天と地の守り人(第二部) の商品レビュー
これだけの話を構想無しで書き上げてるだなんて、なんてこと!!!! あの人が気になる、あの人…主人公ではないけれど、あの人がいなくなれば守り人の世界観は乾いてしまう気がする。いなくなってしまうと思うだけで、胃が裏がえるような気分になるなんて。
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1部を読んでから丸1年以上放置していたんですけれど、ようやく先日読み終わりました 何時もなら読み終わったらすぐにレビュー書くようにしていたんですけど、これは読み終わったのが3日ほど前かなぁ? 最近忙しくて、ちょっとまとまった時間が取りにくいのです さてまぁ、そんな背後さんの事情...
1部を読んでから丸1年以上放置していたんですけれど、ようやく先日読み終わりました 何時もなら読み終わったらすぐにレビュー書くようにしていたんですけど、これは読み終わったのが3日ほど前かなぁ? 最近忙しくて、ちょっとまとまった時間が取りにくいのです さてまぁ、そんな背後さんの事情はさておき まだ文庫版が完結していないので、例の如くでネタばれには注意していきますね と言っても、あんまり書くことが無いんですけどw チャグムの成長っぷりは目覚ましいものがありますね バルサも流石に年を取ったなぁ、という感じもございますし いつの間にかチャグムがバルサの身長を超しているのには驚きです。カンバル人はあんまり背が高くないんでしたっけね…? 今まで出てきた主要人物がかなり出てきますし、新キャラも多いので久々に読むと、こいつ誰だろう…、というのがよくありました 深く考えずに、さらっと流してしまいましたけどね 流石にちょっとキャラクターは多すぎるかなぁ、という気がします。それに、場面がいたるところに飛びますしね… 大事なことなんだとは思いますが、誰なんだー、と所々で困ってしまうところがありました 3部作と言う事もあって、今回も気になるところで終わっているので、引き続き第3部を読んでおります 斜め読みしちゃったんで、大体の結末は知っているんですけどねw
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追っ手に追われながら、新ヨゴ王国を救うために旅するチャグムとバルサ。チャグムの決断と「ホイ」の、最後への伏線が良かった。
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ずっと心の底に押しかくしていたものが、暗い、その底の闇から頭をもたげていた。それを見てはいけないと、思いつづけてきたのに。 チャグムは、ふるえながら息を吸いこんだ。 自分が選んだ道はまちがっていない――これが北の大陸のためにはもっともよい道なのだと思いたかった。けれど、ほん...
ずっと心の底に押しかくしていたものが、暗い、その底の闇から頭をもたげていた。それを見てはいけないと、思いつづけてきたのに。 チャグムは、ふるえながら息を吸いこんだ。 自分が選んだ道はまちがっていない――これが北の大陸のためにはもっともよい道なのだと思いたかった。けれど、ほんとうは……心の底では、そうなのだろうか、という迷いがある。自分がこの道を選んだために、もうすでに何人もの人の命をうばってしまった。これから先は、もっと多くの人が死ぬことになる……。 同盟が成功したら、自分は、カンバルやロタの兵士たちを、新ヨゴへみちびいていくことになるのだから。 (異国の兵たちに、新ヨゴ皇国のために戦え……と、敵の矢に、剣に、その身をさらせと、命じるんだ……。) そして、その戦の先に、父と向かいあわねばならない日がくる。 (本文p.88)
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第二部に入って二人の旅は、より厳しさを増してきた。 チャグムをつけ狙う刺客、旅人を襲う山賊など道を阻むもの、敵か味方か判断が難しいものが大量に出てきた。 何度も傷つきながらもチャグムを必死で守るバルサ。 大人び、王たる資質を持ち始めながらも、若者らしい熱さの残るチャグム。 今ま...
第二部に入って二人の旅は、より厳しさを増してきた。 チャグムをつけ狙う刺客、旅人を襲う山賊など道を阻むもの、敵か味方か判断が難しいものが大量に出てきた。 何度も傷つきながらもチャグムを必死で守るバルサ。 大人び、王たる資質を持ち始めながらも、若者らしい熱さの残るチャグム。 今まではどこか傍観しながら読み進めていたが、今回はまるで自分自身が彼らに乗り移ったかのような共感を得た。 第三部では、二手に分かれ行動するバルサとチャグム。 二人の行く末にどのような未来が待ち受けているのか、いよいよ第三部で完結。 あー終わっちゃうのかぁ。
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