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世界は感情で動く の商品レビュー

3.5

68件のお客様レビュー

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2023/05/07

「スタバではグランデを買え」のような釣りタイトルで分かりやすい文体を想定して買ったが非常に難読。 行動経済学は、人間が非合理的に行動する要因や、その行動をコントロールするための手法を研究する学問であり、その知見はビジネスや政策決定に応用されることがある。 人々の判断や決定は、...

「スタバではグランデを買え」のような釣りタイトルで分かりやすい文体を想定して買ったが非常に難読。 行動経済学は、人間が非合理的に行動する要因や、その行動をコントロールするための手法を研究する学問であり、その知見はビジネスや政策決定に応用されることがある。 人々の判断や決定は、合理的な思考プロセスに基づいて行われるわけではなく、感情や習慣、社会的影響など、非合理的な要素にも大きく影響される。

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2023/03/23

アンカリング効果 商品の価格と商品の価値には大きな関連性はない。 定価が示されていると、アンカリング効果によって割引された時に安く思われてしまう。 また、相手は私が設定したアンカーを基準(たとえそれがどれほど乱雑に決められているとしても!)に物事を考える。 注意の焦点化 私...

アンカリング効果 商品の価格と商品の価値には大きな関連性はない。 定価が示されていると、アンカリング効果によって割引された時に安く思われてしまう。 また、相手は私が設定したアンカーを基準(たとえそれがどれほど乱雑に決められているとしても!)に物事を考える。 注意の焦点化 私たちは人生の大きなイベントに注目しやすい。(宝くじに当たる、大病にかかるなど)そのようなイベントはたとえ一時的な幸福度に影響があるとしても、ほとんど人生の幸福度に影響を与えない。 ハロー効果 あることが得意な人がいると、他の男の関連のないことに対してもその人がうまくやれるのではないかと思い込んでしまう。 商品に対してもそう。ある特定の商品を莫大な広告費を使って売り出し、その商品に人気が出ると、他のその会社が出している商品も良いものだと思い込まれて売り上げが伸びる! 自分に都合の良いことだけ覚えている! 特に自分の買った商品について自分がそれを買ったと言う決断を合理化するために、その商品の良いところだけを記憶してしまう。そしてさらにリピートをしてしまう。

Posted byブクログ

2023/01/07

感情をどうコントロールするかを期待していたが、 いかに感情や思い込みで選択しているかが、難しい事例と共に証明されている論文集約集だった。 〜学と書かれた本は、参考書の傾向が強いため、自分には合わない。

Posted byブクログ

2022/11/04

ボリュームの割にね、、 ファスト&スローと重複する内容が多いので、ファスト&スローを読んだ人は、読まなくていいかも。

Posted byブクログ

2022/09/07

https://kinoden.kinokuniya.co.jp/shizuoka_university/bookdetail/p/KP00028348/

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2022/01/27

2022.1.27 11 心理学。伝え方で捉えられ方が変わる。 どう伝えるか。初頭効果、最後に伝える。 半分もある、半分しかない。肯定文で聞くなど。がちで伝えるときに活用できそう。

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2021/04/14

認知の世界を把握した瞬間のときめきを君はまだ知らない。かもしれない。エビデンスや研究に基づく内容で海外ものにたまにある、くどい感じもない。

Posted byブクログ

2021/12/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

私は行き当たりばったりで思い込みの激しい人間なので自分のよくやる思考が論理的に解析されていて面白かった。 (以下はメモ) ・「みんなが言ってるから正しい」は誰もが陥ってしまう思考 →それが本当に正しいことでも、明らかに違うことでも、「みんながそう言ってるから正しい」と認識したり、「違うと思っていても言い出せない」事態は必ず発生する →だからこそどんな集団であっても、意義を唱える役割(本当にそうだっけ?を問いかける人)は必要 cf.みんなが間違った方向に進んだ事態(イラク戦争) ・上記と同じ現象として 自分がそう思ってる=みんなもそうと思ってる 自分の周りはそう=全世界がそう、むしろそう思わない人は変 という認知の歪みがある ・先延ばしにする、明日なら出来ると思うのは目先の利益を自分が選んだ行動の結果 ・占いを当たっていると感じるのは「誰もがが認めてほしいと思っている自分」の描写があるから

Posted byブクログ

2020/12/27

なかなか興味深い内容だった。 人間は合理的な判断をしているようで、大半は直感や感情で決めてるのをまじまじと実感させられた。 でも、感情があるからおもしろい。

Posted byブクログ

2020/11/25

世の中すべて「直感」からはじまる! 銀行の倒産、株価暴落、不動産市場の動向、大統領選挙、イラク戦争、医者の診断、裁判の判決、人事考課、性格診断、宝くじの当選…。 えっ!こんなことも?豊富なエピソードで一気に読める「脳の罠」回避法。ーーー 好著「経済は感情で動く」の続編。 直観=...

世の中すべて「直感」からはじまる! 銀行の倒産、株価暴落、不動産市場の動向、大統領選挙、イラク戦争、医者の診断、裁判の判決、人事考課、性格診断、宝くじの当選…。 えっ!こんなことも?豊富なエピソードで一気に読める「脳の罠」回避法。ーーー 好著「経済は感情で動く」の続編。 直観=ヒューリスティックを基軸に行動経済学で使われる用語を解説しながら、人間の行動原理について考察しています。 具体的には、コンコルドの誤謬(サンクコスト)、フレーミング効果(人は外見に騙される)、基準値の誤り(基準値を軽視することから起こる間違い)、アンカリング効果(最初の印象に左右される⇒中でも紙を100回折るとその厚さは天文学的数値となる事実は恐ろしい)、注意の焦点化効果(振り込め詐欺被害にみられる判断力の劣化)、バーナム効果(占いは万人に当てはまる曖昧な記述を駆使することで成立)、集団思考(属する集団の過大評価、内向きな意識、均一性への圧力のはらむ危険性)、集団規範(一致団結の原動力ともなるが、一歩間違えると組織ぐるみの不正や偽装などに加担する)など。 事程左様にある現象を説明するのに使われる法則がある一方、逆の現象を説明できる法則もあるわけで、要は不可思議な人間の行動は、すべからく説明可能だということ。よーく考えれば、学者たちがどんな行動も説明可能な原理に落とし込むわけだから(後知恵)当然の帰結なわけです。その結果、人間の不可思議な行動は、不可思議でもなんでもない当たり前な行動となり、難解な専門用語を駆使する優越感やこうした書籍で儲ける学者たちだけにとって意味あるものになっている、とは言いすぎでしょうか? 私のこの推論(暴論?)の傍証となる象徴的な記述が、「はじめに」に出てきます。 進化と脳についての考察で、人間の脳は節約を命じるように設計されている、例えば、視力として赤外線も見えた方が血管の浮き出た生体認識や、やけどの危険性のある物体認識などに有効だがあまりに脳の情報処理量が増えすぎて反応スピードが遅くなる、つまり現状はコストと利益の均衡が許容できる状態になっている(P15)と結論付ける。しかし、赤外線が見えることによる脳の負荷や反応速度がどのくらい違うのかという具体的な比較が無いため(基準値の誤り)、本書を読んだ読者なら、こうした結論は早計だと考えるべきでしょう。プロでさえこの体たらく、困ったものです。

Posted byブクログ