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「知の衰退」からいかに脱出するか? の商品レビュー

4.1

116件のお客様レビュー

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2024/06/27

(2009/4/9) タイトル、サブタイトル(そうだ!僕はユニークな生き方をしよう!!)はいまいちな気がするが、自称大前チルドレンの私にとって、これは大前先生のある意味集大成であると感じた。極端に言えば遺言に近いものであると。日本を憂う大前研一の「血の叫び」だ。 問題発見コー...

(2009/4/9) タイトル、サブタイトル(そうだ!僕はユニークな生き方をしよう!!)はいまいちな気がするが、自称大前チルドレンの私にとって、これは大前先生のある意味集大成であると感じた。極端に言えば遺言に近いものであると。日本を憂う大前研一の「血の叫び」だ。 問題発見コースを学び、過去数年「大前ライブ」(その週のニュースを大前さんが20本ほどピックアップして、大新聞とは違う切り口で解説するもの)を聞き続けた私は、否が応でも大前さんのように考える(考えようとする)習性ができている。 そのせいか、最近の大前さんの著作は「大前さんからすでに聞いたことがある話」と思うものが多かった。どこか物足りないものがあった。 そして今回の著作も、ベースは日ごろの大前論ではある。実際自分の著作からの引用としているところがかなりある。 しかし、今回は大前さんはそれらをすべて線、いや面でつなげた。 日本を憂う、憂国の士として、体系的に日本の現状を明らかにし、同時に処方箋を示した。 凄い本だ。 私も思う。 頭のいい人たちにすべてを任せ、考えることを止めた庶民。 それをいいことに、自己増殖、自己のシステム維持にその全能力を用いる高級官僚。 国が発展しているうちはそれでもよかった。ともに栄えた。しかし今は違う。国力は衰え、国民も疲弊する。 ETCや地デジ、さらにエコを自分たちの天下り先にしているようでは国は滅びる。 なぜ若者は欲がなくなったか。満たされているのか?一方株主や一部エリートは強欲化している。 そうなればWiner take all。全部持っていかれるのは当たり前。 生きていけない状態になれば、「自分は何も考えず任せる」ことをやめるのか。 しかし、一方で「衣食足りて礼節を知る」ともいう。人は貧しいほうが考えるのか、貧すれば鈍するのか、、、 前者が正しいと思える今の日本だ。 ここから立ち直るには、教育しかなく、我々40代はそのぎりぎりの世代なのではないか。 学んで、考えて、動きたい。 そうしないと、このグローバル社会で日本は生きていけないのではないか。グローバル社会は止められない。そこでどう生きるか、それは選択で、考えた上で結論が出るもの。考えよう。 ** しかしテポドン騒ぎの政府の対応、さらにはこの10兆円ばら撒き政策案で麻生内閣の支持率があがったという。 この程度の国民、、、、。 自民党は、いや今の役人どもは、とにかく今の体制を維持したい。10兆あれば高速などただでいいはず。それをそうしないのは、既得権益マシーンを維持したいから。 自民の中にも中川秀直さんなど、反官僚の士はいる。 民主の中にも官僚べったりもいる。とりあえず今は民主になれば官僚のトップクラスはいったん首が切られるようだが、、、。政界再編がいい。 ** そういえば小沢さんが「民主が政権をとったら記者クラブはなくす」といったそうな。 悪名高き記者クラブ。大マスコミ様の既得権益の巣窟だ。ここの許可がないと政治家も自由に取材を受けられないおかしなシステム。 ** そう、政治家は名前が前面に出て、ちょっと何かあると集中砲火を浴びる。 しかし、官僚も、マスコミも、名前が出ない。これがおかしい。名前を出して戦えばいいのだ。 われわれ国民も官僚とマスコミを信じるのはいい加減もうやめて、もっと政治家を応援しよう。寄付もして、政治に参画すべきなのだ、きっと。 とにかく今回の10兆の補正予算は気持ち悪すぎる。 あとは野となれ山となれか、やけっぱちの大盤振る舞いか。 経済効果よりも、将来の日本よりも、自分たちのシステム保全。 嗚呼。 そういうことを考えさせてくれる、著作です。

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2018/12/30

丸投げせず自分で考えることが重要。 この教育、資産は自己防衛するしかない。 これからの社会を生き残っていくために必要なことを教えられた本。

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2018/11/05

パワフルな人だなあ。でもこういうギラギラしていてパワフルで格好いいオッさんって自分が子どもの時に沢山いたような気がするけど・・。 本書のほとんどに共感はしますが、ひとつだけ「ちょっと」と思う所は お笑いブームについてです。現代のような殺伐とした世の中でお笑いブームが生じるの...

