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不毛地帯(2) の商品レビュー

4.2

66件のお客様レビュー

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2026/01/22

ソ連軍に捕まり、シベリアで抑留生活を余儀なくされた主人公が、日本に戻り商社の中で成り上がっていく話です。 戦後のどん底の日本を、先進国まで成長させた自分の祖父世代は、こんな志で仕事をしていたのかなと思うと、胸が熱くなります。 内容も濃いですが、ページ数も多いので、読むのに結構時間...

ソ連軍に捕まり、シベリアで抑留生活を余儀なくされた主人公が、日本に戻り商社の中で成り上がっていく話です。 戦後のどん底の日本を、先進国まで成長させた自分の祖父世代は、こんな志で仕事をしていたのかなと思うと、胸が熱くなります。 内容も濃いですが、ページ数も多いので、読むのに結構時間がかかってしまいましたが、楽しく読めました。

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2025/10/13

 11年間抑留されたロシアから帰国して、商社マンとして活躍する。壹岐は商社に入っても防衛庁の次期戦闘機選定に絡む仕事に従事することになる。ビッグマネーが動く政治がらみの案件には、裏側には様々なことが絡んでくるのだ。

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2025/07/24

シベリアから帰還して商社に入社したけど、ここもある意味で戦場ですね。 ロッキード事件を題材に描かれている本作は商社と国家同士の大きなスケールで迫力があります。 登場人物、一人ひとりの感情の迸りを強く感じます。

Posted byブクログ

2025/06/11

山崎豊子『不毛地帯』新潮文庫 読了。極寒と砂漠、二つの不毛地帯。シベリア抑留から帰還した元大本営参謀が商社マンとして第二の人生を歩む社会派小説。戦闘機選定争い、自動車会社提携交渉、そして石油開発。作戦力と組織力で商戦に挑んでいく。社長に引導を渡した際の主人公の出処進退が鮮やかだ。

Posted byブクログ

2026/01/18

商社マンにとって、パーティは社交は名目、情報収集がメイン。不可抗力等万一も考慮して契約するのが商社マンのイロハのイ。 商社は数字が人を殺すのだと実感したという文章、ぎくりとくるものがある。 絶対ランクAからB、当社もそんな基準があるんだろうか、、。商社の海外支店は、ニッポン交...

商社マンにとって、パーティは社交は名目、情報収集がメイン。不可抗力等万一も考慮して契約するのが商社マンのイロハのイ。 商社は数字が人を殺すのだと実感したという文章、ぎくりとくるものがある。 絶対ランクAからB、当社もそんな基準があるんだろうか、、。商社の海外支店は、ニッポン交通公社とか呼ばれてるんだろうか、、。 動線とTODO、気を使うとは、動線を把握し、そこで立ち止まるポイントを少なくし、スムーズにする 言葉遣い。 次期戦闘機、僕に見当違いな詰問する前に、防衛庁が取り組むべきと返すが、選挙がらみ資金がらみで国防の重要事項が決まる実態。今の日本はどうか? 大本営参謀の思考法、どんな複雑な事象も問題点を5点以内に要約し、その裏付けをとれば結論出る。結論ファースト、問題点 裏付け。 組織の秩序、一つの負けに拘れば本質を失う イスラエルアラブ戦争とそれで一儲けを狙う利権者たち。商社間の情報戦争、相手を陥れる戦略、足の引っ張り合い。全て、競合を出し抜いて一儲けするため。ブローカー、よくわからん交易会社、その他種々。 インドネシア華僑の話も興味深い。シンガポールや他の東南アジアに散らばる、ユダヤ的ポジション。彼らのビジネスセンスは見習う必要がある。彼らにとってビジネスは、イエスorノーの世界。加えて、ビジネスとプライベートは全く別物である点も印象深い。 社内体制についても、常務に上がったことに対して不満をいう主人公と早めに常務に上げて、揉まれることを望む社長。組織を強くなるのは、どういう条件が揃った時か?ここも勉強になる。結局、戦略があり、戦術があり、それを実行する人がいる。軍との違いは、自己意識を持った集団である点、会社を達観して見れそう。

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2024/12/22

この作品も古くからあるせいか何度も重版をしてきたからか、1巻のアメリカ渡航篇がこの2巻にも載っていた。 2度美味しくて徳したのか、頁減らされ損したのか。 まあ読み進める事にする。 …当たり前だよね。

Posted byブクログ

2024/10/30

1962-1967頃の話。壱岐はすっかり商社マン。二次防戦闘機商戦、第三次中東戦争。ドロドロ政治。ライバル鮫島はいい味。

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2024/10/20

第一巻とは全く異なる主人公の姿にまずは感慨深い。目的のためには手段選ばずで、第二の人生を乗り切ろうとする姿に人間のリアリティを実感させられた。

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2024/10/19

2024.10.19 商社マンとして、人間の業と向き合う日々。 しかし、2巻ラストの抑留者の会報発送事務のくだりは、主人公のベースはどこにあるかを感じさせる。

Posted byブクログ

2024/07/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

壱岐のアメリカ出張はやはりFX選定に絡むものだった。入社時の社長との約束を反故にされるも商社マンとして突き進む。8年で嘱託から常務取締役に上り詰めるもかつての上司である副社長との軋轢に悩む。アメリカ出張時の細やかな情景の描写はさすが山崎さんという感じ。きっと事前に取材出張を行い小説のプロットを考えながら観察していたのだろうと感じた。

Posted byブクログ