目標達成する技術 の商品レビュー

マイケルボルダック【著】,堀江信宏【訳】

2011/09/23

「もしも、あなたの前に、母親を父親に殺された7歳の男の子が立っていたとしたら、なんと声をかけますか？」という、ショッキングな問いかけから始まる本。
どうしたらよいか、戸惑ってしまいがちだが、実は7歳の男の子は著者自身のこと。

衝撃的な過去を持ちながら、多くの人から成功者と言われるまでになった著者の、成功へのスキル、即ち人生を変えるスキルについて書かれている。

「成功者は生まれつきではなく、作られるものである」というとあるセミナーの言葉に感激し、自己改革した本人の経験から、成功の80%は心理面という原則を見出す。

「やり方」は巷にあふれている。「行動」ができない。行動するために必要なのは、「心理学」。

様々な自己啓発本で、「行動しないと身につかない」「今すぐ始めよ」という文章は決まり文句のように目にするが、その「行動」のために必要なことは何か？が細かく記載されていて、ためになる。

2011/08/29

成功（達成）は全ては心理面から。という一言に尽きる。

マイナスの感情を上手くプラスにコントロールする。
何にいつもフォーカスしているのか？
そして、最大の決断をし、断行する。

最後ははやりこれ！
「いつも感謝していつも喜ぶ！」

2011/08/02

成功をイメージして、潜在意識に刷り込む。
目標を書き出す。

とか。

この手の本には定番のことばっかだけど、読むとテンション上がる。
よし、がんばるぞー！みたいな気分になるいい本。

2013/05/07

・行動がすべて
・痛みという原動力
・感情は自然に生まれるものではない。自分がそういう行動をしている
・自分に正直になる
・質問でフォーカス(思考の焦点)を制御する
・リミティングビリーフ
・インカンテーション

・クエスチョン
・イメージング
・インカンテーション
→※モーニングノートで

・鼻から4回吸って、口から4回吐く呼吸法
・優先すべきことを優先する
・やらなかった時のリスク

2011/07/01

「成功とはスキルである。」

成功する為に実用レベルの行動を提示してくれる。
感情のコントロールから自己問答の仕方など。

これまで多くの成功本を読み、結果を出せなかった人に対して、
「どうするべきなのか？」
を教えてくれます。
単純なことですが、言われないとなかなか気づけないのかもしれない。
それを教えてくれたのがこの一冊。

最近の成功本（マイケルボルダックやジェームススキナー）は
まずは感情のコントロールを基礎にして人生を変えていくことを提案しており、私にはとても参考になります。

2011/05/30

今回の一冊は、-1063人の収入を60日で41%アップさせた-目標達成する技術 ~どんな目標も達成できる「成功の心理学」~
マイケル・ボルダック著を紹介します。

タイトルの「1063人の収入を60日で41%アップさせた」根拠はわかりませんでしたが、納得できる内容でした。

自己啓発としては比較的オーソドックスだったように思います。

著者によると、目標達成できるかどうかは心理面が８０％のウエイトと占め、多くの人は「やり方」を知っていながら「行動」
ができていない。そして「行動」に必要なのが心理学だとおっしゃってます。

その目標達成するために行動というアクションを起こさせる心理学、感情をコントロールする方法が書かれています。

自分の感情をどのようにコントロールしやる気を出すのか、日々の思考の習慣をどう良いものにしていくのか、気になる方は要チェックです。

2011/05/05

チェック項目５３箇所。
成功者は生まれつきではなく作られるもの。
成功の８０％は心理面。この書籍は行動させる方法を教えてくれる。
自分を信じること。成功する方法を習得できると信じること。
知識は単なる「潜在的パワー」。
パワーを生み出す唯一の方法は「行動」だけ。
成功するのに出身・性別・学歴は関係ない。
人間の行動の根本原因・・・痛みから遠ざかり快楽を求める。
６つの感情的ニーズ
→確実感、不確実感、重要感、つながりと愛、成長、貢献
行動の９５％は無意識で行う。大きなゴールのほうがモチベーションが高まり、行動し続けられる。
自分のためより他人のための方が行動できる。
究極のビジョンに到達したときの感情的な理由をイメージする。
その感情を今味わう。達成したものとして味わう。
目標を１年後の目標、３～６ヶ月後の目標に落とし込む。
心地よい状態とは成長することと反対のこと。
成功者は痛みによってやる気がおきる。やる気によって行動を起こす。
行動を継続するのに快楽の感情を常にイメージする。
フォーカスコントロールには質問すること。
「どうしたら自分の人生をもっと良くできるだろうか？」
人生の質は質問の質で決まる。出来事自体に意味はない。自分が意味づけをしている。
「この出来事から得られるギフトはなにか？」
力を生み出す質問・・・「最悪の場合どうなる？対処できるか？」
成功に必要なのは正しい信念と正しい方法で行動することの２つ。
新しいレベルに行くには新しい信念が必要。
過去と未来は別物。過去の失敗は関係ない。変化は起きた方がいい。
勝者はけして諦めない。最高のパフォーマンスは最高の状態でできる。
必要なものは今すべて自分の中にある。

