最後の恋 の商品レビュー
軽く読める本を探していたんです。 でも・・・ 思いのほか良かった。 話によっては、ウルウルするくらい(普段滅多に泣かない私が) 結末はわかっていたけど、という話もあったけど また恋したくなる! そんな本でした。
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アンソロジーは、いろんな種類のショコラが一箱にはいっているような楽しみがある。 この本はもう「食べ応えたっぷり」。 いろんなフレーバーや歯ごたえのものがギッシリという感じ。 はふう。 読んで良かった。
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11月。 「スケジュール」を読み終わった後ぞくってした。 「春太の毎日」が微笑ましくてかわいくてよかったな。
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19. 三浦しをんの短編は2~3回読んだことがある気がする。 阿川佐和子は昔から好きだけど、なんだかこれはブラック? 柴田よしきの短編がまぁまぁ好きだ。
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最後の恋かぁ…と思って、手に取ってみた。 特に好きな作家がいなかったので迷ったけれど、 10万部突破という帯に惹かれて。 ミーハー。 でも、やっぱりみんなこのテーマには そそられるということだね。 寒くなったから、久しぶりに恋愛小説を読みたくなったのもある。 角田光代以外、読んだ...
最後の恋かぁ…と思って、手に取ってみた。 特に好きな作家がいなかったので迷ったけれど、 10万部突破という帯に惹かれて。 ミーハー。 でも、やっぱりみんなこのテーマには そそられるということだね。 寒くなったから、久しぶりに恋愛小説を読みたくなったのもある。 角田光代以外、読んだことのない作家ばかりだったから、 私的にはけっこうチャレンジでした。 調べたら柴田よしきって女性作家だったんだね。 つまり、女性作家8人の豪華競演になるのかな? 副題は「つまり、自分史上最高の恋」。 裏表紙には「もはや、少年少女が出会うような、 初々しい恋じゃない。変わらない恋心なんてない、 そんなのとっくに知っている。だけど……。 大人になっても『こんなの初めて』ってあったんだ。」 変わらない恋心ってあるでしょうと、 私はフツーに思ってるけど。 「初めて電話するときにはいつも震える」のです。 (byプリプリ) 最初の三浦しをんと谷村志穂がイマイチだったから、 やっぱりしくじったかな〜と思ったら、 その後は全部おもしろかったです。 阿川佐和子さんは童話のような世界観でクスリとさせてくれた。 なんか、アニメ化したくなるような。 こういうの好き。。。 松尾由美さんは全然知らない人だったけど、 最後がとても切なくて凄くよかった〜。 乃南アサさんはちょっとドロドロしてる感じと 女性の描写が上手で大人っぽくてすてきでした。 そして、角田光代さん。 うーん、やっぱり上手だなぁとしみじみ思いました。 短い話の中に、結婚の何たるかをサッと入れ込んで。 ただ、最後に説明しちゃうのは私はあんまり好きではないけど、 もやもやしないから、それもいいのかな。 お気に入りの作家を探せて、 ちょっぴり読書の幅が広がるのが、 アンソロジーのいいところです。 最後の恋だったらよかったのにね。
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この本は、1冊の中に8個の物語が書いてあります。 どのお話もそれぞれ良かったと思うけど、2つ目の「ヒトリシズカ」というお話はすごい切ないお話でした。3つ目の「海辺食堂の姉妹」とうお話は、なんだか面白くて笑ってしまうところが多いお話です。一つ一つの物語が短くて読みやすいのでぜひ読ん...
この本は、1冊の中に8個の物語が書いてあります。 どのお話もそれぞれ良かったと思うけど、2つ目の「ヒトリシズカ」というお話はすごい切ないお話でした。3つ目の「海辺食堂の姉妹」とうお話は、なんだか面白くて笑ってしまうところが多いお話です。一つ一つの物語が短くて読みやすいのでぜひ読んでみてください(^_^)/(笑)
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全部タッチが違うので飽きずに読めた。 けどやっぱりまあ好き嫌いはあるなあと。 この手の本は新たに読んでみようと思う作家を見つけるための本やと思って あんまり中身に期待はしていないのでまあこんなもんかと。
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【もはや、少年少女が出会うような、初々しい恋じゃない。変わらない恋心なんてない、そんなのとっくに知っている。だけど…。大人になっても「こんなの初めて」ってあったんだ。すれ違いや別れをくり返してきた彼らだけが知る、「最初で最後」のかけがえのない瞬間たち。8人の作家が描き出す、経験し...
