殺人鬼フジコの衝動 の商品レビュー

真梨幸子【著】

2013/03/26

読みやすくてよかった。
確かにドンデン返し。
伏線がちょぉ〜っと見えなさすぎた感があるけどエンタメとしてよろしかったです。

2013/02/01

吐き気のするような一冊。
生肉みたいな緩さと硬さを持った生臭い小説。
歪みから抜け出せない。
こんな人生を歩みたくない。
もう歩んでる？
自問自答の中で、
じっとりと湿る脇汗みたいに、
美しさも、救いも、
何もない。
それでも哀れむことはできなくて、
同情なんてしたくないのに、
ただ一つ。
Ｋくんの最期。
捻じ曲げられた結末を見ると、
早希子の心中に惑ってしまいます。
フジコ自身にはどうすることもできなかった道を、
早希子は辿りたくなかった。
けれど辿ってしまうだろうと思った。
だからこそ、
せめてそこだけは、
事実を曲げても、
救われたかったんじゃないかと、
私は思いました。
決して好きにはなれない作品。

2013/01/24

なかなかやな感じで、こういうの嫌いじゃない。
ただ、ラストはもっとどういう風にそうさせたのかが知りたかった。

2013/01/23

新聞の広告で「衝撃のラスト」と話題になっていたので読んでみたのだけど、さほどの衝撃はなかったかも・・・。
途中から話が読めたし、人の嫌な部分しか描かれていなくてちょっと苦手。

2013/01/03

え、これ本当の話なのか？と思ってしまう文章。衝撃のラスト！っていう触れ込みだっただけに期待して読んだんだが、そこまででもなく。
まぁ面白かったが、これが実話だったらこんなに悲惨な人もいるんだって自分の状況が幸せに思えてくる。

2013/01/01

気持ち悪かったー！！怖かったー！！
ホラーとグロが苦手な人は読んじゃだめだ。
殺人鬼の母親について。忌まわしい人格の連鎖。
ラスト1ページにヒー！だった。

2012/12/13

理解力が必要な作品だと思います。
伏線らしき描写が多く、全体を通して大きな仕掛けになっている。
負の連鎖、読後の嫌悪感は個人的にだが半端なかった。

2014/09/20

図書館で借りた本。

冒頭のいじめや虐待シーンは、読んでい冷や汗が出るほどだった。

とにかく、夢中になって読みきった。

最後の一行の謎が、早く知りたかった。

2014年9月20日　再読
インタビュー・イン・セルを読むにあたって、再読。
小学５年生の「私」は、家では親から、学校ではＫくんから、壮絶ないじめを受けていた。
冒頭から目を覆うような内容で始まるのこ作品は、最後に訳が分からなくなる。え？これって、どういうこと？もしかして・・・そうなん？って感じで。
何度もページを戻りながら、確認しながら読了。

2012/11/24

イヤミスという言葉を初めて聞いて読んでみた作品。
ホントにノンフィクションと思ってしまう作者の表現にはやられました。

2012/10/19

イヤミスなるものが流行っているとのことで、オススメのこの本を読んでみました。とにかく続きを読みたくなり、1日で読んでしまいました。こういった、完全な娯楽目的の読書も気楽でよいですね。