2011/05/04

◆どんな目標も達成できるかは、「やり方」よりも「心理学」

◇多くの人は「やり方」を知っていながら、「行動」ができないだけなのです。

◇もしも、誰かがあなたより成功しているとしたら、それは彼らがあなたより行動したというだけなのです。

◇情報や知識だけでは、パワーにはなりません。パワーを生み出す唯一のものは「行動」だけです。行動を起こす方法がわかれば、パワーが手に入るのです。

◇人生を変える唯一の方法は、自分の基準を上げることであり、そのための原動力が痛みなのです。基準を上げるとは、単に「変えたいな〜」と思っていることを、「絶対に変えなければならない！」というレベルまで持っていくことです。

◇感情を持つことによって始めて知識を生かすことができます。ですから、自分の目標に感情的な理由を結びつける必要があるのです。

◇穂九表を達成する人は、目標を作ったときには、方法なんて知らないのです。でも、どうしてもそれを達成しなくてはならない感情的な理由を持っているのです。

◇出来事そのものに意味はありません。あなたが意味を付けるのです。

◇人生のどの瞬間においても、悪い面にフォーカスすることもできますし、よい面にもフォーカスできます。ですからとにかく、自分に力を与えてくれるフォーカスをしましょう。

◇変われる人と変われない人の違いは何かというと、変わらなかったときの将来の痛みと、変われたときの将来の喜びを、今しっかり感じることができるかどうかなのです。

◇もし成功したいと思うなら、あなたの分野で最も成功している人を模範にするべきなのです。成功のための最も重要な方程式の1つは、その分野で一番成功している人を見つけることです。そして模範にすることです。彼らの信念を、彼らの焦点を、行動を模範にするのです。

◇ゴールを達成するための秘訣、ゴールを具体的に思い浮かべるための秘訣は、成功したときの感じを、今味わうことなのです。

2011/02/12

世界最高のコーチングをする、マイケルぼるだっくの著書。

自己改革に必要なことはすべて記載されています。
呼吸法、自分の高めかた。

いろんな本読みましたが、要するに『僕ならできる！！』

っていう、気持ちがもっとも大事なようです。

2011/01/08

日経新聞で紹介されていたのと、アマゾンで売り上げ上位にランキングされていたのと、著者の「７歳の時に父親が母親を殺した」というショッキングなバックグラウンドに興味を持ち、アマゾンで注文し、自宅から東京まで往復の電車の中１回半で読み終わりました。ちなみに自宅は東京までそんなに遠くはありません。

まとめると、よくある自己啓発書のうち、心理学的要素にフォーカスした内容って感じでしょうか。

-知識だけあってもダメ。行動がすべて。
-行動するには心理が重要。人間は感情で生きている。
-人間は痛みから遠ざかり、快楽を得るために生きているから、これを逆手に取って活用する
-「お金をもうける」とか「痩せる」みたいなゴールは表面的なものであり、それによって自分が得たいと思っている感情を明らかにすることで、達成できるゴールセッティングをする
-ゴールは自分が求める感情や価値観と一致していないとダメ
-とても大きな究極のビジョンを作り、それを５年後、１年後、半年後、１ヶ月後、明日、今日・・とブレークダウンしていく
－決断しなきゃいけない
-自分に質問すると自分の意識が向く。自分が前向きになるような質問の仕方を心がける
-自分を制限している潜在的な信念があるときは、それを冗談っほく口に出してくだらなく感じさせたりなんかして潜在意識から解き放つ
-いいイメージを植え付ける。アファメーションとか、インカンテーションとか。
-毎日２０分、成功イメージで、毎日自分を最高の状態に持っていって、毎日のゴールを達成する

とかなんとか・・・・

徐々に普通の自己啓発書と同じ感じになって来ました。

これを読んで感じたこと。

私って、いい意味でこれに当たっているような性格をしています。

例えば、「合格する」と決めた試験は必ず合格する。「完走する」と決めたマラソンは必ず完走する。（一方、「だめかも」と思った試験は受けない。「無理かも」と思ったマラソンは出ない・・・）決断は重要です。決断さえしてしまえば、必ずその通りになります。

また、自分に都合のいいように考えます。うじうじ悩みません。脳腫瘍が発覚したころ、失明するかもと思ったときでも、「神様、なるほどそうきたわけね。ま、じゃ、そういう残りの人生を生きてみましょう。それが私がこの世で学ぶべき課題ってことなのね」とすぐに開き直りました。

一方、潜在的に入っている信念はなかなかぬぐい去ることは出来ません。その代表的なものとしてダイエット。昔から自分が自分の望む状態に痩せることは不可能であると潜在的に思いこんでいるので、きっとその信念が邪魔をして、いつもダイエットに失敗してしまっています。

ま、これらの要素をうまく活用し、自分の感情を自由に操ることが出来るようになれば、人生、なんでも思う通りだわね。

３０分で誰でも変えることが出来ると言っているこの方のコーチングを一度受けてみたいものです。すごいよね、３０分で誰でもって言いきるなんて・・・。