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天使の屍 の商品レビュー

3.3

33件のお客様レビュー

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2024/04/20

いやはや、見事な結末でした~ 優馬の父の執念が実ったというべきでしょう。 なんでもやってみないと、実は結びませんね。

Posted byブクログ

2021/04/20

貫井徳郎さんの作品だったから買った一冊 裏表紙も読まず題名だけ見て買ってみたから、どんな話しかな?と思いながら読んだ。 中学生の闇の話しだった。 この小説は10年以上前の作品だが、40代の自分にはちょっと考えられない中学生の世界だった。 今どきの中学生の世界はこうゆう世界...

貫井徳郎さんの作品だったから買った一冊 裏表紙も読まず題名だけ見て買ってみたから、どんな話しかな?と思いながら読んだ。 中学生の闇の話しだった。 この小説は10年以上前の作品だが、40代の自分にはちょっと考えられない中学生の世界だった。 今どきの中学生の世界はこうゆう世界なのかな?、小説だからの世界かな?考えた内容だった。 実際若い人達の行動や、言動は理解できない事が多くなったような気がする。 この作品に出てくる中学生達は命を軽く考えてるなと感じ、ちょっともやもやが残る小説でした。

Posted byブクログ

2019/01/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

家で積本になっている「殺人症候群」がシリーズの最終巻だということに気がつき、それに取り掛かる前に同じ作者の他のミステリを読んでみようと思ったのがきっかけ。 私がよく読むホラーやミステリの本はほの暗く終わることが多かったので、この本の話の終わりの爽やかがとても新鮮だった。息子の死が自殺とは信じられない父親が、息子の死の真相を求め奔走する話。大人の倫理と子供の倫理のズレに戸惑いながらも真実に辿り着いた父親は残された人間を責めなかったことに好感を持った。きっと私と同じスタンスなのだと思う。当事者にしか分からない感情、過ぎたことは元には戻らないこと。そういう事を理解した上で生きることを懇願し、それが相手に届いたことがとても嬉しかった。

Posted byブクログ

2018/07/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

中学生というより高校生の設定の方がよかったのでは…。お小遣い月6000円も多すぎない? そしてバタバタと終わった感じで、あっけなかった。

Posted byブクログ

2017/10/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2017/10/8 結末が気になって一気読み。とにかく先が気になる展開。 子どもは思った以上に大人でいろいろ考えているということを思い知らされた。 違う結末(みんな他殺)を予想していたら、こんな形だったとは…。 面白かったけど、現実にこんなことがあったらスッキリしない。 きっとそこら中に伏線あるぞーと思って警戒してたのに、最初のチラシのことはすっかり忘れてた。 さすが!

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2017/02/17

今日もまた、自殺のニュースを観た。 主人公は、フリーランスのイラストレーター。 14歳の息子は、「自殺する奴なんで馬鹿だ」と言ったその日に飛び降り自殺。 一体、何がどうなっているんだ。 不審に思い、父は独自に調査を開始する。 その中で次々に繰り広げられる、不可解な連続飛び降り。 ...

今日もまた、自殺のニュースを観た。 主人公は、フリーランスのイラストレーター。 14歳の息子は、「自殺する奴なんで馬鹿だ」と言ったその日に飛び降り自殺。 一体、何がどうなっているんだ。 不審に思い、父は独自に調査を開始する。 その中で次々に繰り広げられる、不可解な連続飛び降り。 この事件の真相と黒幕は、読者の想像を先回りして待ち構えている。 未体験の作家をタイトルでチョイス。 思春期の少年少女の微妙な心情と、その手の届くところで蔓延する悪意。 大人とは違う世界に生きているとはいえ、軽くは見逃せない。 ミステリー小説同様に、子供たちも機微なサインを送っているのだろう。 満身創痍で体当たりの物語から、目を逸らすな。

Posted byブクログ

2017/01/14

面白くないわけではないんだが、特別貫井さんらしさもなく、特別面白いというわけではない。 連続自殺する息子と同級生の真実を探る父親の話。 が…まあフツー。フツーなのですよ。

Posted byブクログ

2016/08/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

謎の中学生連続死。その父親が真相に迫る。 結構面白かったが、読後感があまり良くない。謎は解明できたが理解できない。理解できないのは私が大人だからなのか。 今の中学生ってこんなこと考えてるのか。。LSDが簡単に手に入ってしまうところも考えさせられるところ。

Posted byブクログ

2016/01/29

2015.11.7.読了一気よみ。ある日突然、中学2年生の息子優馬がビルから飛び降りて自殺する。そういえば最近成績が下がってきてはいるようだった。失恋が原因であるかのように友人から聞かされるが、そんなことで死んでしまうとは信じられない。そんな父親青木に解剖結果で驚くべき結果がもた...

2015.11.7.読了一気よみ。ある日突然、中学2年生の息子優馬がビルから飛び降りて自殺する。そういえば最近成績が下がってきてはいるようだった。失恋が原因であるかのように友人から聞かされるが、そんなことで死んでしまうとは信じられない。そんな父親青木に解剖結果で驚くべき結果がもたらされる。青木は真相を突き止めようと友人を訪ね歩く。そして、第二の飛び降りが…。 真相のやりきれなさに声をなくした。結末の青木の行動に涙が出た。そして最終的な青木の判断はそれでよかったと思った。我が子にもそんなことがもしかしたらありえるかもしれない。どこにどんな罠があるかわからない。自殺した少年の気持ちを思うと苦しい小説だった。

Posted byブクログ

2015/08/11

貫井さんの作品は面白い。結末がどうなるんだろうかと気になってしょうがない。LSDや自殺、中学生といった注目のキーワードが使われ、それぞれが結びついていくストーリーにどんどん引き込まれてしまう。唯、優馬の死については個人的には?と思ってしまった。

Posted byブクログ