らの意志と力で導き、切り拓く。 その一人のリーダーが生まれた瞬間。 そしてその一人のリーダーが一筋の道を歩むとき その後姿を見ている人たちが必ずいる そしてそれらの人々のなかから、必ずまた一人のリーダーが生まれてくる そうして生まれてくる無数のリーダー 真のリーダーが求めるべきは、実はその世界
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国のトップであろうが、貧困に苦しんでいようが関係なくあるのは人対人。生臭い人間同士であるのだから真に受け止めれば共感できるはず。それが全てを解決する本質だと。
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元世銀副総裁の女性が自身の仕事について書いた本。特に内容が濃いというわけではないが、リーダーシップの重要性を語る著者の熱意には感じるものがある。
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この本を読んで、見失いかけていた自分の原体験を思い起こすことができました。本当にありがとうございます。
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頭とハートがつながっていること。 頭の中身は、 ハートをつなげる先は、 と考える機会をもらう。 つらいときに明るく振る舞える強さ。
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本書の中でも、ブータンの前国王であられるジグミ・シンゲ・ワンチュク雷龍王4世陛下の苦闘を描かれた部分(特に「殺生禁断の戦略」の章)は、涙なくしては読めないものとなった。 かの諸葛亮(孔明)は 「天下で、漢の民でないものはいない。しかし、国家の力が足りないので、人々を山犬や狼の口...
本書の中でも、ブータンの前国王であられるジグミ・シンゲ・ワンチュク雷龍王4世陛下の苦闘を描かれた部分(特に「殺生禁断の戦略」の章)は、涙なくしては読めないものとなった。 かの諸葛亮(孔明)は 「天下で、漢の民でないものはいない。しかし、国家の力が足りないので、人々を山犬や狼の口に苦しむような目に合わせている。(そのために)一人の人が死んでしまっただけでも、私の罪である。このようなことで祝賀されては、恥としないわけにはいかない。」 といったとされるが、まさかこの現代に、実際に同じようなことを言い、実行しようとする政治家・指導者がいたことに驚愕すると同時に、我々自身のあり様を考えさせられた。
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http://lovelove1212.cocolog-nifty.com/pharmacist/2009/07/post-9ba9.html
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