パワフルな人だなあ。でもこういうギラギラしていてパワフルで格好いいオッさんって自分が子どもの時に沢山いたような気がするけど・・。 本書のほとんどに共感はしますが、ひとつだけ「ちょっと」と思う所は お笑いブームについてです。現代のような殺伐とした世の中でお笑いブームが生じるのはある意味健康的なことだと思います。ただ、今の日本はその度合いが酷すぎるのではないかと。

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2018/10/23

ビジネスの定説が覆され、なにが正しいか答えのない時代に突入した。本書は、このような時代の中のビジネスパーソンが生き抜くための指南書である。論理的、弁別的な著者だけに、全体的にドライなイメージはあるものの、「集団知」に対する考え方などは極めて参考になる。 EQばかりが注目されている...

ビジネスの定説が覆され、なにが正しいか答えのない時代に突入した。本書は、このような時代の中のビジネスパーソンが生き抜くための指南書である。論理的、弁別的な著者だけに、全体的にドライなイメージはあるものの、「集団知」に対する考え方などは極めて参考になる。 EQばかりが注目されている感のなか、集団的IQの重要性をもう一度考え直す必要がありそうだ。

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2018/10/13

現在の日本の状況を事実を元に述べられています。 自分自身の現状に危機感を持つとともに、 「行動せねば」と思わせられる一冊です。

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2018/10/12

未読? 第1章 「低IQ社会」の出現 第2章 官製不況の根は「知の衰退」 第3章 1億総「経済音痴」 第4章 政局と「集団知」 第5章 ネット社会と脳 第6章 無欲な若者と学力低下 第7章 「集団IQ」を高める教育改革 第8章 「低IQ社会」で得をしているのは誰か 第9章 勝ち...

未読? 第1章 「低IQ社会」の出現 第2章 官製不況の根は「知の衰退」 第3章 1億総「経済音痴」 第4章 政局と「集団知」 第5章 ネット社会と脳 第6章 無欲な若者と学力低下 第7章 「集団IQ」を高める教育改革 第8章 「低IQ社会」で得をしているのは誰か 第9章 勝ち組から学べ 第10章 21世紀の教養

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2017/02/26

「スモールハピネス」で良いのか 著者は今の若者だけでなく日本人全体が予定調和的に小さくまとまってることに問題提起されてます。 将来頑張りたく無い子どもが多い中でとうやって今頑張らせることができるのか。 新入社員がすでに出世を望まない中で子どもたちにたくさん勉強して良い学校に入って...

「スモールハピネス」で良いのか 著者は今の若者だけでなく日本人全体が予定調和的に小さくまとまってることに問題提起されてます。 将来頑張りたく無い子どもが多い中でとうやって今頑張らせることができるのか。 新入社員がすでに出世を望まない中で子どもたちにたくさん勉強して良い学校に入って良い会社に就職するというテンプレは通用しません。 家庭教育でどうやってやる気を持たせるのかがウチでも課題になってます。 まあ著者は「低熱血ペアレンツ」と称して自分の子供の教育を学校にアウトソーシングせずに(月1回ゴルフをやめてでも)自分の手で責任を持ってしようとする親は1%もいないと看破されてるのでそれよりはマシかなとσ^_^; 詰め込み教育は否定できないとおもいます。 思考能力が必要なのは当然としてその前提となる知識を詰め込まなくて良いのか否か。 守破離を出すまでもなく知識の基礎体力作りとしての詰め込みは必要やとおもいます。 基礎ができてこその思考力であり自考力なんやと思います。 詰め込み教育の成果をゴールにすることが時代遅れで思考の結果をゴールに設定し直す必要があります。 そういう意味でセンター試験が終わって新しい大学入試制度になるのは良い試みなのかもしれません。 すでにある答えを覚えるとか探せるだけの人材は要らなくてどこにも無い答えを生み出せるかが問われる時代が来るのかもしれません。 著者は「考える力があって知識が足りない人間」と「考える力はないが知識が詰め込まれた人間」のどちらが有利かという問いに前者と即答しています。 でもそんな子供は稀有やと思います。 だって一部の天才を除いて既存の知識を有機的に結合させるような考える力を身につけないと解の無い問題を考える力なんて身につかないですから。 いかんせん古い本なのでスマホの話題が出ずにケータイで止まってました。 また大前研一さんの本もリアルタイムで読まないといけません。

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2016/05/06

思考停止している自分、向上せず身近な幸せで満足しようと強いることに気づかされた。アクションを起こす必要性を感じた。

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2015/02/13

仕事・生き方のスタイルを指示待ちから発信型へ変化させ、考える習慣の必要性を世界観の中で学べる書籍として推薦したい。(by N・M)

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2014/12/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

東日本大震災前の2009年に書かれているので、現状とは異なる点もあろうかと思いますが、それでもなお参考になる点は多々あります。 結局、現状を踏まえた上で、他人任せにせずに自ら考えることでしか、知的生活・豊かな生活を送ることができないというのが一貫した主張です。 特に、最終章の「21世紀の教養」という部分は目から鱗というか、自分自身思い違いをしていたところもあって、大変勉強になりました。 『あなたは地球を商売の道具にする一方で、この地球に何を返していますか?』 『現代における教養ある企業人の条件とは、グローバル経済の負の側面を意識していなければならない』 なるほど。

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