ロング・グッドバイ の商品レビュー
うーん、すごくよかったです ミステリの苦手意識が完全に克服されてしまったかも 事件が起きて、もちろん解決に向かってストーリーは進んでいくわけだけど、そんなことがどうでもよくなってしまうような文章のうまさ、おもしろさに惹きつけられてしまいました また読むと思います
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村上春樹があまりに文章を絶賛するものだから、本人が訳した 文体そのものにすごく気をとられてあまり世界観にのめり込めなかった…!でもマーロウはかっこいい。
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村上春樹訳で読んだのが失敗だったかなぁ。 男のロマンも、 いちいち鼻について、 読み進めることができなかった。 期待していた「印象的な台詞」も見つからなかった。 今度、もし機会があったら、 翻訳者を替えて、読んでみよう。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
村上春樹訳。久々のミステリ。フィリップマーロウシリーズ第6弾。今まで読んできたミステリとは違い、犯人探しだけに焦点を 当てる作品ではなかった。テリーレノックスが作品の大きい影となって展開されていく面白い作品。
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初チャンドラー。独特な文章にかなり戸惑いました。ひとつひとつの文が驚くほど長い。修飾の嵐でしたね。このひたすら続く説明のせいで前半はストーリーが遅遅として進まないし、気障なマーロウは何考えているのかわかんないしで、全く面白みを感じませんでした…。中盤から、やっと話が繋がってきて展...
初チャンドラー。独特な文章にかなり戸惑いました。ひとつひとつの文が驚くほど長い。修飾の嵐でしたね。このひたすら続く説明のせいで前半はストーリーが遅遅として進まないし、気障なマーロウは何考えているのかわかんないしで、全く面白みを感じませんでした…。中盤から、やっと話が繋がってきて展開が読めてきたので一安心。マーロウの調子にも若干合わせられるようになって俄然スムーズに。しかし、読むのに精一杯だったので、犯人のことなど考える余裕もなく、ラストで微妙にびっくり&地味に納得。達成感はあるけど、盛り上がりには欠ける読後でした。これが「本家ハードボイルド」なチャンドラーの世界なんでしょうが、私にはいまひとつでしたね…。全体的に、登場人物たちの言動が頭をかしげたくなるようなものばかり。私はまだまだお子様なんでしょう(笑)もう何年かしたらチャンドラーにリトライしようと思います。
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「ギムレットには早すぎる」などの名台詞で有名なハードボイルド小説の金字塔的作品。 友情を貫こうとするマーロゥの生き方には男でも惚れる。 村上春樹氏の翻訳には従来のチャンドリアンからの批判も多いが、これからチャンドラーを読もうという人には村上訳の方が読みやすいと思う。
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素晴らしかった。 ハードボイルドは食わず嫌いだった。 とりあえず、チャンドラーの文庫になっている分をぜんぶ買った。
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村上春樹の翻訳は真面目すぎるのか、読んでいて勉強している気になります。というか原文読みたくなります。
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村上春樹翻訳に惹かれたというよりは装丁がナイスだったんで購入。 1年遅れでやっと読み始めた。 かなりハードボイルドな探偵小説なのだろうけど、村上春樹の手にかかると控えめな感じになる。そしてどこか、淡く切ない焦燥感を得る。この雰囲気が戦争によって狂ってしまった夫婦の悲劇を包み込み...
村上春樹翻訳に惹かれたというよりは装丁がナイスだったんで購入。 1年遅れでやっと読み始めた。 かなりハードボイルドな探偵小説なのだろうけど、村上春樹の手にかかると控えめな感じになる。そしてどこか、淡く切ない焦燥感を得る。この雰囲気が戦争によって狂ってしまった夫婦の悲劇を包み込み、そしてハードボイルドなはずの探偵をも包み込む。 あまり、村上春樹の著作は好きではないけど翻訳本はなかなかいけると思った。
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一昔前の傑作が村上春樹新訳で再登場したものです。 推理小説のカテゴリーに入ると思いますが、いままでよんだ推理ものとは一味違うカンジを覚えましたウッシッシ ウィット溢れる登場人物の台詞まわしが面白いむふっ とりあえずギムレット飲みたくなります!
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