スカイ・イクリプス の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2.5 スカイクロラシリーズの番外編短編集。本編の内容が少しずつ補足される。 全体を通して、生死がテーマなよう。ちょっとずつのつながりや謎は解けたりもするので面白い点もあるが、全体的によくわからずイマイチ。
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【あらすじ】 空で、地上で、海で。「彼ら」は「スカイ・クロラ」の世界で生き続ける。憧れ、望み、求め、諦めながら―。さまざまな登場人物によって織りなされる八つの物語は、この世界に満ちた謎を解く鍵となる。永遠の子供、クサナギ・スイトを巡る大人気シリーズ、最初で最後の短編集。 【感...
【あらすじ】 空で、地上で、海で。「彼ら」は「スカイ・クロラ」の世界で生き続ける。憧れ、望み、求め、諦めながら―。さまざまな登場人物によって織りなされる八つの物語は、この世界に満ちた謎を解く鍵となる。永遠の子供、クサナギ・スイトを巡る大人気シリーズ、最初で最後の短編集。 【感想】
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スカイ・クロラシリーズ、唯一の短編集。大分前にシリーズを読み終えたから、全然覚えておらず楽しめなかった…。次回は“刊行”順ではなく“時系列”順でまた読み直そう!その時この作品の評価ができるだろう。
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最後まで読みましたが、さらにさらに混乱の度を深める結果となりました。カンナミとクサナギとクリタは別人?それとも同一人物?わからない・・・。でもおもしろかったです。またスカイクロラ読まないとだめだなこりゃ。
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【やっと、会えたね】 空はなにも語らない、歌うのはいつも鳥だ。鳥が空を飛ぶ。生命を削りながら生きるために羽根を動かす。 飛行機に乗れもしない私もパイロットと呼べるだろうか。 歯車のような世界。本来ならば歯車は世界動かすためのもの。ギチギチと鈍い音を立てて生命球のようにただ長...
【やっと、会えたね】 空はなにも語らない、歌うのはいつも鳥だ。鳥が空を飛ぶ。生命を削りながら生きるために羽根を動かす。 飛行機に乗れもしない私もパイロットと呼べるだろうか。 歯車のような世界。本来ならば歯車は世界動かすためのもの。ギチギチと鈍い音を立てて生命球のようにただ長く続くための世界。 空はなにも語らない。語るのはそこに生きるもの。 スカイクロラシリーズ、本当に楽しく読みました。
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これが本当に最後のスカイクロラシリーズ。 シリーズ通してすごく切ない空気がただようお話だったけれど、短篇だとさらに。 なにも考えずに、ただひたすら、飛ばせてあげたかった。彼女を。 やっと、自分なりの解答が得られた気がします。また絶対読み直す。 「そう………、夢のようだね、...
これが本当に最後のスカイクロラシリーズ。 シリーズ通してすごく切ない空気がただようお話だったけれど、短篇だとさらに。 なにも考えずに、ただひたすら、飛ばせてあげたかった。彼女を。 やっと、自分なりの解答が得られた気がします。また絶対読み直す。 「そう………、夢のようだね、なにもかも。」
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シリーズの謎を埋めてくれる短編集 主人公だけじやなく、他の脇役達にもスポットがあたって楽しめる。 ナバテアから始まるクサナギの物語がキッチリと完結を迎えてスッキリした。
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スカイ・クロラの物語を生きる彼や彼女の詩的で私的な何気ない日常。 迸る生でなく、死への渇望でもなく、ただそこにある命。 空と大地。 銃弾とミートパイ。 欲しい物が半分、要らない物が半分。 だからただそこにある命。
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謎解きのヒントのようなもの。クレィドゥの主人公の謎とか、カンナミのこととか、なんとなく想像してたことに確信を持てるようになった。
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日本神話と五行の視点からの,私的な考察。 まず纏めてしまうと,「草薙と函南は表裏一体の存在」ということ。 1)二人の名前が四方を表す。 草→木気(東) 水→水気(北) 南→火気(南) ユーヒチ(夕日)→金気(西) 2)方角と主人格の順序が一致。 五行では春(東)から始ま...
日本神話と五行の視点からの,私的な考察。 まず纏めてしまうと,「草薙と函南は表裏一体の存在」ということ。 1)二人の名前が四方を表す。 草→木気(東) 水→水気(北) 南→火気(南) ユーヒチ(夕日)→金気(西) 2)方角と主人格の順序が一致。 五行では春(東)から始まり,冬に向かって終結していく。物語でも,草薙の人格から始まり(春),函南の人格へ移行していくも(夏および秋),最終的には草薙で終える(冬)。 3)男性神と女性神 草薙がイザナギ,函南がイザナミをそれぞれ表しているのでは?これが何を意味するのかはよく分からないけど。 4)二人揃うことで神に使える者となる 函(南)と(草)薙 =函薙(かんなぎ) =巫 つまり二人の名前を合わせると,「神に仕え,天上(空)と地上とを繋ぎ合わせる者」を意味する。 カフェの前で「神が通る」のを待っている老人が出てくるようになったのは,草薙と函南が揃う(人物の数が一人か二人かは置いておいて)スカイ・クロラからであり,巫の出現によって神の具現化を老人は感じ取った(予測した)のかもしれない。 以上,理屈と膏薬はどこにでもつく,の例でした。
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