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Op.ローズダスト(下) の商品レビュー

3.8

38件のお客様レビュー

  1. 5つ

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  2. 4つ

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2022/09/23

大変面白く読ませていただきました。物語の流れは丁寧過ぎる位丁寧でした。この小説を読む前も警察と自衛隊の小説をよみましたが、こちらのほうが面白かったです。ただ残念なのは下巻は映像での表現がわかりやすい。正直、文章では私の読解力では把握出来ない。

Posted byブクログ

2022/02/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

毎度おなじみの「この国」のネジレの指摘。 超絶能力の主人公、哀愁ありつつ熱いおじさん、残した家族、権力争いする官僚、玉砕覚悟の特攻、アメリカの手の中にいる日本、、、著者の日本軍、自衛隊シリーズはこれで打ち止めとなった。 Twelve Y. O.(講談社、1998年/講談社文庫、2001年) 亡国のイージス(講談社、1999年/講談社文庫、2002年) 川の深さは(講談社、2000年/講談社文庫、2003年) 終戦のローレライ(講談社、2002年/講談社文庫、2005年) 6ステイン(講談社、2004年/講談社文庫、2007年) Op.ローズダスト(文藝春秋、2006年/文春文庫、2009年)

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2018/09/15

最終巻。 中巻で謎らしい謎は解明されており、あとは因縁の決着をつけるだけ、といった感じ。 一応最後にどんでん返しはあるが、こじつけみたいなもの。 相変わらず細かい情景描写が多く、読むのに苦労した。

Posted byブクログ

2018/02/05

行動描写や心理描写が細かいくて話が長いが、話は面白い。物語の展開どおり勢いよく読みたいが、内容が細かくしっかり読まないとわかりにくいところもあり、どうするか悩むところだが、とりあえず、展開に合わせて勢いよく読み飛ばして、あとでじっくり読み直すことにした。 地の利が無いので、距離感...

行動描写や心理描写が細かいくて話が長いが、話は面白い。物語の展開どおり勢いよく読みたいが、内容が細かくしっかり読まないとわかりにくいところもあり、どうするか悩むところだが、とりあえず、展開に合わせて勢いよく読み飛ばして、あとでじっくり読み直すことにした。 地の利が無いので、距離感や位置関係が特に頭に入りにくかった。これも後で地図にて確認する。

Posted byブクログ

2016/07/23

面白かった バトルエンターテイメントストーリー 福井ワールド全開の物語 いつものとおりダイスが出てきます。 いよいよ下巻です。 下巻では臨海副都心が戦場になります。 すごい描写です。 そしてそこでやろうとしていることがすごい!副都心を丸ごと消滅させるオペレーションです。 それを...

面白かった バトルエンターテイメントストーリー 福井ワールド全開の物語 いつものとおりダイスが出てきます。 いよいよ下巻です。 下巻では臨海副都心が戦場になります。 すごい描写です。 そしてそこでやろうとしていることがすごい!副都心を丸ごと消滅させるオペレーションです。 それを阻止すべく、丹原、その上司の羽住、並河、が活躍します。 戦闘シーン満載で武器の名前や性能はさっぱり理解できませんが、その世界観、迫力、臨場感は十分伝わってきました。 そして、終焉に向けて話が進みます。 いわゆる勧善懲悪であれば、悪者はみな死んでいってハッピーエンドですが、そこには単純に白黒つけらえる世界ではなく、テロ側にもストーリがあります。 さらには昔の仲間というところが効いています! そして最後の最後で丹原と一功の死闘、そして終焉。 ここで終わりかと思いきや、主人公丹原に届く一通のメール。 泣かせます! なんでメールが届くんだぁっていうのはちょっとおいておいて(笑) そして最後のエンディングが心地よいです。 映像で見てみたい。 映画化してくれないかしら? 福井さんの小説はいくつか映画化されていますが、さすがにここまで規模が大きいのは映像化は難しいかも.. ってなわけで、非常に読みづらくて、読むのに時間がかかりましたが、とても楽しく読み通すことができました。 満足!!

