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雨ふる本屋 の商品レビュー

3.4

89件のお客様レビュー

  1. 5つ

    13

  2. 4つ

    16

  3. 3つ

    40

  4. 2つ

    13

  5. 1つ

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2024/06/26

こんな本屋に行ってみたい!!って絶対に思わせてくれる1冊です。児童書だけど繊細な描写で雨音が本当に聞こえた気がしました。

Posted byブクログ

2024/05/26

小学5・6年生すいせん図書、と帯にありましたがなかなかどうして大人でも楽しめる作品でした☆ 主人公のルウ子は、病気がちの妹のサラにお母さんを取られた気がして不満を抱えている女の子。サラが泣いてお気に入りのぬいぐるみまで取られてしまいます。 そんな時、雨やどりしていた図書館でカタツ...

小学5・6年生すいせん図書、と帯にありましたがなかなかどうして大人でも楽しめる作品でした☆ 主人公のルウ子は、病気がちの妹のサラにお母さんを取られた気がして不満を抱えている女の子。サラが泣いてお気に入りのぬいぐるみまで取られてしまいます。 そんな時、雨やどりしていた図書館でカタツムリに導かれ、「雨ふる本屋」という古本屋さんにたどり着きます。そこにはドードー鳥のフルホンさんと、半分人間半分妖精使いの舞々子さん、妖精達がいて、物語の種から本を製本していました。 とにかくキャラが可愛い!適度な冒険もあり、大人でも楽しめると思いました☆想像力をかき立てられる、そんな本だと思います。 これ、小学生のときに読んだらきっとハマっただろうなぁと思いつつ読了でした。

Posted byブクログ

2023/12/08

★3.5 ルウ子が雨ふる本屋に行き、ほっぽり森に冒険に行くお話 表紙の絵も可愛い 子供が学校で借りてきた本を読ませてもらいました。

Posted byブクログ

2023/09/13

小学校高学年向けにオススメされて読んでみました。 「雨」が象徴するように、やや抑えたトーンのお話なのだけど、こんなトーンのお話もお気に入りだったんだね。

Posted byブクログ

2023/08/27

低学年から読める本なのであっという間に読了。でも、最近日本語が使えなくなってきているのと、変に回りくどい文章を読んでいるせいかこの文章に癒しを感じる。 児童図書は最近になって読み始めたけどあっさりしているし日本語も正しく使えるようになるのでどんどん読んでいきたい。 雨ふる本屋はフ...

低学年から読める本なのであっという間に読了。でも、最近日本語が使えなくなってきているのと、変に回りくどい文章を読んでいるせいかこの文章に癒しを感じる。 児童図書は最近になって読み始めたけどあっさりしているし日本語も正しく使えるようになるのでどんどん読んでいきたい。 雨ふる本屋はファンタジーでいい本が完成しないと嘆いている店主を人間の女の子が空想を駆使して冒険する話。

Posted byブクログ

2023/07/16

物語だからこそある、現実にはない世界を楽しめる感覚。 想像力豊かに本の中の世界に入り込むことが出来ると読書って楽しさ倍増するんだよね。 小学生にオススメ。

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2023/06/11

音や景色、色の表現がとても好きでした。 不思議な世界の、クセ強めな住人たち 雨はキライですが、梅雨のこの時期に読むと、雨が少し好きになれそうです。

Posted byブクログ

2023/06/05

ファンタジーだった。 今月の展示にちょうどいい作品かな、とは思うけど、私には向いてなかったなあ。 人間に忘れられた物語を集めて、雨を利用して物語を完成させる本屋さん、面白い発想だけど、本が濡そう、とついつい思ってしまうと、もう話に入っていけない。 ルウ子はまたこの本屋さんへ行くこ...

