1,800円以上の注文で送料無料

雪蟷螂 の商品レビュー

3.9

91件のお客様レビュー

  1. 5つ

    22

  2. 4つ

    34

  3. 3つ

    20

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

    2

レビューを投稿

2014/10/17

人喰い三部作の最終 人喰い三部作は一貫して「愛とはなんぞや」が書かれているのではないかなと思いました。その中でも雪蟷螂は一番の激情を持った愛のお話し。 個人的にはオウガの深い愛情に気づき一瞬の激情を持ったルイ、この二人の関係性が好き。

Posted byブクログ

2014/07/13

読み進めるごとに次第に鮮明になっていく登場人物たちの「恋」の物語。読み始める前と読み終えた後で大きく印象が変わりました。視点がコロコロと変わるので少し読みづらい部分もありますが、基本的には時系列に沿って物語は進んでいくので、内容は入ってきやすかったです。読む度に新しい発見がありそ...

読み進めるごとに次第に鮮明になっていく登場人物たちの「恋」の物語。読み始める前と読み終えた後で大きく印象が変わりました。視点がコロコロと変わるので少し読みづらい部分もありますが、基本的には時系列に沿って物語は進んでいくので、内容は入ってきやすかったです。読む度に新しい発見がありそうな一冊。

Posted byブクログ

2013/09/21

終始美しかった。極寒の冬山という舞台が戦争による荒廃という時代背景に合っていて、そこに生きる人間の熱い激情が一際映えていた。 激情に理由はいらないらしい。紅玉作品は読後時間が経ってもわりと内容を覚えているが、そういった根源的な人間の感情をストレートに表わした作品だからこそ心に深...

終始美しかった。極寒の冬山という舞台が戦争による荒廃という時代背景に合っていて、そこに生きる人間の熱い激情が一際映えていた。 激情に理由はいらないらしい。紅玉作品は読後時間が経ってもわりと内容を覚えているが、そういった根源的な人間の感情をストレートに表わした作品だからこそ心に深く刻まれているのかもしれない。 岩城拓郎のイラストも物語とすごくマッチしていた。

Posted byブクログ

2013/08/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「人喰い三部作」の最後の一作。相変わらず、紅玉さんの操る言葉というものは、私の好みに一致していて、内容もそうだけれどその一言ずつがひどい影響力を放っている…。 物語本編は、二つの(正確に言えば三つかな?)恋の話が絡み合っているわけですが、叔母様と前族長の最期にしてもっとも彼ららしい結末を迎えた恋と呼ぶには激しすぎる物語が強すぎて、本来の主役を食ってしまっている様に思いました。もしも彼女たちが、作者にとって隠されたものでありながら本当に語りたかったお話であるのならば、それはとても成功した作品なんだろうけれど。

Posted byブクログ

2013/06/12

殺伐としていながらも美しい愛の物語。 ラストは思わずため息が。 紅玉さんの世界が本当に好きです。

Posted byブクログ

2014/10/02

人喰いシリーズ最終章、って書いてあったから借りてみたけど…うーん… あんまり好みじゃない。 出てくるキャラクターが全然好きになれない 。 最後まで読んでみたけど、やっぱり好きになれずに終わった。 人喰いシリーズ第一が好きすどうしてもてそこ基準で見てしまう…

Posted byブクログ

2013/04/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

愛する人を喰らう種族の長、アルテシア。 敵対する死体を保存する種族の元(オウガ)へ終戦の生贄として嫁ぐ。なんやかんやあり、護衛のトーチカを連れ、外出。その間影武者として残ったルイとオウガがデキちゃった☆ んでアルテシアはとーちかが好き。敵対する部族同士の恋愛。

Posted byブクログ

2013/04/11

昔友達に借りて読んだ作品。 世界観と読後感がなんともいえないいい感じ! これだから紅玉さんの作品好きなんだよなぁ…

Posted byブクログ

2013/03/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

人喰い物語最終譚。 長きにわたる氷血戦争に終止符を打つ、フェルビエ族のアルテシアとミルデ族のオウガの婚礼を巡る物語。 アルテシアの影武者ルイや叔母のロージアの想いはまさしく激情。 女性の強さを改めて感じる作品。 アルテシア&トーチカ、ルイ&オウガは、ロージア&ガルヤのようにはならなかったけれど、その後が気になりますね。

Posted byブクログ

2012/12/27

紅玉いづき。ファンタジー的世界観が嗜好にマッチしていて好きな作家。電撃大賞受賞作のミミズクからのファンです。

Posted byブクログ