火と水と木の詩 の商品レビュー
建築家といっても、いろいろいるわけであるが、 吉村順三という建築家は 人が住むことを 重視した建築家だと思った。 語られていることは、平易であり、 人間重視の人間の住処を心得た 等身大の建築家の姿が見える。 暖炉(ファイヤープレス)は、自分が火だと思って作ることだという。 火...
建築家といっても、いろいろいるわけであるが、 吉村順三という建築家は 人が住むことを 重視した建築家だと思った。 語られていることは、平易であり、 人間重視の人間の住処を心得た 等身大の建築家の姿が見える。 暖炉(ファイヤープレス)は、自分が火だと思って作ることだという。 火を中心にした、生活っていいなぁ。 水については、水のあるところが幸福であり、家には水がいるという。 火と水と風。そんなものが 住処に感じられることで、 木のぬくもりもよく見えてくるのだろう。 写真から見た南台の家は、しっとりと落ち着きがある。 COZYのある家。居心地がよく、くつろいで、落ち着く場所がある。 生活者の住みたいことをきちんと観察して、家を作るって、 当たり前のことだが なかなかできないことだ。 丹下健三が、部屋を全部 畳にしたので、離婚した。無理をしてはいけない。 という言葉が、なんとも 間のある言葉だった。
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目に止まった箇所の抜粋です。 住宅をやらせるとできない建築がいっぱいいます。有名な先生で。それは結局いくら大きなビルを造っても、中の人のことを考えていない。その人を考えるということは、その人の生活を考える訳です。その生活というのは、その土地にぞくしている訳でしょう。
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この南台の家がとても居心地が良さそう。p22の庭がいい。ウチも部屋の出入り口が2つあってぐるぐる回れるようになっている。行き止まりのない家っていいです。地震には弱いかもね。
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吉村順三という人物が、とてもよく分かった。建築家としては、とても謙虚に建築に向き合い、住宅を作品ではなく、住む人の気持ちや価値を大事に仕事をされている。人と住宅の関係を、「住む人はその家に住まわされる運命、これはやむを得ないと思う。・・・だから誠意を尽くす。」との言葉が、とても印...
吉村順三という人物が、とてもよく分かった。建築家としては、とても謙虚に建築に向き合い、住宅を作品ではなく、住む人の気持ちや価値を大事に仕事をされている。人と住宅の関係を、「住む人はその家に住まわされる運命、これはやむを得ないと思う。・・・だから誠意を尽くす。」との言葉が、とても印象に残った。
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星五つ! 建築家の建築への想いが優しく伝わってくる良書。 僕も建築への初心を忘れないように、定期的に読み直したいですね。
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○南台の家(自邸)の変遷、写真、図面 ○吉村順三の講義 ○対談 ***** グリッドの一部分が変形したときに、何か生き生きとしてくる。モンドリアンの絵を見ていてそういうことを感じたことがある。 日本へ帰ってきて、京都へ行ってみると美しい家というのは皆天井が低いんです。天井の...
○南台の家(自邸)の変遷、写真、図面 ○吉村順三の講義 ○対談 ***** グリッドの一部分が変形したときに、何か生き生きとしてくる。モンドリアンの絵を見ていてそういうことを感じたことがある。 日本へ帰ってきて、京都へ行ってみると美しい家というのは皆天井が低いんです。天井の高い家というのは、日本がその当時成金になっている時代で、アメリカあたりでも第一次世界大戦後、高度成長して、自分の富を見せたいというような時に、天井の高い家が生まれたのだと思います。 水というものは、人間の幸福に関係がある 建物じゃなくて建物のないところ、それが学園じゃないかと思う。
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