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地団駄は島根で踏め の商品レビュー

3.7

29件のお客様レビュー

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2010/10/04

語源を実際の地を訪ねて体感するということ自体は非常におもしろい。 内容も思わず「へぇ」となる部分もちらほら。 しかし、それを上回って残念なのが、著者の調子だ。 読者を飽きさせないために、おもしろおかしく表現しようとしているのはわかるのだが、その切り口がものの見事にワンパターン...

語源を実際の地を訪ねて体感するということ自体は非常におもしろい。 内容も思わず「へぇ」となる部分もちらほら。 しかし、それを上回って残念なのが、著者の調子だ。 読者を飽きさせないために、おもしろおかしく表現しようとしているのはわかるのだが、その切り口がものの見事にワンパターンで読む気をそがれる。 結局、後半は語源にまつわる部分を斜め読みする羽目になった。 続編がありそうだが、読まないだろう。

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2009/12/28

普段何気なく使っている言葉である、「急がば回れ」「うやむや」「ひとりずもう」などの語源を辿って、『語源ハンター』わぐり氏が日本中を巡る。面白いのだが、各章が紙面の関係で短いからか、まとめ方が割と適当な感じがしないでもない。 ただ、「お払い箱」「あこぎ」「つつがなく」など読んでい...

普段何気なく使っている言葉である、「急がば回れ」「うやむや」「ひとりずもう」などの語源を辿って、『語源ハンター』わぐり氏が日本中を巡る。面白いのだが、各章が紙面の関係で短いからか、まとめ方が割と適当な感じがしないでもない。 ただ、「お払い箱」「あこぎ」「つつがなく」など読んでいて思わず「ほーっ」と感心してしまうのであった。(ちょっとネタばれで申し訳ないが、「つつがなく」の「つつが」は、あの「ツツガムシ」の「つつが」であることをこの本で初めて知った。) ページ数もそれなり(300頁)で、新書なので割と気楽に読めると思う。 日本語という世界の奥深さの一端が垣間見える(ちょっと大袈裟?)作品である。

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2009/11/25

「ぐだぐだ」の語源が神奈川県・鎌倉の建長寺を訪れた兀庵僧侶にあるとは知らなかった。23の面白い地方発の語源をコラム的にまとめた新書。「ヤバイ」は江戸が発祥で小伝馬町に語源があるとか、気軽に読める。

Posted byブクログ

2009/11/24

題にあるように、語源をめぐる旅の記録なのだ。なかでも、あこぎ、関の山、お払い箱の3つは近くのことなので興味深かった。次もあるらしいから楽しみにしとく。 小説読んでる合間とかちょっと時間開いたときなんかに読むとちょうどいいかも。

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2009/11/08

けっこう面白かったです。ただ、あんまり有力じゃない説を取り上げていることも多く、最後にはこれこそ真の語源だ!という感じでまとめられていることが多かったのが気になりました。しょうがないのかな? 1つの言葉の分量とかもちょうどよく、なんとか飽きずに読むことができました。

Posted byブクログ

2011/07/19

先日、たまたまスイッチONと同時に、NHKの論点というお堅い番組が映って、著者の放送作家である、わぐりたかし、が自著を紹介するという趣向で始まったので、つい興味を惹かれて見てしまいました。言葉の語源がどこかの地域・場所に特定されるということに絶大な興味を抱いてしまいました。

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2009/10/07

語源の旅。旅行誌の企画だったそうで、堅い言語学や民俗誌の話ではなく、街並や風情、そして甘味中心に名物が紹介されていて楽しめた。

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2009/10/07

語源遺産・・・ふだん日常会話の中で何気なく使っている言葉の「語源」にゆかりのある「場所は地域」・・・を訪ねて歩くと、辞書やインターネットで調べればすぐにわかる情報だけからは得られない何かがあって、やみつきになるものだそうな。 焼酎好きの自分には「チンタラ」が一番印象に残って、是非...

語源遺産・・・ふだん日常会話の中で何気なく使っている言葉の「語源」にゆかりのある「場所は地域」・・・を訪ねて歩くと、辞書やインターネットで調べればすぐにわかる情報だけからは得られない何かがあって、やみつきになるものだそうな。 焼酎好きの自分には「チンタラ」が一番印象に残って、是非とも自分の目でも見ておいたくなりました。 また、最終話に本書のタイトルである、島根への旅ではテツが登場(P.305)。高校時代の同級生の名前を目にすることになって、何であんなやつがこういう書でとりあげられるほどに有名人になったんや?!と関係ないところで地団駄踏むことにもなった。 なお、語源遺産は国内だけで147箇所あって、本書で23話+あとがきにて3つ紹介。巻末には続編「太鼓判は山梨で押せ」の予告も。 (2009/7/17)

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2009/10/07

ごたごた、泥棒、阿漕、関の山、元の木阿弥、あとの祭り、埒があかない、ごり押し うんともすんとも、のろま、相槌を打つ、チンタラ

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