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血涙(上) の商品レビュー

4.4

38件のお客様レビュー

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2010/04/27

楊家将ラストの衝撃の結末以上に号泣です。 耶律休哥がまたカッコイイ。男の中の男です。 楊家将・血涙と最高の物語に出会えて良かったです。

Posted byブクログ

2010/04/10

宋、遼の時代、北漢の軍族であった楊家の物語。前に読んだ『楊家将 上、下』の続編。 軍人として著名だった楊業とその息子達が、それまで仕えていた北漢を見限り、宋軍へ身を投じたものの、遼軍との戦いの中で、結局、宋の同盟軍の裏切りを受け、総領の楊業を始め、多くの息子達が戦死、生き残った...

宋、遼の時代、北漢の軍族であった楊家の物語。前に読んだ『楊家将 上、下』の続編。 軍人として著名だった楊業とその息子達が、それまで仕えていた北漢を見限り、宋軍へ身を投じたものの、遼軍との戦いの中で、結局、宋の同盟軍の裏切りを受け、総領の楊業を始め、多くの息子達が戦死、生き残った6男と7男が楊軍を再興していく。その前に立ちはだかったのは、楊業を討ち取った遼の耶律休哥(やりつきゅうか)。卓抜した指揮官としてのセンスで、遼軍を率いるが、そこにさらに石幻果という正体不明の将軍が加わるが、それは何と、、、、というお話。 実話では無いとは思うが、良く時代考証されていて、丁度これまで読んできた水滸伝、楊令伝と時代がクロスすることから、非常に面白く読んだ。

Posted byブクログ

2010/04/05

前作に続き、期待して読了開始。本編は遼側からの視点が多かったような・・・。石幻果と耶律休哥の関わりが非常にいい。 ただ、前作よりあっさりな感じがする。先頭よりもおのおのの内面の描写が多い気がするのがいまいち。

Posted byブクログ

2009/10/04

歴史小説とはいえかなりオリジナル。 楊家将その後で、雰囲気は前作と同じ感じかな。 読んでサッパリする結末ではないかもだけど きっちり決着がついて、これからを考えられるエンド。

Posted byブクログ

2009/10/04

戦うことにのみ存在意義を持つ楊家のオトコたち。 単に敵と戦って打ち勝つことだけを目的としてきた彼らを襲う運命のいたずら。  葛藤。そして決断。   北方謙三の本領発揮。下巻まで一気に惹きこまれる。  

Posted byブクログ

2009/10/04

歴史ものだけども、中国の歴史小説「楊家将」という本の続編を北方兼三さんが書いたもの。 まだ、上を半分ほどですが、なかなか面白そう。 石幻果と、六郎・七郎の兄弟はドンナ形で再会することになるんだろうか。どんな形で楊家軍を再考していくのか、結末は? ほんと興味は尽きないです。

Posted byブクログ

2009/10/04

正直な所、前作「楊家将」の方が面白かった、いや面白すぎた。 故に期待度も高かった為、一つの作品としては面白いのだが物足りなさを感じる。

Posted byブクログ

2009/10/04

待望の血涙、文庫化です。 耶津休哥の生き様。 『自分の立場に、不満は無かった。行きたいように生きてきて、こうなったのだという思いがある。』 楊令まで伝えられる、吹毛剣登場。 『はい、母上。私は吹毛剣を佩いて、代州へ戻ります。」 楊業と同じように、石幻果の家にも色とりどりの花...

待望の血涙、文庫化です。 耶津休哥の生き様。 『自分の立場に、不満は無かった。行きたいように生きてきて、こうなったのだという思いがある。』 楊令まで伝えられる、吹毛剣登場。 『はい、母上。私は吹毛剣を佩いて、代州へ戻ります。」 楊業と同じように、石幻果の家にも色とりどりの花が植えられる。 『「ここへ戻ってくると、花が見られるのか」「悪いものではありませんわ。毎年、同じ色の花を、育てます」 そして、運命の糸が・・・ 『「思い出したのだな、昔の自分を」「すべて、すべて思い出しました」石幻果が膝を折り、叫びに近い泣き声をあげた。』

Posted byブクログ