雪蟷螂 の商品レビュー
ミミズクやMAMAのような人食い話と思って購入したら違ったので、ちょっとショック。でも、話の書き方は前よりも上手くなったと思う。これで人食い物語も終わりだと思うと寂しいなあ。
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人喰い三部作目でラスト。正直紅玉さんでなくても良かったのではないかという話展開。 なんだか残念でした。
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蟷螂の雌は 自分の伴侶である雄を 食べてしまうという 生まれてくる子供の為に? 愛ゆえに? 「あなたを、喰べたい」 それは 愛する男に捧げる激情の一言 "雪蟷螂"と呼ばれる一族の女は 雪と氷に閉ざされた世界で 何よりも熱い感情を思い出す
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人には生涯ただ一度、人を心から愛する時がある――喰らいたいほどに。 とまぁ、そんな物騒な恋を冬景色に乗せたお話です。 何だかんだで紅玉先生の人喰い三部作も全部読んでいるなぁ。
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さすがの紅玉さんワールドといった感じでした^^ ちょっと激しいけどため息をつくような愛と恋の物語は胸に染み入ります。 個人的にオウガがかっこよかった…ww 挿絵ではほとんど顔は見えませんが気性の激しい根は優しい男前おいいしいです^p^ 彼の描写が入る度にときめいていました。 カ...
さすがの紅玉さんワールドといった感じでした^^ ちょっと激しいけどため息をつくような愛と恋の物語は胸に染み入ります。 個人的にオウガがかっこよかった…ww 挿絵ではほとんど顔は見えませんが気性の激しい根は優しい男前おいいしいです^p^ 彼の描写が入る度にときめいていました。 カップリングが最後納得できたのでよかったです。 みんな幸せなendでした。
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こういう絵本的な作品を書けるのはすごい。 雪蟷螂は紅玉いづき作品の中で唯一映像化したら画面映えしそう。
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いづきさんの人喰いの話、第三作目。 「好きだから食べたい」という話。 甘くないのにどこか切なくて凛とした冬と雪の冷たさ。 そんな相変わらずの綺麗な世界観でした。 一つの話の中で3つの恋が描かれているのですが、過去に焦点が当たりすぎていて、肝心の主役が薄くなってしまったような…...
いづきさんの人喰いの話、第三作目。 「好きだから食べたい」という話。 甘くないのにどこか切なくて凛とした冬と雪の冷たさ。 そんな相変わらずの綺麗な世界観でした。 一つの話の中で3つの恋が描かれているのですが、過去に焦点が当たりすぎていて、肝心の主役が薄くなってしまったような…。 この世界観が好きなだけにもっとじっくり読みたかった。 トーチカいいキャラなのになぁ。一人称が僕だぜ?そうきたかーって思った…もっと内面が読みたかったです。 ”人喰い”で今度こそカニバリズム的なものがくるかと思っていたら、直接の食べる表現はありませんでした…。 グロテスクなものが苦手な人でも全く問題ないです。 「あなたを食べる」って究極の美だと思うのにな。 比喩ではなく頭からばりばりと食べてほしい。そんなぐちゃぐちゃで狂った世界の綺麗さを想い描いている。
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これは…なんていうんだろう…すごく、不思議な余韻がある作品だったと思う。 ミミズクやMAMAみたいに、「ハッピーエンドの童話」という感じではなかった。 言葉で表せないんだけども^^; ただ、この余韻がすごく好き。 やっぱり紅玉さんの書く文章は素敵だな、と改めて思いました。 綺麗な...
これは…なんていうんだろう…すごく、不思議な余韻がある作品だったと思う。 ミミズクやMAMAみたいに、「ハッピーエンドの童話」という感じではなかった。 言葉で表せないんだけども^^; ただ、この余韻がすごく好き。 やっぱり紅玉さんの書く文章は素敵だな、と改めて思いました。 綺麗なんですよね、お話と、それを彩る言葉たちが。
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狂うことが恋。 「雪蟷螂の愛は深すぎる。」 深くて良いと思う。登場人物全部良い。 終わり方も素晴らしく私好みで、こういう話は大好きです。
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ぬあああ、好きです! 物語全体にまとわりつく雰囲気としては、ミミズクの方が好きなのですが、小説としての構成はこちらの方が好きです。 私の個人的な好み要素がふんだんにあって、ときめいた……! 特にルイがはじめからすっごく好きで、彼女がアルテシアに持っている想いというものがすごく切実...
ぬあああ、好きです! 物語全体にまとわりつく雰囲気としては、ミミズクの方が好きなのですが、小説としての構成はこちらの方が好きです。 私の個人的な好み要素がふんだんにあって、ときめいた……! 特にルイがはじめからすっごく好きで、彼女がアルテシアに持っている想いというものがすごく切実で、いたいのです。 ので、ルイがたどるだろう先が見えた時は、よっしゃーと心の中でガッツポーズをしてました。ああーもうときめくよっ!!! オウガに祈る、アルテシアへの祈りとか……! 「阿呆」に込められた慈しみに、激しくときめく。 紅玉さんの物語は、どれも終りが優しく温かで安心して読めます。 登場人物たちを取り巻く世界は、いつも厳しいものではあるのだけれど、それでもその中に含みこまれている優しさに、ほっこりする。
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