パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々(4) の商品レビュー
8年振りに読んだ4作目。面白くなくて読んでなかったんではなくて、その前の年に2作目が映画化されてたので、それを見てからと思って止めてた。で、その2作目をこないだようやく見たので、続きを。と云っても、実際に映画の続きの3作目は8年前に読んだのでほとんど覚えてない。でも、まあ全体の流...
8年振りに読んだ4作目。面白くなくて読んでなかったんではなくて、その前の年に2作目が映画化されてたので、それを見てからと思って止めてた。で、その2作目をこないだようやく見たので、続きを。と云っても、実際に映画の続きの3作目は8年前に読んだのでほとんど覚えてない。でも、まあ全体の流れは分かってるので問題なかった。次の5巻で完結しているので、そこに向けて結構話が進む。パーシーがやられないのは決まってる話なので、安心して読める。モテモテだよ、パーシー。でも、それはそれで大変そう、なったことないけどね。さあ、次で終わるのがちょっと淋しい感じ
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パーシー目線での語り方だったので、感情移入がしやすく、読みやすかった。パーシーの人間関係の複雑さが上手く描写されていた。
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パーシー・ジャクソンシリーズ4冊目。 今回の冒険先はミノス王が怪物ミノタウロスを閉じ込めていた迷宮。 この迷宮は神話の時代から現在に至るまで進化し続けていて、その中心には死を騙したダイダロス(ミノス王の怒りに触れて、息子イカロスとともに飛び立った科学者)が隠れているという。 その...
パーシー・ジャクソンシリーズ4冊目。 今回の冒険先はミノス王が怪物ミノタウロスを閉じ込めていた迷宮。 この迷宮は神話の時代から現在に至るまで進化し続けていて、その中心には死を騙したダイダロス(ミノス王の怒りに触れて、息子イカロスとともに飛び立った科学者)が隠れているという。 そのダイダロスを探して、パーシー(ポセイドンの息子)たち一行と、敵方のルーク(ヘルメスの息子)とが迷宮に入る。 主人公パーシーと、アテネの娘のアナベスとが相手を気になりつつイマイチ意地を張ってるのでそっちの話もややこしくなったり。 ギリシア神話の怪物たちには”死”はないので倒されても一定期間(数日のこともあれば数百年のこともある)後には復活するのだが、不死という変わらない日々を一人きりで過ごす淋しさがあったり、絶望して存在したくなくなったときには消え去ってゆくのだとか、永遠に存在するものの孤独や疲労感が感じられたりする。 また今回はサテュロスたちが探し求めている自然そのものの牧神パンの探索物語も交わっている。パンが消えたからこの世界は味気なくなってしまった。パンが出てくればまた豊かな世の中になるだろう。 そしてついにその自然神のもとにたどり着き、しかし自然神が消え去るところに立ち会うことになる。 自然は消えた、それなら残された人間や神々や獣たちは何をすればよいのか?さっそうと現れて自分たちを助けてくれる者がいなくなったなら、自分たち一人ひとりが心の自然を呼び戻さなければいけない、待つんじゃなくて自分たちこそ行うんだ、 …ということが終盤の展開とメッセージ。 しかし閉じ込められるということがかなり恐怖な私にとっては、地下迷宮の冒険なんて絶対嫌だわーー(☓。☓)。
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処女神アテナに娘がいるのは不可解だ、と思っていた。本国でも同じ疑問をぶつけた読者が多かったのだろう。この巻で理由が語られる。
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『ハリー・ポッター』との比較はまさにイギリスとアメリカの違いって感じ。同じ軽めのファンタジーでもこんなにも雰囲気が違うのかって。
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最終巻に向けてのラストスパートと言うべきか、 さらにハラハラが加速していく。 迷宮に仕掛けられた謎と罠、そして思いもよらぬ展開。 様々な思いが交錯する中でのそれぞれが下す決断。 どうなるのどうなるのと続きが気になってしかたがない。 第4巻まできても、その軽やかなテンポを保ち、 「...
最終巻に向けてのラストスパートと言うべきか、 さらにハラハラが加速していく。 迷宮に仕掛けられた謎と罠、そして思いもよらぬ展開。 様々な思いが交錯する中でのそれぞれが下す決断。 どうなるのどうなるのと続きが気になってしかたがない。 第4巻まできても、その軽やかなテンポを保ち、 「楽しさ」にひたすら重きをおきながらも、 読者をひきつけてやまないこの作品。作者、そして翻訳者さんの技量には舌を巻くばかりである。
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パーシ―シリーズ第4弾はラビュリントス!ラビュリントスといえば遊園地とかにある迷宮じゃん!ラビリンスじゃん!と知っているだけに面白かったし、オリンポスがエンパイアステイトビル地上400階にあるという発想さながらに今度は迷宮がマンハッタン、NYとアメリカの地下に広範囲に渡って存在し...