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2014/09/24

映像化されないかな…。 上、中、下巻の長編とはいえ、並河と朋希、朋希の過去という三つの話が、最終章に向けてうまいこと語られていきます。下巻の最終章では、文字通り1分1秒が濃密なアクションとしてラストまで駆け抜けていく。 さすが福井氏の作品だなぁと感動する各種ウェポンが入り乱れる...

映像化されないかな…。 上、中、下巻の長編とはいえ、並河と朋希、朋希の過去という三つの話が、最終章に向けてうまいこと語られていきます。下巻の最終章では、文字通り1分1秒が濃密なアクションとしてラストまで駆け抜けていく。 さすが福井氏の作品だなぁと感動する各種ウェポンが入り乱れるそれは、軍事モノに無知な自分にも、頭のなかで明確にイメージされます。なんといってもそれらを扱う各登場人物が、とても魅力的に描かれているからでしょうか。 留美なんか、最終章で一気にファンになった読者も多いはず…。(自分はまさに) ともあれ、映像化を望んで止まない作品に出会えた。(ヘタに映像化してもガッカリですが) 新しい言葉、探してみます。

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2014/05/06

長かった。福井晴敏の作品は長いのがわかってはいるけど、ローレライとか、あんまり気にならなかった。これはちょっとイマイチだったかな。他の作品に比べて、おっさんもあまり魅力がないし。

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2014/01/27

お台場を舞台にテログループとの戦いが始まった。浅間山荘などとは比較にならない規模での破壊がお台場という人工の島の持つ先進性を逆手にとって進行していく。思想スリラーとも言われた本書もここに来てやっと娯楽小説としての本道に回帰した感があり、読み手としてホットする。何処までも計算された...

お台場を舞台にテログループとの戦いが始まった。浅間山荘などとは比較にならない規模での破壊がお台場という人工の島の持つ先進性を逆手にとって進行していく。思想スリラーとも言われた本書もここに来てやっと娯楽小説としての本道に回帰した感があり、読み手としてホットする。何処までも計算されたような振る舞いをする敵役にリアリティはないが、日本を舞台にしたテロが起こらないと思っている多くの日本人には筆者の狙いどうりに提起されるものがあったのではないだろうか。

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2013/10/18

1310 福井劇場もいよいよ閉幕。最後の最後まで相変わらずの福井節炸裂でした!個人的にはたまーに読むくらいが丁度いいかな。

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2013/01/24

ついに、福井晴敏著「オペレーション ローズダスト(下巻)」を読み終わりました。  かつての仲間だったテロリストチームと命を賭けて闘う防衛省の特殊工作員の活躍を描いた最終巻。恐怖の戦場と化した東京をはたして救うことができるのか、いやが上にも盛り上がるクライマックスでした。 ...

ついに、福井晴敏著「オペレーション ローズダスト(下巻)」を読み終わりました。  かつての仲間だったテロリストチームと命を賭けて闘う防衛省の特殊工作員の活躍を描いた最終巻。恐怖の戦場と化した東京をはたして救うことができるのか、いやが上にも盛り上がるクライマックスでした。  臨海副都心の特殊な構造をうまく巧妙に利用した予告テロ、それを阻止しようと、立ち上がった主人公たちでしたが、防衛省と警察庁との確執など、敵がテロだけでない状況の中、最後まであきらめずに闘う姿は涙を誘わずにはいられません。  そんな主人公たちの闘いを通して、まわりの世界が少しずつ変わり、未来の日本がほんの少しでも明るいものになるかもしれないという希望が伝わってきました。  テロリストたちのそれぞれに生きた証を残して散っていく姿がなんとも言えず、哀れでした。  それにしても、読み応えのある小説でした。  これだから、読書はやめられません。

Posted byブクログ