雨ふる本屋 の商品レビュー

日向理恵子【作】,吉田尚令【絵】

2021/05/28

　3年くらい前に読んだことがある。どんな話だったか、思い出そうと読んでみた。　
　物語の大切さが伝わる内容だった。もっと小説やお話を読みたくなった。

2021/05/14

梅雨に入る前に・・・と前から読みたかったこの本に手を伸ばしました。
もっと早く読めばよかったー！！

本屋さんの描写が細かく、イメージがとめどなく広がります。(ファンタジーっておもしろい！！)
あと、舞々子さん、シオリやセビョーシ、フルホン氏などなどキャラクターも魅力的。七宝屋さんが私は好きかな。

続きがあるので読んでいきたいです。

2021/04/01

雨ふる本屋に迷い込む
不思議な物や出来損ないの本があふれてる
本は想いや想像から造られる
小さな種から芽吹いて実って
その種誰かが食べてしまう
それが冒険へのはじまりはじまり
これから芽吹くはずの本を守る大冒険
雨の日だから見つけられるのかもしれない
雨の日外出て不思議な本屋を探しましょう

2021/03/06

最後まで完結していない本を助けてあげる物語
ちょっと低学年向けかな
シリーズものなので他も読んでみます

2021/02/18

ファンタジーへの入り口にもなりそうな雰囲気のいい物語だった。本や物語はとても素敵で大事なものなんだってこともストーリー全体を通して伝わってくる。続編があるってことはきっとまたあの場所に行けるんだね。

2021/01/26

魅力的な登場人物、読む人を引き込むテンポと展開、優しい挿絵、ルウ子の心が少しずつ動き出す様子｡このお話の好きな部分は色々あるけれど、なんといっても場面描写が物語全体に与える、不思議で静かな雰囲気が一番好き。春のシトシト雨のような、ふわふわ浮かぶシャボン玉に映った景色のような、すぐそこにあるのに、絶対にしっかりとは掴めない、とらえどころのない静かで優しい温かさ。読み進めていくうちに、私自身の心も「雨ふる本屋」の雨に洗われていくような清々しさが好き。ヒラメキの今後も気になる。

2020/12/31

甥っ子ちゃんにおススメされていたのに、コロナで会えないことを理由に読むのを先延ばししてました。。
お正月に電話で話すかもしれないと思い慌てて読み始める私・・・ごめんよ。

おつかいの帰り道、カタツムリに誘われてたどり着いたのが図書館の中にある「雨ふる本屋」。

人間や動植物など、すべての生き物の涙や汗なんかに染み込んだうれしさや悲しさの心や記憶が、蒸発してまじりあって長い年月のあと雨となって降ってくる。
人間に忘れられた物語の種を、その雨で育ててあげると摩訶不思議な素晴らしい物語が出来上がる。
そんな本を育てている不思議な本屋の物語です。

この設定、読書好きな甥っ子ちゃんが好きな物語だというのもわかるなあ。
きっと日ごろから図書館や本屋さんがワクワクする場所なんでしょうね。

表紙もかわいくて、手に取りたくなる本でした。

2020/12/09

普通の本とはちょっとちがう、雨降る本屋さん。
フルホンさんと舞々子さん、ホシ丸くんもかわいらしい。本屋でレインコート着て長靴履いてってなかなか珍しいお話だった。
ルウ子の冒険はまだ続いていくのかな。

2020/09/27

赤ちゃん返りするみたいな感覚で、何度も何度も読みたくなる。
3、4年生向けらしいけど、これは疲れた大人の方が読むべきなのかもしれない。考えさせられるものがある。
ストーリーを忘れるのが怖いくらい好きな本。
買ってもらったのは5年前くらいだけど今でも読んでる。

2020/08/16

雨と本…相容れなさそうな取り合わせですがとても素敵な本屋さんでした。カタツムリが案内してくれるのも素敵。キャラクターも魅力的。誰かが途中で投げ出した物語も、途切れた夢の続きも、雨の雫で本になる。続編も読みたいです。