【もはや、少年少女が出会うような、初々しい恋じゃない。変わらない恋心なんてない、そんなのとっくに知っている。だけど…。大人になっても「こんなの初めて」ってあったんだ。すれ違いや別れをくり返してきた彼らだけが知る、「最初で最後」のかけがえのない瞬間たち。8人の作家が描き出す、経験してきたすべての恋を肯定したくなる珠玉のアンソロジー。最後の恋、それはつまり、自分史上最高の恋。】 この背表紙の言葉に惚れて購入しました。 恋愛経験だけに限らず、数多くの想いを抱えながら色々な経験を経て、、。 そんな自分だからこそ感じる想いというのがある。。そう思います。 【最後の恋、それは自分史上最高の恋】 この言葉...思いっきり同意でしてw 経験順の意味での最後ではなく、 あぁ...あれが自分にとって最後の恋だなぁ。。 あぁ...これが自分にとって最後の恋だなぁ。。 そんな風に感じる最高の恋にふれられるかな?そう思って購入しました。 この本はアンソロジーで8人の著者が最後の恋(最高の恋)を描いています。 「春太の毎日」三浦しをん 「ヒトリシズカ」谷村志穂 「海辺食堂の姉妹」阿川佐和子 「スケジュール」沢村凛 ---------09.11.17読了 「LAST LOVE」柴田よしき ----------09.11.18読了 「わたしは鏡」松尾由美 ----------09.11.24読了 「キープ」乃南アサ ----------09.11.28読了 「おかえりなさい」角田光代 ----------09.11.29読了 読み始めて、、、こういう角度ですか?と思い描いえていたのと違う感じがしました。 読み終わった今では、なるほどなぁ~という感じでしょうか。 色々な種類の恋が描かれています。 私個人としては「スケジュール」以降で良いな..と思うようになりました。 特に「LAST LOVE」が好きかな。。 「おかえりなさい」もいい味出してる...と思います。ちょっと切ないけどね。 このひとでいい。 このひとが、いい。 (LAST LOVEより) 最後に...w 自分史上最高の恋だな、、と思い描く恋愛があるとすれば それは、幸せな事じゃないかしらね?
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もはや、少年少女が出会うような、初々しい恋じゃない。変わらない恋心なんてない、そんなのとっくに知っている。だけど…。大人になっても「こんなの初めて」ってあったんだ。すれ違いや別れをくり返してきた彼らだけが知る、「最初で最後」のかけがえのない瞬間たち。8人の作家が描き出す、経験して...
もはや、少年少女が出会うような、初々しい恋じゃない。変わらない恋心なんてない、そんなのとっくに知っている。だけど…。大人になっても「こんなの初めて」ってあったんだ。すれ違いや別れをくり返してきた彼らだけが知る、「最初で最後」のかけがえのない瞬間たち。8人の作家が描き出す、経験してきたすべての恋を肯定したくなる珠玉のアンソロジー。最後の恋、それはつまり、自分史上最高の恋。 一番好きなのは、柴田よしきの「LAST LOVE」
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「最後の恋」というタイトルには抵抗があったけど、三浦しをんさんの「海辺食堂の姉妹」に惹かれて読みました。心を掴まれたのは、角田光代さんの「おかえりなさい」。「何かとてつもなく分厚い何かで守られている」そんな安心感。でも、その空間はひとりががんばっても作れるものではないんだと。老婦...
「最後の恋」というタイトルには抵抗があったけど、三浦しをんさんの「海辺食堂の姉妹」に惹かれて読みました。心を掴まれたのは、角田光代さんの「おかえりなさい」。「何かとてつもなく分厚い何かで守られている」そんな安心感。でも、その空間はひとりががんばっても作れるものではないんだと。老婦人の「おかえりなさい」空間に胡坐をかいてしまった男は、その後、いっしょになった女性とその空間を紡ぐための気持ちやチャンスを失ってしまうという皮肉な結果に・・・。他の作家さんの持ち味も面白い短編集です。
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