1,800円以上の注文で送料無料

パパラギ はじめて文明を見た南海の酋長ツイアビの演説集 の商品レビュー

4

59件のお客様レビュー

  1. 5つ

    13

  2. 4つ

    24

  3. 3つ

    9

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2026/03/30

パパラギとは白人。欧州を旅した南島酋長の語り。現代人は金・物・時間・仕事・情報に囚われている。真の豊かさとは自然と共存する暮らし。機械は魔法使だが自然はモット偉大。文明への戒めを真摯に受止める。

Posted byブクログ

2026/02/01

サモアの酋長が仲間達に聞かせた演説をまとめたもの。文明がない人に進んだ文明を説明してる部分は連想ゲームのようで多少の読みにくさを感じた。(束になった紙→新聞、まやかしの暮らしのある場所→映画館 等)。ヨーロッパからキリスト教がサモアに伝わり受け入れたが、それ以外の文明についてはツ...

サモアの酋長が仲間達に聞かせた演説をまとめたもの。文明がない人に進んだ文明を説明してる部分は連想ゲームのようで多少の読みにくさを感じた。(束になった紙→新聞、まやかしの暮らしのある場所→映画館 等)。ヨーロッパからキリスト教がサモアに伝わり受け入れたが、それ以外の文明についてはツイアビが受け入れを拒んでいるのは興味深かった。競争や所有欲を否定し、その日を朝日が昇ったら起き、日が暮れたら寝る。そして皆で助け合い生きるという生活は羨ましいなと思った。 が、娯楽にまみれ、知識を増やすこと(本を読んだり、スマホをいじったり)に慣れた自分には結局そのような生活はできないんだろうなとも思った。

Posted byブクログ

2026/01/31

2025年から読み始めてやっと完読@Kotido 自分は文明社会に生まれた。 そうでない人が文明社会を見て感じることは角度が違って面白かった。特に家の描写が印象深い。 首長が言うところの大いなる心はキリストなのか?サモアの伝統的な神様なのか? サモアの小屋に吹くような新鮮な風...

2025年から読み始めてやっと完読@Kotido 自分は文明社会に生まれた。 そうでない人が文明社会を見て感じることは角度が違って面白かった。特に家の描写が印象深い。 首長が言うところの大いなる心はキリストなのか?サモアの伝統的な神様なのか? サモアの小屋に吹くような新鮮な風は、どこからもはいってこない。このような箱の中では、サモア人ならすぐに窒息するだろう。そのうえ、料理小屋から出る匂いも出口をさがしている。といって、外からはいってくる風がずっとましだというものでもない。  だから不思議でならないのは、どうして人がこの箱の中で死んでしまわないか、どうして強いあこがれのあまり鳥になり、羽根が生え、舞い上がり、風と光を求めて飛び立ってしまわないか、ということである。だがパパラギは、石の箱が気に入っており、その害についてはもはや気がつかなくなっている。 カラモジャのみんなはどう思ってるんだろう。 知識がなくて栄養不足なったりしてることもあるから、文明の発展自体は私は肯定する。ただ行き過ぎがよくないのであって、バランスを取れるといい。

Posted byブクログ

2025/11/20

これまで何人もの方から『パパラギ』をお勧めされたことがありました。なぜそれほどまで『パパラギ』を読んだらいいと言うのか、ずっと気になっていましたが、読了したいま、「読んでおいて良かった」と素直に感じます。 「パパラギ」とは南の島々の人の言葉で、「白人」のこと、つまり彼らからした...

