ミレニアム1(下) の商品レビュー
ミカエルはハリエット失踪事件に関する膨大な資料を調べる一方、ヘンリックの一族のいわくありげな人々の中に分け入っていく。 だが謎は深まるばかりで、助手が必要と感じた彼は、背中にドラゴンのタトゥーを入れた女性調査員リスベットの存在を知り、彼女の協力を得ることに成功する。 二人の調査で...
ミカエルはハリエット失踪事件に関する膨大な資料を調べる一方、ヘンリックの一族のいわくありげな人々の中に分け入っていく。 だが謎は深まるばかりで、助手が必要と感じた彼は、背中にドラゴンのタトゥーを入れた女性調査員リスベットの存在を知り、彼女の協力を得ることに成功する。 二人の調査で明かされる忌まわしい事実とは? 幾重にも張りめぐらされた謎、愛と復讐。 全世界を魅了した壮大なミステリ三部作の第一部
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無我夢中になって読了。スティーグ・ラーソンの処女作とは思えないほどの完璧さで、スウェーデン経済や社会情勢、企業やジャーナリストの関わりなど、すごく興味深く、登場人物やマニアックな内容が非常に多いのにも関わらず、理解し易いし読みやすく、ぐいぐい物語に惹き込まれる。登場人物が個性的で...
無我夢中になって読了。スティーグ・ラーソンの処女作とは思えないほどの完璧さで、スウェーデン経済や社会情勢、企業やジャーナリストの関わりなど、すごく興味深く、登場人物やマニアックな内容が非常に多いのにも関わらず、理解し易いし読みやすく、ぐいぐい物語に惹き込まれる。登場人物が個性的で魅力的。下巻は、山場が立て続いて盛り沢山。
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全巻で展開された謎が回収される下巻。 密室からの脱出はもっとパズリーに解決されるかと思いましたが 思いのほか、あっさりと解決。まぁそこだけが本書の魅力ではないってことですか。 さぁこれからリスベットはどうなるのか、、、楽しみです。
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映画をハリウッド版とスウェーデン版両方見てから読んだ。ハリウッド、スウェーデンでは内容に違いがあり、原作もまぁ小説だから細部に渡って映画より細かく描かれてる。原作がある映画は仕方ないのだけど展開が大雑把なのは残念。だけど映画も両方面白い。もちろん原作はめっちゃ面白い。映画を見て難...
映画をハリウッド版とスウェーデン版両方見てから読んだ。ハリウッド、スウェーデンでは内容に違いがあり、原作もまぁ小説だから細部に渡って映画より細かく描かれてる。原作がある映画は仕方ないのだけど展開が大雑把なのは残念。だけど映画も両方面白い。もちろん原作はめっちゃ面白い。映画を見て難しいだろうなと覚悟したけど読みやすかった。所々えぐいけど、リスベットが強くてかっこ良くて、でもそうしなければ生きれなかった彼女を思うと切ない。
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上巻で謎を全て提示して下巻で謎を解いていく形式。下巻は最初から面白かった。 謎の追い方や推理小説には普通はない謎を解く主人公の復讐が新鮮でジェットコースターに乗ってるみたいな小説だった。 最後のリスベットが可愛くてミカエルの頭をはたきたくなった。これは次も読むなぁ。 スウェ...
上巻で謎を全て提示して下巻で謎を解いていく形式。下巻は最初から面白かった。 謎の追い方や推理小説には普通はない謎を解く主人公の復讐が新鮮でジェットコースターに乗ってるみたいな小説だった。 最後のリスベットが可愛くてミカエルの頭をはたきたくなった。これは次も読むなぁ。 スウェーデンとか経済とか解らないけど登場人物の魅力とミステリーとサスペンスに時間を忘れます。
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借。とっても読みやすい。色んな謎がちりばめられていて、いったいどこへ向かうのかゾクゾクする。ドラゴン・タトゥーの女にもすごく魅力を感じるし、女性それぞれがとっても魅力的。島の風景の描写もとっても心地いい。著者がジャーナリストだけあって、そのあたりの表現がとってもいきいきしている。...
