ジェネラル・ルージュの凱旋(下) の商品レビュー
ナイチンゲールと同じ時間軸で別の出来事を綴った物語。 向こうで出てきた歌手の水落や看護師の如月等、上手く絡めているなと感心させられた。 大枠は、速水が行っていた業者との癒着に対して告発文書が送られ、それに対して倫理委員会やコンプライアンス委員会が開催され、速水の行いを糾弾すると...
ナイチンゲールと同じ時間軸で別の出来事を綴った物語。 向こうで出てきた歌手の水落や看護師の如月等、上手く絡めているなと感心させられた。 大枠は、速水が行っていた業者との癒着に対して告発文書が送られ、それに対して倫理委員会やコンプライアンス委員会が開催され、速水の行いを糾弾するという流れ。 その中でいつもの白鳥や田口との絡み、白鳥の傍若無人の振る舞いなど、痛快な展開になっていく。 告発文書をだしたのは誰か?ジェネラル・ルージュの異名とは?果たして速水の去就は?といったミステリー要素も盛り込まれており、素直に楽しめるエンタメ作品。
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チーム・バチスタシリーズを続けて読んだけど、今のところジェネラル・ルージュの凱旋が一番面白かった! 一作目は緊張感、二作目は物語感?、三作目は疾走感、というのが自分の印象。 メインキャストの速水の異名「スピードスター」の名に相応しい物語のスピード感で、リズムよく読めて楽しかった...
チーム・バチスタシリーズを続けて読んだけど、今のところジェネラル・ルージュの凱旋が一番面白かった! 一作目は緊張感、二作目は物語感?、三作目は疾走感、というのが自分の印象。 メインキャストの速水の異名「スピードスター」の名に相応しい物語のスピード感で、リズムよく読めて楽しかった。 そして何より速水のキャラクター。ここ数年で小説で1番好きなキャラクターかも知れない。 英明闊達。矜持を持ちながら知識も持ち合わせ、小さいことは気にせず突き進む様子に惹かれた。 自分にとって一種の理想像かもしれないなぁと思った。
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やっぱおもろいね。 一気に読めるところは相変わらず。 ジェネラル・ルージュの伝説やリスクマネジメント委員会での舌戦は最高! 現実への対応の大切さを説きながらも、最後に野村弁護士がそれでも倫理も大切だと引き締めてるとことかもいいよねぇ〜。 読後感を重視するから最後の最後はちょっと尻すぼみな感じはしたけど星4.5くらいはあるかも。
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【要約】賄賂の告発者は速水自身であり、辞職を前提としてこの行動に踏み切った。彼の狙いには、救急医療を純粋に守りたいという強い信念が込められていた。また、ルージュには指揮官としての奮起と孤独というテーマが反映されている。 【感想】前作のミステリーとは異なる趣向が際立つ作品。エシックス沼田の憎まれ口や、それに対する白鳥たちの応酬は、緊迫感があり読者を引き込む展開が続く。また、作品が「ナイチンゲール」と繋がるのは、そもそも一つの全体像として構想されていたためであることがわかる。「ブラックぺアン」シリーズでは花房と世良の関係が気になっていたが、速水の登場は予想外で衝撃的。今後、世良も加わりさらに波乱が起こることを期待している。
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面白いんだけど、話のスピード感がありすぎて後半大事故が起きたあたりから怒涛のように話が転がって気付いたら終わってた感じ。
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茶番劇を終わらせ。 誰が問題の主犯なのか理解したとしても、それを直ぐに告発文と共に上司に伝えようとしても相手によっては難しいだろう。 自分の責任だけで済むならいいが、そう簡単に全てを終わらせられたら何でも出来てしまうな。
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主役にしかなれない男、速水晃一。 救急医療に対して本気で取り組んでいるからこそ周りに敵をつくってしまう速水だが、良き理解者である高階病院長や、同期の田口、島津、部下たちは見捨てずその後ろ姿についていくんだろう。 桜宮の医療は速水がいてこそ。3年後戻ってきてほしい。 そして白鳥が...
主役にしかなれない男、速水晃一。 救急医療に対して本気で取り組んでいるからこそ周りに敵をつくってしまう速水だが、良き理解者である高階病院長や、同期の田口、島津、部下たちは見捨てずその後ろ姿についていくんだろう。 桜宮の医療は速水がいてこそ。3年後戻ってきてほしい。 そして白鳥が出てくると急激にスピードアップする…笑 何度も読み直しているけれど、今回もやはり私の大好きなジェネラルだった。
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バチスタシリーズの2作目の下巻。 救急医療のおかれる環境と倫理(ルール)とリスクと理想の間で繰り広げられるやり取りがかなり秀逸。 委員会での舌戦やこれまでの遺恨などドロドロした争いが理論的に行われる一方で実際に患者を救う現場ではその事すらも空虚であり、矛盾しているのではないかと...
バチスタシリーズの2作目の下巻。 救急医療のおかれる環境と倫理(ルール)とリスクと理想の間で繰り広げられるやり取りがかなり秀逸。 委員会での舌戦やこれまでの遺恨などドロドロした争いが理論的に行われる一方で実際に患者を救う現場ではその事すらも空虚であり、矛盾しているのではないかと考えさせられるものであった。 上巻の展開がゆっくりだったが、下巻ははじめからかなりのスピード感で進んで行き、非常に面白かった。
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速水先生がただただカッコいい下巻。後半に進むにつれ、議論が進むにつれページをめくる手が止まらん。エシックス、リスクマネジメント委員会での各々の信念・主張のぶつかり合いが見所。全てはジェネラルの手のひら。そして蘇る大規模火災。新たな伝説が生まれる。「医療に古いも新しいもない。みな、自分の姿勢で誠意を尽くして患者に相対しているだけだ」「ワシはコイツの中に神を見てしまった」「人の生き死にを決めるのは、神だ。俺は今から神になる」
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