パラドックス学園 開かれた密室 の商品レビュー
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メタもので読者が犯人系って納得できる死因とその死因に関連している読者の行動がないと入り込めないけど、これはまあまあだった 該当タイミングでパラパラしなかった人間にはおもしろさあんまない 海外ミステリもっと読んでから読めばよかった
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前作にあたる「ミステリアス学園」以上に、ある程度のミステリ知識やパラドックス問題への知識が無いとピンと来ないかも…
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昔読んだ前作は面白かった記憶がある。僕が成長したのかも。主人公の正体はあの人だったが、彼は当初日本人の記憶を持っていたはず。また、100歩譲ってメタ構造を受け入れるとしても、ハリセンで殴られても人は死なないように、あのトリックでは死なないと思う。
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『ミステリアス学園』の続編。今回は、トンデモ系メタミステリだな。 ただし、トンデモなりに構成と作りは凝っていて面白い! ミステリのような事件が現実に起きてしまう世界に迷い込んでしまった主人公の物語。 今回もミステリ好きのためのミステリ。
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メタ・パロディと括ると簡単だが、泡坂妻夫的、とでも言うべき独創的な仕掛けも施されている。具体名は出てこないがネタバレも随所にあるので、古典ミステリを一通り(いわゆる名作だけで良いので)こなした人向け。7.25
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バカミスの大家、鯨統一郎によるパラドックスをテーマにしたミステリ。 登場人物は、ポー、ドイル、ルブラン、クリスティ、カー、そしてクイーンという名探偵たち。物語の終盤で、ワンダー・ランドと呼ばれていた主人公の正体がチェスタートンであることが明かされる。この6人の名探偵が、パラドックスに満ちた世界の中で、核シェルターという完全な密室で起きたカーの殺害事件について、犯人と殺害方法を推理するというストーリー 物語の舞台は、ゼノンのパラドックス(アキレスと亀、止まっている矢など)や、「張り紙禁止」と書かれた張り紙が貼られた壁といった、さまざまなパラドックスが散りばめられたパラレルワールド。この世界では推理小説(=ミステリ)は存在しない。しかし、ミステリに出てくるような殺人事件が現実に起きているという設定だ。 カーが殺害された密室殺人のトリックと真犯人については、驚愕というよりバカバカしいという感想が残る。犯人は読者であり、トリックは読者が「パラドックス学園」という本に用意されたパラパラ漫画をめくったことで、カーが立て続けに頭を打ち、死亡してしまったというもの。極めて荒唐無稽なオチである。 バカミスの大家である鯨統一郎らしい結末ともいえるが、個人的にはこのような狙いすぎたバカミスのオチにはやや冷めた印象を受けた。ただし、物語全体を包むパラドックスに満ちた雰囲気は独特で嫌いではなく、もしも別のパラドックスを活用した解決が描かれていたら、より楽しめたのではないかと思う。 本作のような狙ったバカミスはあまり好みではないため、評価は辛めとなる。★2。
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大学のパラレル研究会、通称パラパラ研。部員はドイル、ルブラン、カー、クリスティー、ミステリ小説が存在しない世界。新入部員のワンダには、ミステリを読んだ記憶がある。パラパラ漫画つき。 様々なミステリを細部まで読み込んで、ミステリの何たるかを体得している人にはウケるのかも。最も怪し...
大学のパラレル研究会、通称パラパラ研。部員はドイル、ルブラン、カー、クリスティー、ミステリ小説が存在しない世界。新入部員のワンダには、ミステリを読んだ記憶がある。パラパラ漫画つき。 様々なミステリを細部まで読み込んで、ミステリの何たるかを体得している人にはウケるのかも。最も怪しい人物は犯人ではないとか、結果論じゃなく最初からの定理になっているので、素人には論理が読み解けない。
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http://walking-diary.cocolog-nifty.com/honyomi_nikki/2015/08/post-5e3e.html
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軽い感じで読み進められ、オチも中々に肩透かしを食らわせてくれた。まんまと作者の罠に引っかかってしまい、自分に苦笑、作者のイタズラ心にあっぱれ的な気分になり、読後感は悪くなかった。
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『ミステリアス学園』を読んだ時ほどの高揚感やおかしみを得ることは叶わなかった。あるいは挙げ連ねられている大家達の原作に親しんだ所謂ミステリ通ならばまたどんな思いを抱くだろうか。そうして純粋に作品を離れた元ネタ探しをすればするほど理想に現実の追いつくことの阻まれていくパラドックス。...
『ミステリアス学園』を読んだ時ほどの高揚感やおかしみを得ることは叶わなかった。あるいは挙げ連ねられている大家達の原作に親しんだ所謂ミステリ通ならばまたどんな思いを抱くだろうか。そうして純粋に作品を離れた元ネタ探しをすればするほど理想に現実の追いつくことの阻まれていくパラドックス。アキレスは亀を追い越せず、飛ぶ矢は飛ばず?顔のない著者は、再帰的イノセンスを獲得せんと奔走する大学一年生の姿を借りて、泥をかぶる勢いで水を差しにいったのかもしれない。謎解きに飽きたら一寸その場で踊ってみよう。初めは理由さえなかったと、自分自身を鎮めるために。
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