借。とっても読みやすい。色んな謎がちりばめられていて、いったいどこへ向かうのかゾクゾクする。ドラゴン・タトゥーの女にもすごく魅力を感じるし、女性それぞれがとっても魅力的。島の風景の描写もとっても心地いい。著者がジャーナリストだけあって、そのあたりの表現がとってもいきいきしている。推理、サスペンス、歴史いろんなモノが交錯してるのに読みやすいのは驚きでした。でも一番はドラゴンタトゥの女の魅力。三部作で終わりなので、一気に読むのは躊躇しちゃう。もったいない気がして…。
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ジャーナリストのミカエルは、とある大企業の前会長から依頼を受ける。40年ほど前、孫娘が孤島から失踪した事件を調べてほしいという。一族が集結したというその日、島はいわば”密室”であり、抜け出すことは不可能だった。はたして孫娘は生きているのか、そしてその日、いったい何が起こったのか―...
ジャーナリストのミカエルは、とある大企業の前会長から依頼を受ける。40年ほど前、孫娘が孤島から失踪した事件を調べてほしいという。一族が集結したというその日、島はいわば”密室”であり、抜け出すことは不可能だった。はたして孫娘は生きているのか、そしてその日、いったい何が起こったのか――。 ふとした発見からだんだんと真相をつかんでいく展開や、いかにもいわくありげな一族の人間達、そのあたりは面白く読みました。点が線でつながり、当初からは想像できなかった大きな事件が明るみに出てくるのはミステリの醍醐味ですよね。 ただ、お国が違うからなのか、キャラクターが濃すぎて私には合いませんでした(笑)ミカエルがなぜそんなにモテるのか、なぜそんなに女性関係にフランクなのか理解に苦しむし、頭の切れるリスベットには負の魅力を感じるけども、尖りすぎていて好きになりきれませんでした。例の救出場面は良くやったと喝采を送りましたが(笑)
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ミレニアム三部作の第一作目。登場人物の多さ、第二次大戦前後の歴史的な背景、コンピュータ関係の専門知識など、退屈に感じる箇所もあった。しかし、物語が動き始めた中盤から急に面白くなり、読む手が止まらなかった。ドラゴンタトゥーの女ことリスベットのキャラクターには、他作品のヒロインとは一...
ミレニアム三部作の第一作目。登場人物の多さ、第二次大戦前後の歴史的な背景、コンピュータ関係の専門知識など、退屈に感じる箇所もあった。しかし、物語が動き始めた中盤から急に面白くなり、読む手が止まらなかった。ドラゴンタトゥーの女ことリスベットのキャラクターには、他作品のヒロインとは一風違った、何とも言えない魅力があった。お気に入りは、ミカエルの著書の「ゴルフの利点を実演して見せてくれたサリーに」と言う献辞。
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今更ですが、感想は傑作だったということです。 あまりにも話題になっていたので、ちょっと引きぎみだったのですが、そんな思いをぶっ飛ばすだけの傑作でした。 ミステリとしての常道である謎の提示と、解決がされていく過程。様々な障壁とそれを乗り越えていく登場人物たち。 この作品が素晴らしい...
今更ですが、感想は傑作だったということです。 あまりにも話題になっていたので、ちょっと引きぎみだったのですが、そんな思いをぶっ飛ばすだけの傑作でした。 ミステリとしての常道である謎の提示と、解決がされていく過程。様々な障壁とそれを乗り越えていく登場人物たち。 この作品が素晴らしいのは、単なるひとつの事件だけでなく、様々な事柄が語られ、動いていくところにあります。まさに、総合エンターテイメント!!登場人物たちのキャラクターも素晴らしいですし、スェーデンが舞台というところも新鮮。 なかなか手が出ませんでしたが、読んでよかったです。エンタメ小説として最高!今更ですみません、、、、
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上巻よりもストーリー展開が速く、止められないっ。思いがけない結果がどんどん展開され、作者の才能に脱帽。 主人公のミカエルは相変わらず魅力的、リスベットがどんどん本来の人間味を体感していく感じも微笑ましい。 ミステリーの展開と、登場人物の関係性と両方楽しめます。
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