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秋期限定栗きんとん事件(上) の商品レビュー

3.8

367件のお客様レビュー

  1. 5つ

    59

  2. 4つ

    149

  3. 3つ

    112

  4. 2つ

    7

  5. 1つ

    1

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2025/09/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

まだ、冬期限定を読み直してないけど、小市民シリーズの中で1番好きな回だと思った! 夏期限定の時に小佐内さんと小鳩くんは小市民のパートナー関係を解消しており、今回の秋期限定では2人は別々の日々を送っている。 その別々の日々の中で2人それぞれの特徴的な行動や言動を感じられたり、別々で行動してたことが最終的に2人が交わる終わり方になっていて、後編が楽しみになったところが、1番好きだと感じた理由である。

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2025/09/08

小山内さんの年下彼氏がいいとこ見せようと頑張ってるけど、結局無自覚に小山内さんの思い通りに動かされてるんだろうなあ、と読者には気づかせていく展開が面白い。小山内さんの暗躍っぷりがもう怖すぎる。

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2025/08/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

小市民シリーズ続きになります。 前作とは人間関係などの変化点は大きいものの相変わらず小佐内さんが何かを企んでいるかもというところで話が終わり次が気になります。

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2025/08/22

小市民シリーズと古典部シリーズは、同じく主人公達が高校生であり、日常の謎解きをする面は類似している。 しかし、小市民シリーズは、主人公の小鳩君の相棒にあたる小山内さんが、食えないキャラクターで、 闇を抱えている 春、夏のシリーズでの関係性が秋では破綻してしまい、一転して連続放火事...

小市民シリーズと古典部シリーズは、同じく主人公達が高校生であり、日常の謎解きをする面は類似している。 しかし、小市民シリーズは、主人公の小鳩君の相棒にあたる小山内さんが、食えないキャラクターで、 闇を抱えている 春、夏のシリーズでの関係性が秋では破綻してしまい、一転して連続放火事件に絡む高校の新聞部と、 小鳩君のそれぞれの動きも怪しい

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2025/08/09

面白かったです。 連続放火事件がどうなるのか、下巻が楽しみです。 上巻のラスト、小鳩君が可哀想でした。

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2025/08/04

アニメ化するくらいに人気なんだと読み始めたシリーズ3冊目。 お互いに助け合う関係をやめた小鳩と小佐内はそれぞれ別の人と付き合うようになる。 小鳩と小佐内が付き合っている瓜野の語りが交互。

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2025/07/22

考える過程を読み進めながら、これで答えが出るのか…?とハラハラしながら、なるほどと落とし込む文章の流れ。頭が熱くなりながら読了!

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2025/07/21
  • ネタバレ

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米澤穂信の<小市民>シリーズの第3弾が本作になる。前作で主人公である常悟朗と小佐内の互恵的関係が切れた後の展開を描く本作だが 初の上下感ということで登場人物が多くかなり大掛かりな話となっている。 前作までは2人が一緒に行動していたために基本的には1人称で物語を語ろうが、3人称で物語を語ろうがあまり違いはなかったのだが。本作では2人が別々に動くので それぞれの人間模様が交互に描かれという形をとっている。そして驚くことに 本作では冒頭から2人がそれぞれカップルになるということもあり、二人の恋愛模様も描かれると....期待したのだが,この小市民シリーズではそんな甘い話は全く起こらない。 常悟朗も小佐内も身体的にも精神的にも健康な高校生なのだから、それなりに甘い話があってもいいと思うのだが、常悟朗は物事の本質を暴きたいという性格を抑えるのに手一杯だし、小山内側と言えば何かを常に狙っているような「狼」と形容される雰囲気を常に醸し出している。 そしてその二人が接点を持つことになるのが、主人公たちが住む街で連続的に起こり続ける放火事件だ。これまでも登場してきた新聞部がこの放火事件を追うことになり、 二人の一度離れたはずの距離は少しずつ近づいていくところで、上巻は終わる。 作者のことだから下巻であっと驚くようなどんでん返しがあることは分かっており、上巻はそこに進むための長い助走という感じで、少しずつ緊張感が高まっていくところが 読んでいて辛いところである。

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2025/07/18

「おもいがけない秋」 別れの後には新たな。 こんな答えが曖昧なままだというのに、拒絶される前に強引に話を進めてしまうのは好ましくないだろ。 「あたたかな冬」 放火の後を辿ってく。 これだけ行動力があればヒントの欠片は次々集まってきそうだが、それを構成出来るかが問題だろうな。 ...

「おもいがけない秋」 別れの後には新たな。 こんな答えが曖昧なままだというのに、拒絶される前に強引に話を進めてしまうのは好ましくないだろ。 「あたたかな冬」 放火の後を辿ってく。 これだけ行動力があればヒントの欠片は次々集まってきそうだが、それを構成出来るかが問題だろうな。 「とまどう春」 記事に書かれたのは。 興味を引かれるように書かれた内要ではあるが、この話題の最後に勧誘を持ってくるのはやりすぎだろ。

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2025/07/05

おもしろいなー。アニメの緊迫感もすごかったけど、ぜんぶ見終えてから原作を読んでもちゃんと面白い。肩に力が入りまくりの瓜野、小鳩ちゃんのことけっきょくわかってない仲丸さん、別れたのにやっぱり最大の理解者同士である小鳩くんと小佐内さん。 アニメが拾わなかった小さな謎解きもあったりしつ...

おもしろいなー。アニメの緊迫感もすごかったけど、ぜんぶ見終えてから原作を読んでもちゃんと面白い。肩に力が入りまくりの瓜野、小鳩ちゃんのことけっきょくわかってない仲丸さん、別れたのにやっぱり最大の理解者同士である小鳩くんと小佐内さん。 アニメが拾わなかった小さな謎解きもあったりしつつ、小市民的であろうとしながらどうしても謎解きに喜びを見出してしまう(そしてそれがとてもうまくできる)小鳩の自己嫌悪を照らしだしながら、やはりそういうふうに生きるしかないんだという自己理解へ向かっているように見える。

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