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連塾 方法日本(1) の商品レビュー

4.4

15件のお客様レビュー

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2019/07/15

日本を語るのではなく日本という方法、日本と日本人がどの ように世界を見て、どのようにハンドリングしてきたかと いうことを神仏を軸に語ろうという講義─連塾の抄録。 興味深い内容、興味深いキーワードが並んでいるのだが、 講義録のせいか、今ひとつ心に届いてこなかった。 もう1冊、きちん...

日本を語るのではなく日本という方法、日本と日本人がどの ように世界を見て、どのようにハンドリングしてきたかと いうことを神仏を軸に語ろうという講義─連塾の抄録。 興味深い内容、興味深いキーワードが並んでいるのだが、 講義録のせいか、今ひとつ心に届いてこなかった。 もう1冊、きちんとした著作を読んでみなければ。

Posted byブクログ

2019/05/21

「日本」についての本だけど、この本はすごい!知的興奮の連続。面白すぎる。もう日本人は全員この本読んだほうがいいね(笑)高校の教科書にしたらいいと思うわ(笑)

Posted byブクログ

2014/10/15

[ 内容 ] <1> 衝撃の日本論!! つまらないニッポンに喝を入れる一途でパンクなセイゴオ流・高速シリーズ、第1弾。 <2> 山水ラディカル、侘び寂びアバンギャルド。 「見えないもの」を「魅せる」、方法日本、究極の「負の想像力」。 日本美術の見方が一変する。衝撃の日本論第2弾...

[ 内容 ] <1> 衝撃の日本論!! つまらないニッポンに喝を入れる一途でパンクなセイゴオ流・高速シリーズ、第1弾。 <2> 山水ラディカル、侘び寂びアバンギャルド。 「見えないもの」を「魅せる」、方法日本、究極の「負の想像力」。 日本美術の見方が一変する。衝撃の日本論第2弾。 <3> 日本は何を失い、何を得たのか。 「これまで」の祖国、「これからの」母国。 津波と原発の波涛を越えていますべての人に伝えたい、渾身のメッセージ。 3・11を予見させる「負の想像力―地震と枯山水」収録。 [ 目次 ] <1> 第1講 日本という方法 笑ってもっとベイビー無邪気にオン・マイ・マインド―外来文化はどのようにフィルタリングされてきたか(比良八荒を「次第」にこめて;正負を合わせるてりむくり;絶対矛盾の自己同一 ほか) 第2講 神話の結び目 住吉四所の御前には顔よき女體ぞおはします―日本にひそむ物語OSと東アジア世界との関係(グローバル・スタンダードをめざさない;物語には「型」がある;モノに赴く物語 ほか) 第3講 仏教にひそむ謎 重々帝網・融通無礙・山川草木・悉皆成仏―仏教的世界観がもたらした「迅速な無常」(東洋をコンピュータ化する;宮沢賢治と法華経;近代史のなかの法華経 ほか) <2> 第4講 「文」は記憶する 目の言葉・耳の文字・舞の時空・音の記譜―インタースコアとインタラクティブシステムの歴史(並列する文化;インタースコアとしての日本;森林文化のメソッド ほか) 第5講 日本美術の秘密 白紙も模様のうちなれば心にてふさぐべし―枕草子・枯山水・宣長・幕末三舟・イサムノグチ・三宅一生(梅窓院から日本を考える;「連塾」とは編集の場である;「好み」とは何か―椅子は奏でる ほか) 第6講 「負」をめぐる文化 正号負号は極と極。いづれ劣らぬ肯定だ―引き算と寂びと侘び(夢窓・心敬から天心・九鬼へ)(「場」と「関係の発見」人は自然か、人工か;日本の健康状態;日本になったもの ほか) <3> 第7講 面影と喪失 誰そ我にピストルにても撃てよかし伊藤のごとく死にて見せなむ―なぜ日本人は喪失をもって面影としてきたか(日本は何を失ったか―喪失の昭和史;思い出のなかのリアル;日本の「分母」はどこにある;ナショナリティとジャパン・マザー;グローバルvsローカルの境い目で ほか) 第8講 編集的日本像 雪が舞う鳥が舞うひとつはぐれて夢が舞う(または一宿一飯の義理)―メディアステートとしての去来日本(“北の螢”はどこにいる―明滅する日本;「テ・ニ・ヲ・ハ」の方法論;“ぼくら”はコメの民族だ;エディティング・ジャパン―外来コードと内生モード;「型」のゼネレーション―方法日本「五つの窓」 ほか) [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]

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2013/09/20

「日本という方法」について松尾正剛による講演を書籍化したもの。 日本的な感覚、考え方、捉え方などを理解度するため日本神話や仏教を詳しく解説していく。日本神話の解説では歴史と照らし合わせてわかりやすく詳しい解説でとても面白かった。古事記を最近読んだばかりなので、深く理解できた気がし...

