Story Seller(1) の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
Story Seller 今が旬のたけのこみたいな伸び盛りの作家ばかりを集めた中編集です。 伊坂幸太郎の「首折り男の周辺」・・首折り男とその男にそっくりな気弱な男、そしていじめを受けている高校生のエピソードが最後に一つの流れとなる伊坂氏得意の構成です。他の人の悪意の弁の代わりとなるというエピソードは、こんなやさしさもあるのかと感心しきりの竹蔵です。 近藤史恵の「プロトンの中の孤独」・・本屋さん大賞の候補となった『サクリファイス』の知識を活かした中編です。団体競技である自転車レースの世界の奥深さを見せてくれます。 有川浩の「ストーリー・セラー」・・奇病に冒された妻とのラブ・ストーリー。女性の見方ってこうなのね。。。という感想。有川さんの本を読むといつも感じますが。 米澤穂信の「玉野五十鈴の誉れ」・・自分付きの召使いの五十鈴との交友、そして裏切り。祖母との確執の中で、虐げられる中で、五十鈴のどんでん返しの行動とは? 佐藤友哉の「333のテッペン」・・東京タワーの塔頂部で起きた不可解な連続殺人を東京タワーの売店で働いているフリーターの主人公を通して語ります。独特の乾いたユーモアのある文体が印象的です。女子高生探偵の謎解きはちょっと迫力不足。 道尾秀介の「光の箱」・・同じ事件を別の視点で語るのが得意な道尾氏の手法が活きています。物語の時間を前後されることによって、暖かいエンディングに導いてくれます。 本多孝好の「ここじゃない場所」・・なにもかもがつまらなく実感がもてない女子高生の主人公が、ふとしたきっかけで見てしまった同級生のテレポーテーション。その謎を解くために奔走するうちに。。。長編にして欲しい物語でした。 竹蔵的には、米澤氏、道尾氏、本多氏の作品が今回は良かったです。はじめて呼んだ佐藤氏の文体も期待を抱かせてくれました。第2集も雑誌として出ているようなので単行本になったら是非読みたい。新潮さん、これからも続けて下さいね。 竹蔵
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アネックスとは比較にならないほど良作が揃っていた。特に佐藤友哉氏が気になったので漁っていこうと思う。本多氏の登場人物はスターシステムのようだったので話がしっくりこなかったかな。他作品は文句通り読みごたえがあり、読み終えるたびに余韻を楽しめた。
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有名作家さんの短編集 ミステリーやSFっぽいものまでバラエティで 内容も裏切らないですし、私みたいな無知な初心者にはもってこいです。 世の中いろんな作家さんがいてまだまだ未知の分野もたくさんありこれから開拓していきます。
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好きな作家さんが発掘できる短編集大好きです。 有川浩さんのストーリー・セラーだけ読了しており、いつも好んで読む本が偏っているのもあり初めて本で泣いた思い出深いもので再度読んでも面白かったです。クリスマス間近ということもあり、光の箱も面白かった。我ながらいいタイミングで読んだと思い...
好きな作家さんが発掘できる短編集大好きです。 有川浩さんのストーリー・セラーだけ読了しており、いつも好んで読む本が偏っているのもあり初めて本で泣いた思い出深いもので再度読んでも面白かったです。クリスマス間近ということもあり、光の箱も面白かった。我ながらいいタイミングで読んだと思います。 この短編集で一番好きだったのは米沢穂信さんの玉野五十鈴の誉れでした。最後のゾクゾク感がたまらない。唯一読み直しました。言い回しも好きでした。読んだことのない作家さんだったので他も読んでみたいと思います。個人的にはストーリー・セラーの感動を玉野五十鈴の誉れがいい意味で掻っ攫っていきすごくよかったです。
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短編集。有川さんのお話で、泣きそうになってしまいました。 2、3と購入しているので引き続き読みます。
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これは豪華!読んだことはなくても、聞いたことある人ばかり。 伊坂幸太郎、近藤文恵、有川浩、佐藤友哉、本田孝好、道尾秀介、米澤穂信。 好きだったのは、伊坂さん「首折り男の周辺」、道尾さん「光の箱」、近藤さん「プロトンの中の孤独」だな。 うーん、でも全部面白くて、一気に読んだ! 道尾...
これは豪華!読んだことはなくても、聞いたことある人ばかり。 伊坂幸太郎、近藤文恵、有川浩、佐藤友哉、本田孝好、道尾秀介、米澤穂信。 好きだったのは、伊坂さん「首折り男の周辺」、道尾さん「光の箱」、近藤さん「プロトンの中の孤独」だな。 うーん、でも全部面白くて、一気に読んだ! 道尾さんは弟もオススメしてたから、他の作品も読んでみたい。
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有川氏の作品が読みたく、借りた。 久しぶりに本で泣いてしまった。 感想は多く語ると野暮な気がするのでここまでに。 それ以外は…うーん
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伊坂氏の話は、いかにも伊坂氏っぽい話。 近藤氏の話は、名作「サクリファイス」を思い出させる自転車レースの話。 米澤氏の話は、「儚い羊たちの祝宴」で読んだことがあった。 粒揃いです。
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首折り男の周辺/伊坂幸太郎 ちょっとよくわからず。読み直してみたけど、よくわからず。うん。。。 プロトンの中の孤独/近藤史恵 爽やか。面白かった! ストーリー・セラー/有川浩 連続するひらがなの威力… 玉野五十鈴の誉れ/米澤穂信 結構引き込まれた。途中出てくる作品がよくわか...
首折り男の周辺/伊坂幸太郎 ちょっとよくわからず。読み直してみたけど、よくわからず。うん。。。 プロトンの中の孤独/近藤史恵 爽やか。面白かった! ストーリー・セラー/有川浩 連続するひらがなの威力… 玉野五十鈴の誉れ/米澤穂信 結構引き込まれた。途中出てくる作品がよくわからず。。教養がないのが悲しい。 333のテッペン/佐藤友哉 結局、何者なのか?どういう事件だったのか??よくわからなくて消化不良。 光の箱/道尾秀介 期待通りに騙されたけど、心地よい。読後感がよいお話は好きです。 ここじゃない場所/本多孝好 これも、結局あなたたちは何者?? いろんな作者のいろんな話が読めてよかった。 近藤さんと米澤さんは、他の話も探してみよう。
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読んだことない作家さんが多いので、アンソロジーはいいかもと思い手に取った本。 有川浩さんはたくさん、伊坂幸太郎さんはグラスホッパー、米澤穂信さんはインシテミルを読んだことあり。近藤史恵さん、佐藤友哉さん、本多孝好さん、道尾秀介さんは初めて。 各ストーリー読み応えはあり、さすが...
読んだことない作家さんが多いので、アンソロジーはいいかもと思い手に取った本。 有川浩さんはたくさん、伊坂幸太郎さんはグラスホッパー、米澤穂信さんはインシテミルを読んだことあり。近藤史恵さん、佐藤友哉さん、本多孝好さん、道尾秀介さんは初めて。 各ストーリー読み応えはあり、さすが有名作家さんだなぁと思いました。ただ、今の私は読書に、癒し、希望、幸福感などを求めているようで、この本のテイストは合いませんでした。 もう少し違ったテーマのアンソロジーを読んでみようと思います。
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