映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと の商品レビュー
ハリウッドの脚本家が描かれた、作劇術の本です 有名な3幕構成についてよく書かれています 状況設定、葛藤、エピローグみたいに脚本は3分割できて、計120ページくらいでまとめれるそうです 人物の練り方は、ドラマ上の欲求というものが大切だそうです とにかく出だしを面白くしないといけな...
ハリウッドの脚本家が描かれた、作劇術の本です 有名な3幕構成についてよく書かれています 状況設定、葛藤、エピローグみたいに脚本は3分割できて、計120ページくらいでまとめれるそうです 人物の練り方は、ドラマ上の欲求というものが大切だそうです とにかく出だしを面白くしないといけないらしく、最初の10ページで絵的に映えて心を掴まないといけないポイントがあるそうです インサイディングポイントだったか何かだったと思います そして中盤で話の転換点、ターニングポイントが来るそうです 例に挙げられるベストセラー映画があまり分からなかったので、著者の意見が伝わりにくいところもありましたが、何となく重要なことは伝わってきました 3幕構成の仕組みの解像度が上がりました 言われてみればな説明が多く、映画もそうですがソシャゲのシナリオを読んでいても3幕構成でいうところインサイディングインシデントや、オブジェクションインシデント?のようなものがある気がしました 話の構成に関わる知識が入ってきたおかげか、以前より物語を観察しながら見れるようになりました 特に会話、シーンごとの目的を解説されていたのが面白かったです シナリオを前に進めること、キャラとかの詳細設定を掘り下げる、解像度をあげることが目的なのは確かにそうでした 優れたシナリオは1ページ、ワンシーンごとに話が前に進むし、キャラの解像度があがっている気がします また、キャラがリアクションするだけで終わっていないかという注意もよかったです 反応だけでなく、行動、アクションを起こさないと何も始まらないのはそうでした それらを理解すると、シークエンスの説明がより伝わってきました 具体的な創作術では、カードを12枚ずつ用いて、3幕構成ごとにシーンを起こしていくのはおもしろそうでした 英語が横書きなので、脚本例も横書きで挙げられていて新鮮でした
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三幕構成の教科書としてよく名前を見るので手に取りました。全編にわたり実際の映画を例に取って説明されるので、挙げられている作品を観ていないといまいちピンとこないと思います。そもそも脚本家を目指す人向けに書かれているので映画をよく観ている人が読者である前提です。 どんな目的で読むかに...
三幕構成の教科書としてよく名前を見るので手に取りました。全編にわたり実際の映画を例に取って説明されるので、挙げられている作品を観ていないといまいちピンとこないと思います。そもそも脚本家を目指す人向けに書かれているので映画をよく観ている人が読者である前提です。 どんな目的で読むかによっても評価は分かれると思いますが(個人的には期待ほどではなかったがいくつか参考になる部分もあった)、それ以前に誤字脱字が多すぎです。これが本当に出版社から刊行されている書籍なのかと驚くレベルで、今どき個人の同人誌でももう少しマシではないかと思うほどです。気づいただけでも12箇所はありました(あまりにも多いので途中から数え始めてしまった)。文章も回りくどく何を言っているのか読み取りづらかったり、同じことを何度も繰り返す部分も多く、読みやすいとは言えないです。 シナリオを学ぶ人の間では著名な本と思うので一度読んでおく分にはいいと思いますが、読み返したいと思うものではありませんでした。
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脚本を書くつもりがなくても、これを読むことで脚本家の仕事が理解できるようになる。また、今までより深く映画を観ることができるようになると思う。
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とても明解で、ユーモアと読者への励ましがあって、これは名著と思う。「ハリウッド3幕方式」について分かった。重要なことが率直に、いくつも書かれている。 脚本を書く前に考えるべきこと。 1.エンディング 2.オープニング 3プロットポイント1 4.プロットポイント2 しかも...
とても明解で、ユーモアと読者への励ましがあって、これは名著と思う。「ハリウッド3幕方式」について分かった。重要なことが率直に、いくつも書かれている。 脚本を書く前に考えるべきこと。 1.エンディング 2.オープニング 3プロットポイント1 4.プロットポイント2 しかも、この順番で。
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脚本術、と銘打っているけれども、小説の創作にも使えますね。新人賞の講評なんかでもさらっと「三幕構成」とか当たり前の用語みたいに出てくるときがあるんですけど、その三幕構成を理論化した名著です。 豊富な実例を挙げつつ、丁寧に物語の構成を組み上げていく方法を示してくれます。具体的...
