水深五尋 の商品レビュー
スタジオジブリの冊子「熱風」で知った作家さんの本。 第二次大戦下のイングランドの小さな港町での青春を描く。Uボートによる貨物船襲撃の裏にはスパイ活動があるとにらんだ主人公らは興味半分でスパイ探しをする・・・16歳の多感な時期が戦争の只中だなんて、コロナ禍どころではないだろう。現...
スタジオジブリの冊子「熱風」で知った作家さんの本。 第二次大戦下のイングランドの小さな港町での青春を描く。Uボートによる貨物船襲撃の裏にはスパイ活動があるとにらんだ主人公らは興味半分でスパイ探しをする・・・16歳の多感な時期が戦争の只中だなんて、コロナ禍どころではないだろう。現実にもそのような事態に陥っている国もあるけれど、子供達はこんな日常をおくっているのでしょうか?この本には戦争批判といった単純な話はなく、人種差別、親子の関係、階級闘争、移民問題、ちょっと甘酸っぱい青春が多層的に描かれていてとても印象的です。児童書とかヤングアダルトの範疇を超えていると思える大人感満載。自伝的要素も強いとのことですが、戦時下での当事者目線で描かれている心情がとてもリアルだし、たくましく暮らしているところも心に残ります。名作。 「海神の島」に続き偶然にも戦争が強い影を落とす物語でした。現実の世の中でも紛争(とかいってますがもはや戦争)が絶えないきな臭い世界となってしまっただけにいっそう心に響きます。 同じ登場人物が出てくる「機関銃要塞の少年たち」も探してみよ。
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池澤夏樹の書評集の紹介で知って読みました。宮崎駿が愛した作家で、挿絵や表紙を彼が描いています。 イギリスの児童文学だそうです。中学生くらいの少年二人と少女二人の活躍です。第二次大戦中、ドイツの空爆とUボートの攻撃にさらされているイギリスの港町のお話。 感想はブログに書きまし...
池澤夏樹の書評集の紹介で知って読みました。宮崎駿が愛した作家で、挿絵や表紙を彼が描いています。 イギリスの児童文学だそうです。中学生くらいの少年二人と少女二人の活躍です。第二次大戦中、ドイツの空爆とUボートの攻撃にさらされているイギリスの港町のお話。 感想はブログに書きました。できれば、そちらを覗いてください。 https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/202312170000/
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うーん ウェストールは評価も高いし、「そっか」と思うところも多いのだけれど、読みにくいなあと思っている。 この時期、戦争を取り扱った本を子どもたちが読んでくれるといいのだけれど。
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池澤夏樹・春菜の父娘対談『ぜんぶ本の話』で評判の高かった児童文学です。第二次大戦下のイングランド北東部の小さな港町を舞台に、16才の少年(チャス・マッギル)と幼なじみの仲間たちが、ドイツのスパイ捜しに大人たち顔負けの大活躍を繰り広げるイギリス伝統の冒険小説です。登場する人物の一人...
池澤夏樹・春菜の父娘対談『ぜんぶ本の話』で評判の高かった児童文学です。第二次大戦下のイングランド北東部の小さな港町を舞台に、16才の少年(チャス・マッギル)と幼なじみの仲間たちが、ドイツのスパイ捜しに大人たち顔負けの大活躍を繰り広げるイギリス伝統の冒険小説です。登場する人物の一人ひとりの描写が、繊細かつ骨太に表現された格調ある物語となっており、大人にも読み応えのある作品でした。名翻訳に併せた宮崎駿の挿絵が際立っています。
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1943年、第二次大戦下のイングランド北東部の港町を舞台に、ナチスのスパイさがしをする少年たちのお話。少年少女の冒険というには危険すぎ、当時の社会情勢の描写もあって、中盤からはハラハラしながら読んだ。タイトルは、シェイクスピアの戯曲『テンペスト』の詩から、変わってしまうもの、信用...
