雨ふる本屋 の商品レビュー
カタツムリに導かれて、雨ふる本屋へと迷い込みルウ子の冒険が始まります。個性豊かなキャラクターや、想像力が広がるような美しい表現、ワクワクする冒険で読むのが楽しかったです。人に忘れられた物語がほっぽり森に物語の種としてあり、雨によって本が完成するというのが印象的でした。迷子の物語が...
カタツムリに導かれて、雨ふる本屋へと迷い込みルウ子の冒険が始まります。個性豊かなキャラクターや、想像力が広がるような美しい表現、ワクワクする冒険で読むのが楽しかったです。人に忘れられた物語がほっぽり森に物語の種としてあり、雨によって本が完成するというのが印象的でした。迷子の物語が本に育ったところを想像してみるとワクワクしました。また、そんな本を読んでみたいとも思いました。
Posted by
妹に親をとられたと拗ねるルウ子が雨降る中カタツムリに導かれて"雨ふる本屋"に迷い込むとこから始まる。 不思議な世界の問題を解決するために奔走する話。 するする読めはしたけど内容が軽い感じがしてあまり楽しめなかった。 続編はいいかな。
Posted by
どの本だったか、紹介されていて興味を持ったのが、きっかけです。 子どもの夏休み前に、読みました。 子どもへもオススメしてみようと思います! スーッと世界へ入って行けました。 私も忘れた何かを探しに行くような感覚になりました。ルウ子が大好きな妹を思い書いた話を読みたいなと思いま...
どの本だったか、紹介されていて興味を持ったのが、きっかけです。 子どもの夏休み前に、読みました。 子どもへもオススメしてみようと思います! スーッと世界へ入って行けました。 私も忘れた何かを探しに行くような感覚になりました。ルウ子が大好きな妹を思い書いた話を読みたいなと思いました。 図書館に行って、本棚と本棚の間や壁にみたこともない扉や空間がないか探してしまいそう。笑
Posted by
独特な世界観の表現がドンピシャで好きだった。 これしか読んだことがないので、別のシリーズも読んでみたいな。
Posted by
とても幸せな気持ちになる本でした。 人を思いやる温かい幸せな気持ちを主人公、ルウ子から優しく教わった気がします。(^^)。
Posted by
中学年に紹介する雨の本を探して。 お使い帰りのルウ子は、雨宿りで図書館に駆け込みます。ルウ子は以前は本を読むことが大好きでしたが、今は読みたくない気分なんです。それは、まだ小さくて病気がちの妹のサラがお母さんを独り占めする(と、感じている)から。本だって、前はお母さんが私に読ん...
中学年に紹介する雨の本を探して。 お使い帰りのルウ子は、雨宿りで図書館に駆け込みます。ルウ子は以前は本を読むことが大好きでしたが、今は読みたくない気分なんです。それは、まだ小さくて病気がちの妹のサラがお母さんを独り占めする(と、感じている)から。本だって、前はお母さんが私に読んでくれたのに。 お使いは、サラの好きなプリンです。ちょっと癪な気持ちでルウ子は遅くなったって構わない、と思います。 そんなルウ子は、カタツムリに案内されて本棚の奥、奥へと向かいます。すると本棚の迷路に入り込んでしまったのです。そしてルウ子の前に不思議な扉が現れます。扉に書いてある文字は「雨ふる本屋」。その扉の向こうは不思議な部屋でした。 部屋の中なのに雨が降り、床には草が生えて、いっぱいの本棚、一杯の不思議な品物たち。そして不思議な生き物がいます。 そこは、ドードー鳥のフルホンさんと、半妖精の舞々子(まいまいこ)さんのいる本屋さんだったのです。ここの本は、人間たちの書けなかった本や途中で終わった空想からできた種を、雨たちが育ててできるというのです。 でも最近は面白い本が育ちません。人間の夢を、お話の種を食い荒らす者がいるらしい。フルホンさん、舞々子さんは、その原因をルウ子に探ってほしいと頼むのです。 === 子供が不思議の世界に行く物語の中でもなかなか良いお話でした。 ちょっと拗ねて、昔の楽しい空想や読書を辞めている女の子が、それを思い出し、そして拗ねる原因となっていた妹のことも好きだって気持ちを思い出します。 本棚の部屋に雨、って、まったく合わないはずなのに、この物語ではなんとも優しく落ち着く感じです。 その反面、最初に<雨ふる本屋>に行くまで、お話の種を食い荒らす生物たちの執念とか追いかけっこは、けっこう怖かった (^_^;) 空想って、この「ちょっと怖い」も必要ですよね。 登場人物(登場妖精)たちも可愛らしいし名前もいいですね。妖精のセビョーシとシオリ、誰かの夢から生まれた青い鳥の少年ホシ丸、ちょっと怖い夢を食べるバク、執念が怖い小説を書き終えられなかった幽霊。 人間が夢を見るので、空想を使って、空想の世界へ出入りできる。 優しいお話でした。
Posted by
神保町にあるブックホテルに宿泊したおりに手に表紙に惹かれて取った一冊 児童文学とはいえ読み応えたっぷりで楽しく読みました! 不思議な本屋さんを舞台にしたファンタジー! こんな世界なら迷い込んでみたいなと
Posted by
雨は本の大敵なんだけど、優しい雨が紡いでくれる本もあるのね。 それにしても大冒険活劇。 ふわっとしたり、キラキラしたり、ビュンビュンかけまわったり、物語が色を変え姿を変え展開していく。 幽霊さんはなかなかいいキャラですよ。 そりゃもう無念だっただろうからなあ。 雨ふる本屋、本を読...
雨は本の大敵なんだけど、優しい雨が紡いでくれる本もあるのね。 それにしても大冒険活劇。 ふわっとしたり、キラキラしたり、ビュンビュンかけまわったり、物語が色を変え姿を変え展開していく。 幽霊さんはなかなかいいキャラですよ。 そりゃもう無念だっただろうからなあ。 雨ふる本屋、本を読む時は濡れながら、濡らしながら読むのかな、雨でつやつやの本を、読むのかな。
Posted by
こんな本屋に行ってみたい!!って絶対に思わせてくれる1冊です。児童書だけど繊細な描写で雨音が本当に聞こえた気がしました。
Posted by
小学5・6年生すいせん図書、と帯にありましたがなかなかどうして大人でも楽しめる作品でした☆ 主人公のルウ子は、病気がちの妹のサラにお母さんを取られた気がして不満を抱えている女の子。サラが泣いてお気に入りのぬいぐるみまで取られてしまいます。 そんな時、雨やどりしていた図書館でカタツ...
小学5・6年生すいせん図書、と帯にありましたがなかなかどうして大人でも楽しめる作品でした☆ 主人公のルウ子は、病気がちの妹のサラにお母さんを取られた気がして不満を抱えている女の子。サラが泣いてお気に入りのぬいぐるみまで取られてしまいます。 そんな時、雨やどりしていた図書館でカタツムリに導かれ、「雨ふる本屋」という古本屋さんにたどり着きます。そこにはドードー鳥のフルホンさんと、半分人間半分妖精使いの舞々子さん、妖精達がいて、物語の種から本を製本していました。 とにかくキャラが可愛い!適度な冒険もあり、大人でも楽しめると思いました☆想像力をかき立てられる、そんな本だと思います。 これ、小学生のときに読んだらきっとハマっただろうなぁと思いつつ読了でした。
Posted by