これまで何人もの方から『パパラギ』をお勧めされたことがありました。なぜそれほどまで『パパラギ』を読んだらいいと言うのか、ずっと気になっていましたが、読了したいま、「読んでおいて良かった」と素直に感じます。 「パパラギ」とは南の島々の人の言葉で、「白人」のこと、つまり彼らからしたら突然現れた「ヨーロッパから来た侵略者」のことです。軽蔑を込めて「パパラギ」と言っているようです。 その「パパラギ」の文明を目にした酋長による同胞への演説が巡り巡って本になり、こうして現代まで読み継がれています。 私は白人でもヨーロッパ人でもありませんが、文明に侵された人間として、自分は紛れもなく「パパラギ」だと思いながら読みました。 私たちが当たり前としていることが、けなされ、不幸と言われ、かわいそうだと語られる文章は痛快ですらあります。 いまの社会で生きていくことに必要だからと、時間の読み方やお金の使い方を子どもに教えてよいものかと悩んでしまいます。 欧米化されてしまっている生活を根底から変えることは難しく、文明か非文明かを選択することもできなくなってしまっている社会において、当たり前は決して当たり前ではないことを思い出す本として、多くの人に読んでほしい一冊です。

Posted byブクログ

2025/09/25

ヨーロッパを訪問したサモアの酋長ツイアビが島民に向けて語った演説集と言う形式で、そこそこに鋭い文明批判を繰り広げるが、しかし、キリスト教の軛をまったく逃れておらず、明らかにキリスト教の影響下にある西洋人によって書かれた偽書である。邦訳は1981年の出版以来、訳者あとがきでも解説で...

ヨーロッパを訪問したサモアの酋長ツイアビが島民に向けて語った演説集と言う形式で、そこそこに鋭い文明批判を繰り広げるが、しかし、キリスト教の軛をまったく逃れておらず、明らかにキリスト教の影響下にある西洋人によって書かれた偽書である。邦訳は1981年の出版以来、訳者あとがきでも解説でもこの明らかなフィクションに触れておらず、まあ、そう言う演出なのかなあ。

Posted byブクログ

2024/09/25

#7奈良県立図書情報館ビブリオバトル「ザ・ワールド(イズ・アワーズ)」で紹介された本です。 2011.9.11 http://eventinformation.blog116.fc2.com/blog-entry-672.html?sp

Posted byブクログ

2023/12/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読書会用に読んだ本。 ツイアビの視点から描写される西洋文化が、狙ったものではないと思うのにくすっと笑ってしまう。 当たり前のものを違う視点で切り取ることによる面白さに満ちていて、人と話すのにも良いと思う。

Posted byブクログ

2023/10/26

読んでると、生きるってシンプルなんだなと。 何かをできないととか、何かを持っていないと、という心配や悩みは、人間としての本質じゃないのかもしれないなと考えた。 …私、悩む方向性間違ってた?悩まなくていいとこで悩んでた??みたいな、自分の悩みが、実は悩む必要なんてないんじゃないかと...

読んでると、生きるってシンプルなんだなと。 何かをできないととか、何かを持っていないと、という心配や悩みは、人間としての本質じゃないのかもしれないなと考えた。 …私、悩む方向性間違ってた?悩まなくていいとこで悩んでた??みたいな、自分の悩みが、実は悩む必要なんてないんじゃないかと思えたというか。笑 子どもの頃から詰め込まれた知識、教養。その環境でのみ適用される常識。 それらにがんじがらめになっているパパラギは、知識病である… 「たったひとつ、知識病にかかった人をなおす方法は、忘れること。知識を投げすてることである。」 最近、知らない国に旅に出たいなとおもっていたけど、旅って知識を投げすてること(いらないものを壊すこと)なのかも。と思った。

Posted byブクログ

2023/10/08

2023/7/11読了 かつて、実家に単行本があったのだが、通読したのはこれが初めてであった。原書は1920年に刊行なので、語られる文明も100年前のもの。「文明に毒されるな」とツイアビが訴えたサモアも、とっくに“文明化”されてしまった筈。そう思うと、少し虚しい。

Posted byブクログ

2023/09/24

都市化された日本や欧米文化でなかなか実感出来ない価値観を本を通して衝撃的に知らされ、何十年も印象強いです。戦争や天災など決して人事ではない災難を乗り越えたり、世界の人々と交流したりする時などに人間の原点として何処か心に留めておきたい世界観です。

Posted byブクログ