1943年、第二次大戦下のイングランド北東部の港町を舞台に、ナチスのスパイさがしをする少年たちのお話。少年少女の冒険というには危険すぎ、当時の社会情勢の描写もあって、中盤からはハラハラしながら読んだ。タイトルは、シェイクスピアの戯曲『テンペスト』の詩から、変わってしまうもの、信用をおけないものに気づく主人公の成長を象徴しているようだ。水深の五尋は約9mか。 世界の信じられなさの中でラストの父親の変わらなさが何ともかっこいい。 恋のゆくえや少年たちの悪ふざけや冗談など、児童書らしさも感じられたが、逆にそうした描写についていけない自分の年齢的な(?)もどかしさを感じた。 表紙や挿絵は宮崎駿によるもの、だから読みたいと思ったわけではないが、ウェストールを読んでみる理由が自分でも分かっていないということは、そうした話題に引っかかったのかもしれない。 19-52
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ミステリーとして、歴史小説として、秀逸。 子供が大人になる、劇的な成長がいとも簡単に、しかし丁寧に描かれている。さっぱり、でも愛を持って書くウェストール、すごい。
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あとがきにも触れられていますが、特にイギリスでは未だに幅を利かせているという階級制度に対し、若者らしく純粋に反発し立ち向かおうとする主人公チャスに共感します。それはさておきスリリングな展開と苦味の残るラストはウェストールならではです。ティーンエイジャーの女子の大人ぶりと男子のおバ...
あとがきにも触れられていますが、特にイギリスでは未だに幅を利かせているという階級制度に対し、若者らしく純粋に反発し立ち向かおうとする主人公チャスに共感します。それはさておきスリリングな展開と苦味の残るラストはウェストールならではです。ティーンエイジャーの女子の大人ぶりと男子のおバカぶりがおもしろいです。挿絵は思ったより少なく、どことなくウェストール作品によく挿絵を描いているジョン・ロレンスをほうふつとさせます。
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久しぶりにロバート・ウェストールの作品を読んだ。社会人になっても楽しめるかちょっと不安だったけど、やっぱりウェストールは面白い! ただ戦時中の話ってだけじゃなく、お父さんがちょっと左なところとかも描かれていて、その辺りがまさしくウェストールらしさでもう!全部翻訳して出して欲しい...
久しぶりにロバート・ウェストールの作品を読んだ。社会人になっても楽しめるかちょっと不安だったけど、やっぱりウェストールは面白い! ただ戦時中の話ってだけじゃなく、お父さんがちょっと左なところとかも描かれていて、その辺りがまさしくウェストールらしさでもう!全部翻訳して出して欲しいな。
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訳は金原瑞人、野沢佳織。 表紙と挿絵をスタジオジブリの宮崎駿監督が書いてみえます。 舞台は第2次世界大戦中のイギリス。 その海岸近くの町に住む少年が、ドイツのUボートに密かに情報を送っているスパイを探し出そうと、友達と一緒に奮闘するのですが… スパイが本当にいるのかいないの...
訳は金原瑞人、野沢佳織。 表紙と挿絵をスタジオジブリの宮崎駿監督が書いてみえます。 舞台は第2次世界大戦中のイギリス。 その海岸近くの町に住む少年が、ドイツのUボートに密かに情報を送っているスパイを探し出そうと、友達と一緒に奮闘するのですが… スパイが本当にいるのかいないのかは置いといて、町中の人を次から次へと疑う少年が、その人たちと触れ合うことで、戦時中の人々の心、成長する少年の心を描いています。 少年の恋も描かれていて、積極的な女の子に対して、とまどっている少年、という対比が、その年頃の少年少女の違いをよく表していて、ちょっと笑えます☆ 誰でも少年少女の頃は、多少は大人のことを汚いとか嘘つきだとか思ったことがあるでしょう。 確かにその通りで、作品の中の大人たちも、けっして英雄でもなければ聖人でもありません。 ウェストールの作品には、そんな大人たちが、迷いながら苦悩しながら生きる姿がそのまま描かれていて、大人だからといって誰も「正解」なんて持っていないのだということがよくわかります。 読んでよかったと思える作品でした。
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第二次世界大戦中のイギリスを舞台にした16歳の少年の話。 筆者の自伝に近いらしく、当時の様子と心情がリアルに描写されている。 児童向け。世界史で大戦のことを習っていれば読めるかな……?Uボートとか出てくるので 海の近くで暮らした人には面白いのかな?私は違うのでそこらへんはわからな...
第二次世界大戦中のイギリスを舞台にした16歳の少年の話。 筆者の自伝に近いらしく、当時の様子と心情がリアルに描写されている。 児童向け。世界史で大戦のことを習っていれば読めるかな……?Uボートとか出てくるので 海の近くで暮らした人には面白いのかな?私は違うのでそこらへんはわからなかった 宮崎駿/画
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