地団駄は島根で踏め の商品レビュー
語源の地へ旅する旅行記みたいなものだが、日本語のルーツも分かり、旅をした気分にもなって、とても面白い。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
高橋 源一郎さんがラジオで絶賛オススメしていたそうで、父が図書館で借りてきたのを回してもらった。言葉好き、旅好き、辞書好き、歴史好きにはとても楽しめる1冊! 「ごたごた」「どろぼう」「ごり押し」「らちがあかない」などなど身近な慣用句を取り上げ、その言葉の語源にゆかりのある場所を訪れ、地元の人に話を聞き、その土地土地のおいしいものを食べるという、ステキな旅。おもしろかった。そしてお腹すいた。
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トーンが軽かったので大丈夫かなぁと最初に思ったものの、読み進めるうちにけっこうハマってしまった。元々この手の語源とか気になる方なので、テレビ番組を作る感覚でエンタテインメント性も取り入れつつまとめているところがまた秀逸。 もちろんすべてがそのものずばりでなかったり諸説あるのはやむ...
トーンが軽かったので大丈夫かなぁと最初に思ったものの、読み進めるうちにけっこうハマってしまった。元々この手の語源とか気になる方なので、テレビ番組を作る感覚でエンタテインメント性も取り入れつつまとめているところがまた秀逸。 もちろんすべてがそのものずばりでなかったり諸説あるのはやむをえないわけで、それでもなんとかまとめているあたり、他にもいろいろ知りたいと思わせます。
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語源、地名って面白い! だけど、市町村合併などで大事な歴史が失われつつある。郷土を愛するって何ですか?適当な理由つけて新しい地名つけても歴史の裏付けない以上、ムイミですよ。
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「地団駄を踏む」「後の祭り」「どろぼう」などの語源を調べ、考察し、著者は縁の土地へ行く。人と触れ合い、地元ならではの情報や解釈に出会う。好奇心と行動力に溢れる著者の目線は優しい。文中には写真や図解もあって語源が理解しやすい。ただ、最後に提案される語源や解釈にはすぐには頷けないもの...
「地団駄を踏む」「後の祭り」「どろぼう」などの語源を調べ、考察し、著者は縁の土地へ行く。人と触れ合い、地元ならではの情報や解釈に出会う。好奇心と行動力に溢れる著者の目線は優しい。文中には写真や図解もあって語源が理解しやすい。ただ、最後に提案される語源や解釈にはすぐには頷けないものもある。まあ、そういう考えもあるかもねと読むには面白い。
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ことばが生まれたと言われる土地におもむいて、語源の謎に迫る旅行記。 あとがきも含めると、本書で取り上げられている言葉は28個。それぞれに語源があり、一つ一つのエピソードが面白い。ただ語源を調べた、という内容ではなく、現地に行くというスタイルが非常にユニークで自分もこのような旅を...
ことばが生まれたと言われる土地におもむいて、語源の謎に迫る旅行記。 あとがきも含めると、本書で取り上げられている言葉は28個。それぞれに語源があり、一つ一つのエピソードが面白い。ただ語源を調べた、という内容ではなく、現地に行くというスタイルが非常にユニークで自分もこのような旅をしてみたい気にさせてくれる。改めて日本語の奥深さに触れられると思う。「ごたごた」の語源探訪の話が個人的には一番へぇーと思った。
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「語源ハンター」と自称する筆者が、普段何気なく使っている言葉にゆかりがある場所を求めて、ニッポン各地を東奔西走。「なるほど」と「へぇー」が詰まった旅行記である。 「語源が知りたい」と思うことはしばしばだが、自分の場合は、辞書やインターネットでさらさらっと調べて終わりにすることが...
「語源ハンター」と自称する筆者が、普段何気なく使っている言葉にゆかりがある場所を求めて、ニッポン各地を東奔西走。「なるほど」と「へぇー」が詰まった旅行記である。 「語源が知りたい」と思うことはしばしばだが、自分の場合は、辞書やインターネットでさらさらっと調べて終わりにすることが多い。 本書の筆者はそれでは飽きたらず、様々な言葉がどのような風俗や習慣、伝説や逸話から生まれたのかを、実際にその「土地」に行って見聞きしている。 土地の人の話を聞き、伝統芸能や祭祀を見学し、遺跡や名勝を訪れ、そしてお楽しみ、名物を味わう。ディープな旅を通して、言葉が生まれた背景を知り、時には現在の使われ方が当初とは違ってきていることを発見したり、新たな説を発見したりする。筆者と一緒に言葉が産声を上げた現場に立ち会う気分が味わえる。 「語源」という取っ掛かりを通じて土地の人たちと交流が生まれるのも楽しい。筆者の人柄の賜物だろう。 語源を求めた20を超える旅。どれも興味深いが、個人的には「あいづちを打つ」「縁の下の力持ち」「つつがなく」「ひとりずもう」あたりが特におもしろかった。 テーマのある旅のおもしろさを余すところなく伝えている、楽しい1冊。 *新書なので、「もう少し突っ込んで知りたい!」と思う箇所もあるが、そう思ったら自分で旅に出ろ!ということかな(^^;)
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言葉の語源には諸説があり、それを現地へ行って検証している。 結構、大きな辞書の語源説明も適当なんだと実感。
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普段何気なく使っている言葉のなかに、色々な歴史を持ったものが多く、またその歴史が奥深いかって言うことが学べる本。放送作家さんらしいのかどうか分かりませんが、だじゃれをこめた、軽快な語り口調やオチとか楽しく学べます。
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[ 内容 ] 語源現場主義にもとづいた“完全体感型・語源本”。 ことばが生まれたといわれている土地に実際におもむいて、探偵気分で語源の謎を調査・推理・解決!?。 [ 目次 ] 急がば回れ ごたごた らちがあかない ひとりずもう あこぎ 縁の下の力持ち つつがなく あとの祭り ど...
[ 内容 ] 語源現場主義にもとづいた“完全体感型・語源本”。 ことばが生まれたといわれている土地に実際におもむいて、探偵気分で語源の謎を調査・推理・解決!?。 [ 目次 ] 急がば回れ ごたごた らちがあかない ひとりずもう あこぎ 縁の下の力持ち つつがなく あとの祭り どろぼう 関の山〔ほか〕 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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