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臓物大展覧会 の商品レビュー

3.4

38件のお客様レビュー

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2014/09/30

透明女はグロかった。透明女には悪気はなかったんだろうけど…。 攫われてはなかなかの怖さだった。てっきり"僕"は犯人だと思ったけど、読み返してみると馨のようにも思えるし…どっちなんだろ。 十番星はきいきいきい。 造られしものはSFだけど衝撃のラストだった。本人は...

透明女はグロかった。透明女には悪気はなかったんだろうけど…。 攫われてはなかなかの怖さだった。てっきり"僕"は犯人だと思ったけど、読み返してみると馨のようにも思えるし…どっちなんだろ。 十番星はきいきいきい。 造られしものはSFだけど衝撃のラストだった。本人は知らずに死ねたけど…。 悪魔の不在証明もなかなかよかった。文筆家の話は真実なのかどうか。。

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2014/09/09

痛くて気持ち悪い、怖い、ゾクゾクする、気持ち悪い、痛い痛い痛い。でもどんでん返しにゾワッとして、それが面白くて、こんなに面白いけれど、絶対に人には薦められなくて悩ましいね。 9つの短編集。 描きおろし作品の「透明女」と「悪魔の不在証明」の終り方の気味悪さは異常。「攫われて」はもう...

痛くて気持ち悪い、怖い、ゾクゾクする、気持ち悪い、痛い痛い痛い。でもどんでん返しにゾワッとして、それが面白くて、こんなに面白いけれど、絶対に人には薦められなくて悩ましいね。 9つの短編集。 描きおろし作品の「透明女」と「悪魔の不在証明」の終り方の気味悪さは異常。「攫われて」はもう目眩がするくらい怖かった。 「エヌ氏」が出てきたり、やたらと深呼吸を勧める変な刑事が出てきたり、SF戦隊物が急に始まったりと、変に緩急のある小説だった。

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2014/08/27

ホラー短編集ですが、SFありコミカルな話もありで多彩。グロテスクなものもありますが、不思議と後味は悪くない。 初めの「透明女」が恐ろしくえげつないなと思えば、次の「ホロ」が綺麗なSFでびっくり。 「攫われて」は痛そうで読むのが辛かった。 後半四編「SRP」「十番星」「造られしもの...

ホラー短編集ですが、SFありコミカルな話もありで多彩。グロテスクなものもありますが、不思議と後味は悪くない。 初めの「透明女」が恐ろしくえげつないなと思えば、次の「ホロ」が綺麗なSFでびっくり。 「攫われて」は痛そうで読むのが辛かった。 後半四編「SRP」「十番星」「造られしもの」「悪魔の不在証明」はどれもお気に入り。 「SRP」 妖怪SF。稲生物怪録に科学特捜隊というすごい組み合わせ。楽しい。 「十番星」 ベタベタなホラーSF。少年向け古典SFホラーっぽさがよく出てて懐かしい気分になる。 「造られしもの」 ロボットSF。これも古典的ロボットSFの名作を意識している感がありますね。哀愁漂う。 「悪魔の不在証明」 小さな村に現れた宗教家と神の存在を議論するうちにとんでもない結末に。狂気だ。

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2014/05/27

臓物が語る物語。 痛かったり怖かったりグロかったり と色々な短編詰め込みで面白かった。 『攫われて』が辛かったのと 『悪魔の不在証明』が面白かった。

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2014/07/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

短編集。狂人大集合!「SRP」がB級臭がすごく気に入った。「造られしもの」は泣ける。「攫われて」物理的に痛い感覚になる。

Posted byブクログ

2012/10/28

タイトルも、内容もオドロオドロしい。 飯食っているときは、読まない方がいいですね。 普通のホラーと言うより、SFホラー。 怖いと言うより、グロい。

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2012/10/08

おどろおどろしいタイトルのわりには読後感は爽やか。コメディやハッピーエンドもあり、明るい気持ちになれました。ハズレなしの良作短編集。 最初の「透明女」だけは安定のグロですが、他はだいたい健全。星新一オマージュの「釣り人」、アイザック・アシモフ的な世界観の「造られしもの」なんて特に...

おどろおどろしいタイトルのわりには読後感は爽やか。コメディやハッピーエンドもあり、明るい気持ちになれました。ハズレなしの良作短編集。 最初の「透明女」だけは安定のグロですが、他はだいたい健全。星新一オマージュの「釣り人」、アイザック・アシモフ的な世界観の「造られしもの」なんて特に上品で、おいおいグロが足りないよどうなってんのというレベル。人に薦めてもドン引きされないバリアフリーな内容だと思います。

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2015/08/13

プロローグ / 書き下ろし 透明女 / 書き下ろし ホロ / 初出 『異形コレクションⅩⅩⅩⅧ 心霊理論』 光文社文庫 (2007.8) 少女、あるいは自動人形 / 初出 『クリスピー物語』 ネスレ文庫プロジェクト (2006.4) 攫われて / 初出 『ミステリ・アンソロジーⅡ...

プロローグ / 書き下ろし 透明女 / 書き下ろし ホロ / 初出 『異形コレクションⅩⅩⅩⅧ 心霊理論』 光文社文庫 (2007.8) 少女、あるいは自動人形 / 初出 『クリスピー物語』 ネスレ文庫プロジェクト (2006.4) 攫われて / 初出 『ミステリ・アンソロジーⅡ 殺人鬼の放課後』 角川スニーカー文庫 (2002.2) 釣り人 / 初出 YOU&I SANYO 1999年9~11月号 SRP / 初出 『稲生モノノケ大全 陽之巻』 毎日新聞社 (2005.5) 十番星 / 初出 Newtype 1995年11月号 造られしもの / 初出 小説すばる 2003年3月号 悪魔の不在証明 / 書き下ろし エピローグ / 書き下ろし カバーイラスト 森山由海 カバーデザイン 森川結紀乃 装幀 田島照久 印刷 旭印刷 製本 BBC

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2012/08/03

ホラー短編集。『ホロ』、『造られしもの』などのSFテイストな作品が好み。臓物関係の直接的なグロ表現が、読んでてダメージきますなぁ…。(←褒めてる) あ、『悪魔の不在証明』が論理の激突で非常に面白かった。 書き下ろしもいくつかあるものの、基本的にあちこちの雑誌に書いた作品を集めた...

ホラー短編集。『ホロ』、『造られしもの』などのSFテイストな作品が好み。臓物関係の直接的なグロ表現が、読んでてダメージきますなぁ…。(←褒めてる) あ、『悪魔の不在証明』が論理の激突で非常に面白かった。 書き下ろしもいくつかあるものの、基本的にあちこちの雑誌に書いた作品を集めたモノのせいか、タイトルにあるような『臓物博覧会』的な一貫したテーマではないので、タイトル負け(プロローグとかエピローグとかつけてても、全体的な印象が「?」ってなる)しちゃうのは残念w

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2012/07/14

おもしろかった、やはりホラーの中では、この人が一番好きかも。 単純に怖い感じの作品だけでなく、αΩの時みたいなSFヒーローもの っぽい作品も好きです。 ★4でも良かったのですが、いまいちピンとこないものも少し入っていたので、厳しめに三つにしておきます。

Posted byブクログ