ファンタジーだった。 今月の展示にちょうどいい作品かな、とは思うけど、私には向いてなかったなあ。 人間に忘れられた物語を集めて、雨を利用して物語を完成させる本屋さん、面白い発想だけど、本が濡そう、とついつい思ってしまうと、もう話に入っていけない。 ルウ子はまたこの本屋さんへ行くことは出来るのかなぁ。 雨の季節にピッタリの話だった。

Posted byブクログ

2023/05/02

通い始めたブックカフェのブックトークというイベントで教えてもらった児童書。 一度図書館でぱらぱら捲ってみたことがあった本だったので、これを期にと借りてきました。 主人公のルウ子は、妹のサラのことが気にくわない。 頼まれたおやつの買い物の途中で雨がひどくなって駆け込んだ図書館で、...

通い始めたブックカフェのブックトークというイベントで教えてもらった児童書。 一度図書館でぱらぱら捲ってみたことがあった本だったので、これを期にと借りてきました。 主人公のルウ子は、妹のサラのことが気にくわない。 頼まれたおやつの買い物の途中で雨がひどくなって駆け込んだ図書館で、ますます強くなる雨脚。もう少し雨がおさまるまで雨宿りをしようと図書館の中を歩いていると、ポケットの中に入れていたカタツムリがころりと飛び出していった。 妹を驚かせようと捕まえていたカタツムリ。 悪戯のあとにはちゃんと外へ放してあげるつもりだったのに!このままではここで干からびてしまう!そう思ったルウ子は、カタツムリを捕まえようと追いかけるけれど、カタツムリは滑るように素早く動いて、図書館の奥へ奥へと進んで行く。 そうしているうちに見たこともない棚に囲まれていたルウ子は、怖くなって引き返すけれど、行けども行けども棚は続き、心が不安に押しつぶされそうになったその時、目に飛び込んできたのは『雨降る本屋』だった。 ドアを押し開けて入ると、中は雨が降っていた! 床には草や苔が生えており、棚に本がたくさん収まってはいるけれど、店主は不機嫌だけど本を愛しているドードー鳥のフルホン氏。彼と共に本屋にいたのは舞舞子さんという不思議な雰囲気の女性で、彼女は半分は人間で半分を妖精にあげてしまった妖精使いだった。彼らはルウ子が人間の子供だと知ると、頼みたいことがあると言って今この雨降る本屋が抱えている問題を教えてくれた。 この本屋さんは、ただの本屋さんではない。 生き物の忘れてしまったお話の種を、記憶のたっぷりと詰まった雨で本へと育てていき、その本を売っているのだという。 しかし最近この物語の種がどうやら不作で、上手く本にならない。 この原因をどうかルウ子に調べて来て欲しいというのだ。 何故ならこの物語の種が集う『ほっぽり森』は、人間の“夢見る力”でないと行かれないからだった。 ちょうどやってきた特別な青い小鳥の男の子、ホシ丸君と一緒にルウ子はほっぽり森へと向かうのでした。 果たしていったいそこで何が起こっているのか。 描写がとにかく繊細。 児童文学って、本当に言葉がやさしくい。そしてうつくしい。 簡単な言葉だけど、単純な文章にはなっていなくて、想像力を増幅させるようなスイッチがめちゃくちゃ押される。 バクは目を覚ましたのか。幽霊はちゃんと小説が書けているのか。幽霊の書き残してしまった小説はどんなものだったのか。本当は現実でどうなっているのか。 それにしても“ほっぽり森”の描写、透明な木々や、物語りの種の震える音、大きくなった物語の種を掬い上げる花が浮かび上がる場面と、ため息が出るほどうつくしい文章がたくさんあって、児童書はこれだから!ととっても楽しかった。 続きも忘れないうちに読みたい。

Posted byブクログ

2023/02/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ファンタジー 中学年 世界観が美しく描かれていて柔らかい。 ルウ子は何歳書かれていないが、中学年ぐらいかなと推察される。 図書館の奥に「雨ふる本屋」があり、カタツムリを追いかけていくうちに不思議な世界に行く。 そこで出会うフルホンさん、舞舞子さん、ホシ丸くん、七宝屋さん、セビョーシ、シオリ。 おはなしの種がうまく作られないからルウ子がおはなしの森に行き、なぜそうなっているのか解決をしに行く。 最終的に話を荒らしていたゆうれいとも和解し、自分が書いていたお話も思い出し帰宅する。 雨ふる本屋シリーズの1作目。

Posted byブクログ