雪蟷螂 の商品レビュー
あとがきで知りましたが、厳しい寒さの描写がリアルだと思ったら、紅玉さんは寒いところの方なのですね。今作は待ちに待った「人喰い物語」の三作品目。前々作のミミズクや前作のMAMAと話の内容は全く異なるものの、芯となる切なさや儚さ強さは共通しています。アルテシアとルイが、∀のディアナ様...
あとがきで知りましたが、厳しい寒さの描写がリアルだと思ったら、紅玉さんは寒いところの方なのですね。今作は待ちに待った「人喰い物語」の三作品目。前々作のミミズクや前作のMAMAと話の内容は全く異なるものの、芯となる切なさや儚さ強さは共通しています。アルテシアとルイが、∀のディアナ様とキエルお嬢様に似ていると思うのは私だけでしょうか。。。
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幼き日に部族の長たる父に一族の命運を託された少女が嫁ぐのは、長く続いた闘いの相手である部族の長。傍らに近衛を連れ、少女アルテシアは、その婚礼に託され・隠された物語を継ぐ。
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メインとなる恋にあまり説得力を感じられなかった。 文章は終盤になるにつれて疲れが見えるというか、飛び飛びな感じ。 オウガの言葉に影武者の子が胸打たれるシーンだとか、魔女の不気味さは美味く描けていたと思うのだけれども。
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“人喰い物語”最終譚。やっぱり話の運びとしては甘いのだけど三部作を貫くテーマの着地点としてお見事、と思った。イラストが大正解(ロージアとガルヤの情交の挿絵はとてもよかった)。登場人物たちの顔を固定しない(MAMAは例外ですが)スタイルで今後とも本を世に提供していってほしいです。と...
“人喰い物語”最終譚。やっぱり話の運びとしては甘いのだけど三部作を貫くテーマの着地点としてお見事、と思った。イラストが大正解(ロージアとガルヤの情交の挿絵はとてもよかった)。登場人物たちの顔を固定しない(MAMAは例外ですが)スタイルで今後とも本を世に提供していってほしいです。というか魔女の話のあれはミミズクの王ですよね…!
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待ちに待った第三巻。 男性陣のインパクトが弱いのはちょい残念ですが 女性陣のかっこよさったらないです。 さらっと魔女が語る夜の王のお話にも胸キュン。 紅玉先生好きだ!
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紅玉いづきさん3作目の作品。”人食いシリーズ”なんて物騒なタイトルがついているこの方のシリーズですが、どうやらこの3冊めでひとまず区切りがつくようです。白く、凍てつく山脈に住む二つの部族。ずっと戦い続けてきた彼らの融和のために、部族の長同士が婚姻することとなった。主人公は”蛮族...
紅玉いづきさん3作目の作品。”人食いシリーズ”なんて物騒なタイトルがついているこの方のシリーズですが、どうやらこの3冊めでひとまず区切りがつくようです。白く、凍てつく山脈に住む二つの部族。ずっと戦い続けてきた彼らの融和のために、部族の長同士が婚姻することとなった。主人公は”蛮族”とさげすまれる部族の長で、宿敵のもとへ嫁いでいきます。 「貴様の誇りである剣を地に置き、この狂人に屈し、我が妻となる覚悟はあるのか」 初の対面の席で彼女を侮辱する未来の”夫” 剣を取っても構わないと挑発する彼に対し、彼女は言った 「私が心から刃を向けるのは、心から愛した男ただひとりだ―――」 彼女の部族の女性は情に厚い、その激情ゆえに”愛した男をたべてしまう”とさえ言われている ゆえに、彼女たちはこう呼ばれる 雪蟷螂 ゆきかまきり と
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この方は愛のお話が、過程が素敵だと気づいた一冊。途中で姫の存在が薄くなったのが残念だけれど、王道をまとめていたと思います。結婚した二人の恋愛は良かった。結婚という形では結ばれなかった、二人もすごく。食べてしまいたいほど、愛してる。それを狂愛として書くのではなく、どうしようもなく好...
この方は愛のお話が、過程が素敵だと気づいた一冊。途中で姫の存在が薄くなったのが残念だけれど、王道をまとめていたと思います。結婚した二人の恋愛は良かった。結婚という形では結ばれなかった、二人もすごく。食べてしまいたいほど、愛してる。それを狂愛として書くのではなく、どうしようもなく好きで、本当にどうしようもない。というのが綺麗だなぁ、と。
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帯を見て初めて、人喰い3部作だったのか!と気づきました。 3作の中ではじめて子どもじゃない主人公だったせいか、優しいだけの話では無い、でもまっすぐな話でした。 締めに相応しい話だったんではないかしら。 ロージアとガルヤの見開きイラストには目を奪われました。 文章が上手いわけではな...
帯を見て初めて、人喰い3部作だったのか!と気づきました。 3作の中ではじめて子どもじゃない主人公だったせいか、優しいだけの話では無い、でもまっすぐな話でした。 締めに相応しい話だったんではないかしら。 ロージアとガルヤの見開きイラストには目を奪われました。 文章が上手いわけではないんだけど、この人の書く話はやっぱり好きだなぁ。
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「――あなたを、喰べてしまいたいほどに、愛している。」 その人のことを口にしようとするだけで息が出来なくなりそうで、殺して喰らってやりたい思うほどの激情。 狂うほどの恋。 読んでいるうちに先の展開は読めたんだけど、それでも最後まで楽しんで読めた。 この作品は"人喰い物語...
「――あなたを、喰べてしまいたいほどに、愛している。」 その人のことを口にしようとするだけで息が出来なくなりそうで、殺して喰らってやりたい思うほどの激情。 狂うほどの恋。 読んでいるうちに先の展開は読めたんだけど、それでも最後まで楽しんで読めた。 この作品は"人喰い物語"最終譚らしい。前2作を読み直したくなった。
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確保ー。 --- 02/15 今回もまっすぐなお話でした。この方の書く作品は、なんというか、嫌味ではない綺麗さがあって好きです。 内容は、結構早い段階でラストの想像はついてしまいましたが、 ラストが想像できても先が読みたくなるっていうのは大切だと思うんだ。 はっきり言うと、私...
確保ー。 --- 02/15 今回もまっすぐなお話でした。この方の書く作品は、なんというか、嫌味ではない綺麗さがあって好きです。 内容は、結構早い段階でラストの想像はついてしまいましたが、 ラストが想像できても先が読みたくなるっていうのは大切だと思うんだ。 はっきり言うと、私の中では「ミミズクと夜の王」のインパクトが大きすぎて どうしても5つ星をつけられないんですが、マンガと評価の基準が違ってるってのもどうなのか。
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