俺の妹がこんなに可愛いわけがない(3) の商品レビュー
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ワガママな妹となんやかんやそれに付き合ってあげる兄のコメディ展開が面白かったが、終盤の妹への嫉妬のくだりで不覚にも一発くらってしまった。京介や黒猫の心情にものすごく共感できる。でもそれはそれ。いや〜良い一冊だったな。
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表面上は美しさに彩られる行動が、実は…。かかる入れ子構造のストーリーはどんでん返しにしやすいし、人間のグロい部分を強調できる。 そんなストーリーを、本巻は不自然さを減らすように心掛けて(やや沙織がチートだが、編集者との面会に至る過程のあり得なさも、ギリギリのところで踏みとどまっているか)展開させるのは、上手いなぁ、と。 また、編集者氏の黒猫へのセリフは、別にクリエーターだけに妥当するわけでなく、研究者も他の職種の人にも突きつけられる当たり前のことで、大人の目から見れば当然であって、学生ならばともかく特に感慨を生むようなものではないはない。 その上で、さらに、自らの固有の経験がどの職種においてもその仕事に反映させることが可能で、有意味・有意義になるという本作の大人側の指摘は同感。ここらあたりが些か陳腐ではあるが、意味ある説教・導き小説となっている印象は残る。
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相変わらずのお人好しの京介。 今回は黒猫が高坂家へ遊びに来た。 黒猫と桐乃は喧嘩状態の中に京介は帰宅。 桐乃のケータイ小説は軽く、黒猫の同人誌は設定が非常に分厚い。 対極の二人をどうにかなだめつつ、仲直りさせ。 京介のハロウィンは真奈美の家の和菓子屋にて。 真奈美の祖父母は二人をくっつけたくて仕方ない。 相変わらずの田村家騒動。 真奈美は京介の家に行く事を約束する。 クリスマスイブ。 京介は桐乃と渋谷のラブホにいる。 遡って、桐乃が書いたケータイ小説が本になるかもという流れで。 取材という事で、渋谷での買い物、冷水を浴びたのちにラブホで桐乃はシャワーを浴びて。 結局それが原因で風邪を引くのだが。 その間に新年を迎え、年明けと共にケータイ小説『妹空』が本決まり。 が、実はパクられ桐乃ではない人に乗っ取られて。 奪い返しに乗り込む京介と黒猫。 そんな事も知らない桐乃。 あくまでも裏方に徹する二人。 続編を執筆して筆を置く桐乃。 黒猫は桐乃よりも長く小説を書いているが芽が出ず。 桐乃の『人生相談次で最後だから』と言い残して次巻へ。
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ついにアニメ観賞、幼馴染の家に久しぶりのお泊り クリスマスの日に取材、盗作騒ぎ。 遊びに来た挙句、またしても喧嘩。 それを仲裁せねばならない兄…大変すぎる。 2話目は妹まったく関係なく、平和に終了。 和菓子は売れたのでしょうか? ある意味どういう取材だ!? と突っ込みたい3話...
ついにアニメ観賞、幼馴染の家に久しぶりのお泊り クリスマスの日に取材、盗作騒ぎ。 遊びに来た挙句、またしても喧嘩。 それを仲裁せねばならない兄…大変すぎる。 2話目は妹まったく関係なく、平和に終了。 和菓子は売れたのでしょうか? ある意味どういう取材だ!? と突っ込みたい3話。 びくびくの4話。 そういう言いがかり、たしかにありますから 一々相手をしていたら話になりません。 とはいえ、妹もかなりうかつ、としか言いようがない。 PWを教えるって、銀行の暗証番号教えるレベルで 危険という事に気がつかなければ…。 そして最後の一言。 次で最後とは、どういう事でしょうか?
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ようやくキャラクターの立ち位置が落ち着いてきて、キャラ同士の掛け合いを楽しめるようになってきた。 これまでは妹の言動がきついせいで桐乃の印象が良くなかったが、少しずつ兄に心を許しているような場面も登場してきてバランスがとれてきたと思う。 それでも地味子が今のところかわいい。癒し系...
ようやくキャラクターの立ち位置が落ち着いてきて、キャラ同士の掛け合いを楽しめるようになってきた。 これまでは妹の言動がきついせいで桐乃の印象が良くなかったが、少しずつ兄に心を許しているような場面も登場してきてバランスがとれてきたと思う。 それでも地味子が今のところかわいい。癒し系って良いよね。 作品盗作の話は胸くそ悪い内容だったが、努力しても追いつかない存在に対しての嫉妬は共感できた。
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桐乃が書いたケータイ小説が大人気を博し、書籍化される運びとなります。桐乃はクリスマスに京介を伴って渋谷の街に出かけ、小説のための取材をおこないますが、せっかく書いた小説が盗作されるという事件が起こります。京介と黒猫は犯人を見つけ出そうと出版社に持ち込みに出かけて、犯人を追い詰めま...
