たまごを持つように の商品レビュー
真なるものは善であり、美に通じる。そして弓はたまごを持つように、ふんわりと握らなければならない。その握り方を握卵という。自信が持てず臆病で不器用な初心者、早弥。早気に陥った天才肌の実良。黒人の父をもち武士道を愛する少年、春。三人の中学生たちの弓道にかけるさわやかで、やわらかな青春...
真なるものは善であり、美に通じる。そして弓はたまごを持つように、ふんわりと握らなければならない。その握り方を握卵という。自信が持てず臆病で不器用な初心者、早弥。早気に陥った天才肌の実良。黒人の父をもち武士道を愛する少年、春。三人の中学生たちの弓道にかけるさわやかで、やわらかな青春小説。
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弓道してます。すごく、共感できました。読んだ後も爽やかな感じが、しばらく残ります。読んだ後気持ちよくなれるのは、いいですね。
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一歩一歩しか歩けないのなら、長い間歩いていればいいのだということ。人が歩みをやめてしまっても歩いていればいいし、ひたすら続けていればいい。
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弓道の才能に恵まれた女の子・実良について、チームメイトである主人公は心の中で常々絶賛するのですが、どうもこの実良の魅力が伝わりませんでした。 スポーツもので、凡人の私と才能あふれるライバル・・っていう設定はよくありますが、主人公もライバルも、もっとプライベートな面で人間的な魅力...
弓道の才能に恵まれた女の子・実良について、チームメイトである主人公は心の中で常々絶賛するのですが、どうもこの実良の魅力が伝わりませんでした。 スポーツもので、凡人の私と才能あふれるライバル・・っていう設定はよくありますが、主人公もライバルも、もっとプライベートな面で人間的な魅力が描かれてたらよかったです。
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こちらの方が、好きだ。 弓道を通して、成長期の自分、コミュニティに馴染むのが苦手な自分、コンプレックスを抱えた自分と向き合う。 そこに大人も関わらないことはないが、遠回しで、根気強い目で接していて、好感が持てた。 勝つことが目的ではなくて、でも勝ちたいと思うこととは矛盾せず、自分...
こちらの方が、好きだ。 弓道を通して、成長期の自分、コミュニティに馴染むのが苦手な自分、コンプレックスを抱えた自分と向き合う。 そこに大人も関わらないことはないが、遠回しで、根気強い目で接していて、好感が持てた。 勝つことが目的ではなくて、でも勝ちたいと思うこととは矛盾せず、自分と向き合えるなにかを持てるのはとても良いなあと思う。羨ましいくらいだ。良い先生に教われ、というのはここのところに触れられるからだろうなあ。 成長を恐れず、こばまずに、しかし努力できる子供たちは安心してみていられる。自分もこうなりたいなあー
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中学の部活動が中心に 、弓道の事が描かれています。 ぐいぐい引き込まれて、弓道の凛とした空気があたりをつつんでしまいそうでした。 うまくなりたいとあせる気持ちやスランプやライバルとのやりとり、そして、恋のドキドキ・・・ とってもおもしろい青春ドラマです。中学時代って、いいな...
中学の部活動が中心に 、弓道の事が描かれています。 ぐいぐい引き込まれて、弓道の凛とした空気があたりをつつんでしまいそうでした。 うまくなりたいとあせる気持ちやスランプやライバルとのやりとり、そして、恋のドキドキ・・・ とってもおもしろい青春ドラマです。中学時代って、いいなぁ・・・
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非常にわかりやすいお話。 中学生が主人公ということもあり、 思考も行動もかなりストレートです。 現在の勤務校にたまたま弓道部があるので、 こんな感じなのかなぁと想像しながら読みました。 弓道に限らず「道」のつく競技は、 本当に潔い美しさがあると思います。 一度、生の試合を見て...
非常にわかりやすいお話。 中学生が主人公ということもあり、 思考も行動もかなりストレートです。 現在の勤務校にたまたま弓道部があるので、 こんな感じなのかなぁと想像しながら読みました。 弓道に限らず「道」のつく競技は、 本当に潔い美しさがあると思います。 一度、生の試合を見てみたいと思いました。
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図書館で借りた一冊♪ 中学弓道部の話で可愛かったですよー! 精神の種目と言われる弓道の試合がメインで 3人の成長物語です。 手に汗にぎる感じもあるし!とても読みやすかったです!
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自信が持てず臆病で不器用な初心者、早弥。 ターゲットパニックに陥った天才肌、実良。 黒人の父をもち武士道を愛する少年、春。 たまごを持つように、弓を握り、 心を通わせていく、中学弓道部の男女三人。 弓道経験はないけれどなんというのか武道系にある 背筋が真っすぐになるような凛とし...
自信が持てず臆病で不器用な初心者、早弥。 ターゲットパニックに陥った天才肌、実良。 黒人の父をもち武士道を愛する少年、春。 たまごを持つように、弓を握り、 心を通わせていく、中学弓道部の男女三人。 弓道経験はないけれどなんというのか武道系にある 背筋が真っすぐになるような凛としたものを感じる お話だった。 女子二人、男子一人の中学生3人。 ちょっぴり恋愛ごとも盛り込みながら大筋は弓道。 描写が丁寧で弓道を知らない私でも緊張感や 心の揺れを感じられた。 中学生。 爽やかだわ。
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自身、剣道をやっていたのだが、弓道はまた違う成果があるのですね。 最終章(第17章)、主人公の早弥はじめ実良、春のそれぞれが感じる、感覚がとても懐かしい。 弓道は、剣道や柔道と違って、対戦相手がある訳ではない。 だからこそ、自分自身の心持ち(心も身体も)と向き合う必要があるの...
自身、剣道をやっていたのだが、弓道はまた違う成果があるのですね。 最終章(第17章)、主人公の早弥はじめ実良、春のそれぞれが感じる、感覚がとても懐かしい。 弓道は、剣道や柔道と違って、対戦相手がある訳ではない。 だからこそ、自分自身の心持ち(心も身体も)と向き合う必要があるのだろう。 中った時の心地よさ、気分いいんだろうねぇ。
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