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泥ぞつもりて の商品レビュー

3.5

50件のお客様レビュー

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  3. 3つ

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2010/08/12

2010.08.07 図書館 08.12 読了 清和〜宇田期を舞台にした平安物。 暄子さま素敵すぎる

Posted byブクログ

2010/07/21

平安初期、清和・陽成・宇多天皇時代のおはなし。 全部読んで、ああ、この人の話だったのか、と思いました。 面白かった。

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2010/06/25

他の著作ほど耽美さ?がないかなあと思いました。 ままならない強い想い……というのが宮木さんの著作のテーマかなあと思うのですが、そこのところは変わらず書かれていました。 喧子の高子への思い。女同士の羨望を含んだ気持ちって、男同士にはないものなんじゃないかなあ。最後、ぼろぼろになっ...

他の著作ほど耽美さ?がないかなあと思いました。 ままならない強い想い……というのが宮木さんの著作のテーマかなあと思うのですが、そこのところは変わらず書かれていました。 喧子の高子への思い。女同士の羨望を含んだ気持ちって、男同士にはないものなんじゃないかなあ。最後、ぼろぼろになった高子を慰められるのも、そういうところで喧子だけだったんだ。 平安王朝が舞台、しかも直接天皇という政治の中心が描かれているので、激情も無自覚に抑えてしまうのではないかなあと。 陽成天皇の生きざまが潔いまでに自由で、(いや葛藤もあるんだけど)いちばん共感できました。 応天門の変など、史実が書かれているのですが、どうも完全に史実に忠実……とはいいがたい、のかな? 私のような歴史音痴には問題ないですが、詳しいひとには違和感があるかもしれません。

Posted byブクログ

2010/06/12

平安時代が背景の小説は読んだことがなかったので 時代設定だけでも新鮮に思えた。 しかし、世のしきたりってめんどくさいですね。 これまでの日本の女性史を鑑みると、今ある現代女性の地位が奇跡的に思える。

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2010/06/11

物語の背景になっていた歴史を何となく知っていたが、それに対して今まで持っていたイメージが変わった。絢爛で生きにくい世界だと思った。

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2010/03/11

2010.3 女の戦い!みたいなのを期待して読んだのだけれど、それほどでもなくてがっかり。政治色が強いせいもあるかも。

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2010/02/11

陽成天皇の母、高子の視点を中心とした天皇の恋物語。 史実と異なる点が少し気になったけれども、 それぞれの天皇の物語は切なくもあり、ドキドキさせられた。

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2010/01/24

平安時代の、天皇、周りをとりまく女たちの、大きく括ると「愛」を描いた小説。 世継ぎについてや、自由に恋愛が出来ないこと、どろどろした部分なんかが「花宵道中」に似たものがあると感じた。 内容としては私は「花宵道中」の方が好きかな。 やっぱり女の心情を描くのが上手い人だなと思っ...

平安時代の、天皇、周りをとりまく女たちの、大きく括ると「愛」を描いた小説。 世継ぎについてや、自由に恋愛が出来ないこと、どろどろした部分なんかが「花宵道中」に似たものがあると感じた。 内容としては私は「花宵道中」の方が好きかな。 やっぱり女の心情を描くのが上手い人だなと思った。

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2010/01/23

『諦念』という言葉が浮かぶお話だなぁと思いました。 諦めることってなんだか私の考えることのテーマの一つであるので、この人の話たぶん私好きなんだと思います。 あとよしながふみを思い起こさせる気がするのです。 そして、「凍れる涙」がいちばんぐっと来てしまうのは、高子に思い入れがある...

『諦念』という言葉が浮かぶお話だなぁと思いました。 諦めることってなんだか私の考えることのテーマの一つであるので、この人の話たぶん私好きなんだと思います。 あとよしながふみを思い起こさせる気がするのです。 そして、「凍れる涙」がいちばんぐっと来てしまうのは、高子に思い入れがあるからだと思います。

Posted byブクログ

2009/12/25

読み終わった日:2009.12 平安の時代、清和天皇と陽成天皇とそれぞれの女御たちの物語。 全体的に退廃感ただよう感じ? 作者の他の作品に出てくる女性達と同じく女性達は強いんだけど、 その時代の女性達の不自由さが歯がゆくて、小説の中のことなのにいらついてしまった。

Posted byブクログ