パーシ―シリーズ第4弾はラビュリントス!ラビュリントスといえば遊園地とかにある迷宮じゃん!ラビリンスじゃん!と知っているだけに面白かったし、オリンポスがエンパイアステイトビル地上400階にあるという発想さながらに今度は迷宮がマンハッタン、NYとアメリカの地下に広範囲に渡って存在しているという発想がまた面白かった。 迷宮には強力な怪物がいたり、生きて帰るのも困難なほど入り組んでいるというのにパーシ―達強すぎでしょ。今回の冒険ではついにグローバーがパンに出会ったり、クロノスが復活したり、、、かなりお話が展開するから面白かった。続きが楽しみ。
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先が気になって一気読み^_^; 前作ではお子ちゃま感まるだしニコも途中から精神的にかなり成長、今後の活躍にも期待できそうな感じ。 ようやくグローバーのストーリーも終わったし、そろそろラストむけていろいろと動き出した感じ。 レイチェルも含めてハーフ&神々VSタイタン族の王ク...
先が気になって一気読み^_^; 前作ではお子ちゃま感まるだしニコも途中から精神的にかなり成長、今後の活躍にも期待できそうな感じ。 ようやくグローバーのストーリーも終わったし、そろそろラストむけていろいろと動き出した感じ。 レイチェルも含めてハーフ&神々VSタイタン族の王クロノスとの最後の戦いはどうなるのか楽しみ。
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シリーズ4巻です。 母のボーイフレンドである教師ポールのおかげで、新しくグッド高校へと通うことになったポセイドンの息子パーシー。しかし入学前の説明会の日、チアリーダーに化けていたエムプーサのケリーに襲われ、今日は一緒に映画をみにいく予定だったアテナの娘アナベスと共にハーフ訓練所...
シリーズ4巻です。 母のボーイフレンドである教師ポールのおかげで、新しくグッド高校へと通うことになったポセイドンの息子パーシー。しかし入学前の説明会の日、チアリーダーに化けていたエムプーサのケリーに襲われ、今日は一緒に映画をみにいく予定だったアテナの娘アナベスと共にハーフ訓練所へと戻ることになる。パーシーの親友のサテュロスのグローバーは、森林の神パンを捜索していたが、あと一週間以内にわからないと捜索者の資格を剥奪される。タイタン族の王クロノスの手下になったルークが、迷宮ラビュリントスから訓練所を攻撃しようと、迷宮の道案内「アリアドネの糸玉」を手に入れようとしていた。パーシー達はそれを阻止すべく、迷宮へと入っていく。 迷宮ということで、ミノス王やら、ダイダロスが出てきます。イカロスもと、ギリシャ神話の神々や怪物たちが、今回もでてきます。それらが上手く物語にとけこんでいて、ニヤリとする。スフィンクスのなぞなぞがちょっと変わってて現代的になってて面白い。次で最終巻らしい。
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今回は沢山のテーマが。 自然破壊、戦争の善悪とは、罪と罰、不老不死・・・とかく盛り沢山なのですが、完全なものは無い、と言うのが全体通して伝わってくるテーマですかね。局面的に見れば正義。しかし、一人の存在は両極端なものを持ち合わせている。それは見る者によっても変わる。それは血のつな...
今回は沢山のテーマが。 自然破壊、戦争の善悪とは、罪と罰、不老不死・・・とかく盛り沢山なのですが、完全なものは無い、と言うのが全体通して伝わってくるテーマですかね。局面的に見れば正義。しかし、一人の存在は両極端なものを持ち合わせている。それは見る者によっても変わる。それは血のつながりであったり、愛憎だったり。 最終巻の前巻ですから、シリアスな面が多いです。 それはさておき。 やはりパーシーはハーレム状態。 ロマンスの悩みもなかなかに複雑です。その複雑さがリアル。優柔不断にも思えるそれぞれの想い。でも実際、揺れるものですよね。特に十代の若者なら。 今回注目すべきはニコ。 絶対イケメンに育つと思います!← 今回もかなり有名な神話エピソードが登場。そちらも楽しめます!
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