「日本という方法」について松尾正剛による講演を書籍化したもの。 日本的な感覚、考え方、捉え方などを理解度するため日本神話や仏教を詳しく解説していく。日本神話の解説では歴史と照らし合わせてわかりやすく詳しい解説でとても面白かった。古事記を最近読んだばかりなので、深く理解できた気がした。しかし、古事記の解説というのは専門家によっても様々な解釈があってとても面白い。そして、仏教から発展した物事の捉え方や感じ方などの日本的な感覚が発生しているのがとても勉強になりました。

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2012/02/05

日本を知るっておもしろい。特に神話の話がわかりやすく、流れも図解されていてわかりやすかったです。難しそうな、取っつきにくいことも、セイゴオさんに説明してもらえるとしっかりと入ってきます。

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2011/08/27

まさに「知の超人」である松岡氏の講義を書き下ろしたもの。講義をベースにしているので、表現が判り易い。 『日本』のルーツ、それも現代人が忘れかけている源流を様々な角度から抉りだし、未知に対する刺激を与えてくれた。 (仏教のところは、奥が深いので、他の書物で自ら肉付けしないと理解が深...

まさに「知の超人」である松岡氏の講義を書き下ろしたもの。講義をベースにしているので、表現が判り易い。 『日本』のルーツ、それも現代人が忘れかけている源流を様々な角度から抉りだし、未知に対する刺激を与えてくれた。 (仏教のところは、奥が深いので、他の書物で自ら肉付けしないと理解が深まらない) ”あとがき”より~ たんに「日本」を議論したいのではなく、あくまで「方法日本」を歴史をまたいで相関的に、かつ重畳的につなげたかったからです。つまりは、日本の本来と将来をつなげたかったからです。 連塾シリーズの他2冊も読んでみたい。

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2010/12/15

この本を一言でいえば、松岡正剛さんによる「方法日本」を考えるためのガイドブックということになる。よくできた旅行のガイドブックと同じで、内容に触れた人それぞれが自分が興味をもった場所に行って、それぞれが「方法日本」の探索を開始できるようになっている。 仏教関連の話では、やっぱり密...

この本を一言でいえば、松岡正剛さんによる「方法日本」を考えるためのガイドブックということになる。よくできた旅行のガイドブックと同じで、内容に触れた人それぞれが自分が興味をもった場所に行って、それぞれが「方法日本」の探索を開始できるようになっている。 仏教関連の話では、やっぱり密教というか真言宗の影響を一番受けられているような印象。個人的には吉本隆明さんの親鸞の話のほうが面白い。あ、宗派が違うか。 あとは正と負を併せ持つことが大事というのは日本人なら肌感覚としてわかると思うが、それのルーツなども書かれている。 続編があるようなので、それも時間があったら読んでみたい。

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2010/05/26

あまりにもの情報量に圧倒(@@) 世界に誇れる我が日本文化を再認識。日本人に生まれて良かったと思える一冊。続巻があるが、楽しみでもあり、恐ろしくもあり。

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2010/03/02

ハイパーリンクしまくる、といった感じの本。ひとつひとつの内容に関してはそこまで掘り下げはないと思われたので、もう少しいろんな知識がついてから読み返した方が楽しめると思いました。 個人的には日本神話に関するところが面白かったです。

Posted byブクログ

2010/06/06

連想が次から次へと拡がってくのはほんまに圧巻。 この人の博覧強記ぶりはやっぱりすごい。おもろい本です。 中盤の、日本神話ダイジェスト(笑)がすごいおすすめ。 私のような知識の無いもんでも物語が見渡せて、今後の見通しがよくなること請け合いです。 あと、千夜千冊に挑戦する気が起こ...

連想が次から次へと拡がってくのはほんまに圧巻。 この人の博覧強記ぶりはやっぱりすごい。おもろい本です。 中盤の、日本神話ダイジェスト(笑)がすごいおすすめ。 私のような知識の無いもんでも物語が見渡せて、今後の見通しがよくなること請け合いです。 あと、千夜千冊に挑戦する気が起こらない人(私のような)にも。文脈に沿ってちょこっとずつ千夜千冊のテキストが出てくるので無理なく入っていけます。

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