脚本術、と銘打っているけれども、小説の創作にも使えますね。新人賞の講評なんかでもさらっと「三幕構成」とか当たり前の用語みたいに出てくるときがあるんですけど、その三幕構成を理論化した名著です。 豊富な実例を挙げつつ、丁寧に物語の構成を組み上げていく方法を示してくれます。具体的な目安を教えてくれつつも、「でも規則にがんじがらめにするんじゃなくていいんだよ」ということも伝えてくれるあたり、柔軟性があります。「こういうケースもある」というのを具体的に挙げてくれたり、「こういうことでパニックになる人もいるけれど、大丈夫」ということを教えてくれるので、がちがちに型にはめられずに学んでいけるのがすごくいいなあ、と思いました。
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映画の脚本術について書かれた本です。おそらくこの業界ではバイブル的な本ではないかと思います。物語を3つに分ける三幕構成を骨子に第一幕から第二幕へ以降するタイミングをプロットポイントⅠ、第二幕から第三幕へのそれをプロットポイントⅡと呼んでいます。それぞれの幕でも発端、中盤、結末の3...
映画の脚本術について書かれた本です。おそらくこの業界ではバイブル的な本ではないかと思います。物語を3つに分ける三幕構成を骨子に第一幕から第二幕へ以降するタイミングをプロットポイントⅠ、第二幕から第三幕へのそれをプロットポイントⅡと呼んでいます。それぞれの幕でも発端、中盤、結末の3つに分けて考えて物語を構築しています。こうしたフレームワークを本書ではパラダイムと呼び、数々の名作を例に出して説明しています。脚本を作るうえで優れたフレームワークだと思います。勉強になりました。
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より深く映画を味わえるようになりたいという一心から一読。まず、そもそもこの本は「脚本を書く人のため」の本であるため(当たり前だが)、脚本を書かない人にはちょっと理解できない部分も多かった。それでも、勉強になったけれど。 本作で大絶賛されている『チャイナタウン』は未見だったため、...
より深く映画を味わえるようになりたいという一心から一読。まず、そもそもこの本は「脚本を書く人のため」の本であるため(当たり前だが)、脚本を書かない人にはちょっと理解できない部分も多かった。それでも、勉強になったけれど。 本作で大絶賛されている『チャイナタウン』は未見だったため、早速DVDを借りてきて観たけれど、どこが他の作品の脚本と違って優れているのか、素人にはよくわからなかった。本作で絶賛されるまでもなく、元々評価の高い映画だけれど、映画としてもそれほどピンと来ず。 映画は脚本だけではなく、映像、音楽、編集、演出、演技…色々な要素で出てきている。映画評論家の町山智浩さんは、「いい映画」には「いい脚本」が必ずあるけれど、「いい脚本」があれば「いい映画」になるとは限らない、と言っていた。『チャイナタウン』に関しては、脚本の評価だけではなく評価の高い作品なので、私の審美眼の低さが問題だろうけれど。 それはさておき、音楽においても「ミュージシャンズ・ミュージシャン」と言われるような人は、「一般的には売れない」人が多かったりするように、脚本家から観て「良い脚本だ」と思うような脚本は、素人には理解しがたいものなのかもしれない。
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映画の楽しみ方に新しい視点を持てた。 さほど小難しくもなく、目からウロコなハウツーでもないので、理論が純粋に鑑賞して楽しむことを邪魔することもない。
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とにかく有名なので読んでみた。 前から持っていた「別冊宝島 シナリオ入門」の元になった本だけあって、書いてある内容は大体知っていたもの。 ただ、実際の映画を例に説明してくれるのは、わかりやすくて良かった。 名著と言われるだけあって実用性抜群だと思う。
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check the scenarios:'China Town','the Shawshank Redemption' and 'matrix' then wright, check and rewright. i ca...
check the scenarios:'China Town','the Shawshank Redemption' and 'matrix' then wright, check and rewright. i can't stand!
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