ティファニーで朝食を の商品レビュー
ティファニーで朝食を→オードリー→ローマの休日、といったイメージが勝手にできていたんでしょうね・・・こんなストーリーだとは思っていませんでした。NYも当時の時代も全く知らない私ですがとても入っていきやすい作品で、主人公の男性はあまりキャラが立っていないけど春樹作品に出てきても不自...
ティファニーで朝食を→オードリー→ローマの休日、といったイメージが勝手にできていたんでしょうね・・・こんなストーリーだとは思っていませんでした。NYも当時の時代も全く知らない私ですがとても入っていきやすい作品で、主人公の男性はあまりキャラが立っていないけど春樹作品に出てきても不自然でない気がします。今も昔も女性は憧れの生活、憧れの未来を持っていて、それが今のエネルギーになっていくんですね。昔から女性はやっぱり強かったんだと思います、外に対してではなく内に対して。それにしても男性はどうしてこういう奔放な女性に惹かれるんでしょう。。。他の短編も良かったです。
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短編集です。 「ティファニーで朝食を」以外にもお話が入っています。 が、「ティファニー~」についての感想をちらりと。 映画を観る前にと思い、原作を読んでみました。 イメージと違う作品だった。 オードリーヘップバーンが演じているからか、勝手に清楚なお嬢様のお話だと思っていたけど、...
短編集です。 「ティファニーで朝食を」以外にもお話が入っています。 が、「ティファニー~」についての感想をちらりと。 映画を観る前にと思い、原作を読んでみました。 イメージと違う作品だった。 オードリーヘップバーンが演じているからか、勝手に清楚なお嬢様のお話だと思っていたけど、もっと娼婦に近い感じなんですね。 ただ、この話をオードリーが演じるとどうなるんだろうというところに興味はあるので、やっぱり映画も観てみようと思います。
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人物描写が細やかで、非常に魅力的。 本当にそういう人がいて、そういう物語のノンフィクションではないかと思わせる説得力がある。 「いつか目覚めてティファニーで朝ご飯を食べる時にも、この自分のままでいたいの」 その時も今の自分でいたいよね。 「本物のまやかし」と表現されるよう...
人物描写が細やかで、非常に魅力的。 本当にそういう人がいて、そういう物語のノンフィクションではないかと思わせる説得力がある。 「いつか目覚めてティファニーで朝ご飯を食べる時にも、この自分のままでいたいの」 その時も今の自分でいたいよね。 「本物のまやかし」と表現されるように、それ自体にぶれがない。 それが美しさにつながるのかな。 ホリーは初めから最後まで全く何の成長もない。 その分はかないが、確かにその瞬間は、とても魅力的で美しい。
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野崎孝訳のを最初に読んだ時はいかにもださくてあまり好かなかったのだけれど、村上春樹訳だとびっくりするくらい面白いです。ホリー・ゴライドリーみたいなキャラクターって確かに村上春樹の小説にいそうだもんなあ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
購入者:三木(2010.5.7) 返却:三木(2010.8.25) 名作「ティファニーで朝食を」の小説です。映画を見たことがなかったので、主人公の顔や人物像を文章から勝手に想像しながら楽しく読めました。主人公が魅力的で、次にどんな行動を起こすのか、どうふるまうのかワクワクしながら読みました。男性なら主人公に恋する男心に共感出来るかも!? 貸出:誠(2011.02.17) 返却(02.28) 同じく、映画は見ていませんでした。あとがきにもありましたが、映画はずいぶん原作とは違うようですね。少なくとも、オードリーは似合わないなぁ・・・と思いながら、想像力をフル回転して読んでいました。意外と文章が難しくて、なかなか読み進められませんでしたので、時間のある時にじっくりと読むのがいいかな、と思います。 貸出:村田 返却:(2011.10.31) 大昔に映画は、見ていたのですがすっかり内容を忘れていました。 誠氏同様、文章が難しく読み終えるのに時間がかかりました、、、 もう一度 映画を見たい感じです。
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元カノさんにハードカバーでプレゼントしたのだが、別れたとき返ってきちゃった笑 やっぱオードリーのホリー・ゴライトリーとは全然違う印象。
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映画を頭に置いて読んだんだけど、別の話に思えるほど違ってみえて新しかった。彼女(ホリー)は彼女なりの論理を持っていて、近いようではるかに遠い存在…。時間があれば原文で読みたい。
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ジョー・ベルのホリーに対する感情をしゃべっているところがとても読んだときに、印象的だったことを覚えている。 なぜかというと、そのときの自分自身と似ていたからだ。 好きな子に手を触れたいことと、彼女を好きでいることは違うんだということをそこで理解したことを覚えている。 あのとき...
ジョー・ベルのホリーに対する感情をしゃべっているところがとても読んだときに、印象的だったことを覚えている。 なぜかというと、そのときの自分自身と似ていたからだ。 好きな子に手を触れたいことと、彼女を好きでいることは違うんだということをそこで理解したことを覚えている。 あのときはそう自分にいいきかせ、彼女との関係を保っていこうと思っていたんだっけ・・・。
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表紙がまずお洒落でしょう!昔の本って何か日本語が難しくて、なかなか理解に苦しむ感じでしたが、春樹訳のおかげですごく楽しく読めました。ホリーの魅力に私もクラクラになってしまった。小悪魔ギャルはどの時代にもいるのだな〜と思いました。
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ホリー・ゴライトリーがチャーミングで魅力的。 『ティファニーで朝食を』と聞くと「あぁ。オードリー・ヘップバーンの!」と誰もが口を揃えて言うが、そういうのは作家にとっては困った話なんだ、と思った。確かにオードリー・ヘップバーンには“妖艶”よりも“純潔”のほうが勝ってしまう。 「...
ホリー・ゴライトリーがチャーミングで魅力的。 『ティファニーで朝食を』と聞くと「あぁ。オードリー・ヘップバーンの!」と誰もが口を揃えて言うが、そういうのは作家にとっては困った話なんだ、と思った。確かにオードリー・ヘップバーンには“妖艶”よりも“純潔”のほうが勝ってしまう。 「これまで試した中でいちばん効果があったのは、タクシーをつかまえてティファニーに行くことだったな。そうするととたんに気分がすっとしちゃうんだ。その店内の静けさと、つんとすましたところがいいのよ。そこではそんなにひどいことはおこるまいってわかるの。」【本書65〜66頁】 又、〈花盛りの家〉は怖くて寒々しくなった。猫の首を鍋に入れる瞬間とかもう。。。
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