桐乃が書いたケータイ小説が大人気を博し、書籍化される運びとなります。桐乃はクリスマスに京介を伴って渋谷の街に出かけ、小説のための取材をおこないますが、せっかく書いた小説が盗作されるという事件が起こります。京介と黒猫は犯人を見つけ出そうと出版社に持ち込みに出かけて、犯人を追い詰めます。 ……という話なのですが。このテーマって、あらかじめ批判を封じてしまうようなところがあるんですよね(著者が意図して、というわけではなく、構造上そうした効果を生んでしまうということ)。感想が書きにくくて仕方がないのですが、とりあえず、黒猫をあそこまで突き落とすとは意外でした。テンプレキャラ萌え小説に見せかけて、ケータイ小説を世に送り出している出版社という「現実」の位置から、オタク的な「キャラ立ち」を相対化するという物語の仕組みそのものは、それなりにおもしろいと思いました。 それでも、こういうメタ的な視点からオタク文化に対する批評性を確保するという手法は、まさにオタク文化の中で育まれてきたものであって、ケータイ小説などの及ぶところではない、というくらいのことは言ってもいいのではないですか。というか言いたい。 じつのところ、ストーリーそのものはあまり好きになれなかったのですが。……やっぱり感想が書きにくくて仕方がありません。
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アニメ1期の6~8話の原作。麻奈実の家に遊びに行くエピソードとか、「麻奈実回」のためのオリジナルエピソードかと思っていたら、きっちり原作にありました。 相変わらずアニメは原作をよく再現していて、最初からアニメ化前提で書かれたように思えるぐらいです。 ただ、今回の範囲では、アニメ...
アニメ1期の6~8話の原作。麻奈実の家に遊びに行くエピソードとか、「麻奈実回」のためのオリジナルエピソードかと思っていたら、きっちり原作にありました。 相変わらずアニメは原作をよく再現していて、最初からアニメ化前提で書かれたように思えるぐらいです。 ただ、今回の範囲では、アニメ8話では勝手に改変されそうになった桐乃のケータイ小説は、原作では盗作されそうになっています。アニメ化に当たって「盗作」から「改変」に改変したのは、盗作が生々しすぎるという大人の事情があったのか、それとも、「アニメ化に当たって原作の内容を改変する」という構造をメタ的に持ち込みたかったのか、どちらなんでしょうか。 いずれにしてもこのエピソード、アニメで見ても原作で読んでも、説教臭すぎると思います。かなり鼻に付きます。 あと、この巻あたりから俺妹の真のヒロインは黒猫であることが明らかになってくるのですが、これも黒猫の小説の中でキリノが真のヒロインであった構造を持ち込んでいるのでしょうか…そんなわけないですね。 何にせよヒロインがウザ過ぎるのはちょっと困ったものです。
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『二〇〇九年 七月二十三日 三版 発行』版、読了。 再読ではあるけれど、感想をカキコしていなかったので、改めてカキコ。 第四章のケータイ小説をめぐる騒動は、前半は桐乃、後半が黒猫のターンという内容で「このあたりから黒猫が本領発揮的になってきたんだなあ…」と、しみじみ。 そして読破してみると、印象に残るのはいつもこの第四章です。それだけインパクトがある内容だったことを改めて感じたエピソードでした。
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"俺妹"の第3巻。出版業界でのお話。今回は女子中高生の間で流行っているケータイ小説を題材にしてます。ここまでの俺妹と違って、後半は生々しい内容になっています。京介と桐乃の取材デート(?)あたりまではいつも通りだったけど、編集者の視点とか盗作疑惑のあたりは、かな...
"俺妹"の第3巻。出版業界でのお話。今回は女子中高生の間で流行っているケータイ小説を題材にしてます。ここまでの俺妹と違って、後半は生々しい内容になっています。京介と桐乃の取材デート(?)あたりまではいつも通りだったけど、編集者の視点とか盗作疑惑のあたりは、かなり力入ってるなと感じました。今回のMVPは黒猫です。妹大好きな京介も大概だが、会えば喧嘩ばかりの大っ嫌いな桐乃の為にあそこまで出来るとは、友達思いの黒猫の優しさに感動。黒猫の本音も聞けてますます好きになった。桐乃のまわりはお人好しだらけだな。
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あやせにコミケがバレた回はいつだっただろうか・・ それでも安定して面白い! ネタもちょいちょい入っていて楽しめますね
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